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今では誇張法の使用頻度は自分の施術の中ではかなり高いのですが、ここまで使っていて効果がある程度出ているのはやはり長野式と均整法を学んでいたおかげであると思います。
均整ではからだのゆがみを結構細かく診ます。肩の高さ、腰の高さ、からだのねじれ具合、重心側はどちらか、動かせてバランスも診ることも行います。また、からだの背骨の一つ一つの意味、あちこちの場所の相関関係や経絡まで勉強します。治療の技術としては均整法を今では使用しませんが、患者さんの観察にはいまだに使わせていただいています。長野式では、腹部や背部の圧痛の意味から患者さんの主訴への関連を考え、そしてその圧痛に応じてそれぞれの処置法を使って圧痛を解消、患者さんを改善の方向にもっていこうとします。 逆に誇張法にはまったく理屈っぽいところがありません。固いところをゆるめる、ただそれだけです。技の数も数えるほどしかありません。よく思うのですが、最初に習った治療法が誇張法だったら逆に途方にくれてしまっただろうと思います。多分どこから手をつけてよいか分らないであろうし、改善しなければ他にどんな方法があるかも思いもつかなかったのではと思います。 長野式と均整を学んだおかげで、患者さんのからだのどこを変化させれば症状の改善につながるか一応自分なりに考えることができます。また、からだは繋がっていることがわかるので、肩の問題だったら肩だけみるのではなく、肘や手首、肋骨、股関節などを考慮にいれながら施術にあたることができます。腰であれば、腰椎や骨盤だけでなく、足関節や膝、股関節、頭蓋骨などを考慮にいれながら施術にあたることが出来ます。また、経絡や相関関係の考えから遠い関節を操作することによって問題の箇所を変化させることも可能になってきます。さらに、誇張法の技術だけでは患者さんの改善が難しい時、長野式的にからだの他の部分を変化させたり、その症状にあった経穴を併用することにより、患者さんの改善がもっとスムーズになるかもしれません。誇張法だけを学んでいてはこういったアイデアは自分には出せなかったのではと思います。 外国に行けば自分の国のことがよくわかる、と私が高校時代アメリカに行く前によく言われたことがあります。確かにアメリカで3年間暮らした経験から、逆に日本ってすごい国だなぁと思うことしばしばです。同じようにまったく正反対の性格をもつ誇張法と長野式、それも手技と鍼灸という畑違いの治療法を学ぶことによりお互いの特長を生かすことが少しずつ自分の中では出来ているような気がします。 これからも誇張法の技術を長野式から見たり、逆に長野式の処置を誇張法の技術から見ることにより少しでもこの2つの治療法が自分の中で統合できるようになればと思います。
by kaiondo102
| 2009-08-05 22:43
| 長野式とオステオパシー
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