数か月前に5歳のダックスフントが椎間板ヘルニアからくる左足の痛みで来院して意外と結果が良かったことは以前にこのブログでもご報告させていただきました。
その後、ひと月に1~2回のぺースで来院しておりますが、一度間のあいたときにまた左足が痛くなった感じだったもののその後の施術ですぐに改善し、今ではそれまで散歩にもあまり行けなかったのに、毎日散歩に行けるようになったと飼い主さんが報告して下さいました。また、最近では足が痛くないのが当たり前になったせいか、飼い主さん自身が自分の犬の足が悪いということを忘れることが出来るようになったともおっしゃってくださいました。
そのダックスの施術の効果をお知りになって、夏前にそのお友達の方がやはり犬を連れて来院されました。伺うと、心臓弁膜症とのことで、息がすぐハァハァして上がりやすく苦しそうになるということ。早速施術をしてみました。
誇張法でS2(?)から背骨を誇張法で調整します。肩甲骨の間の胸椎の部分が詰まっており硬い感じがしますので、少しそこを念入りに施術しました。人間でもこの辺は心臓に関係しますので、犬も同じなのでしょうか?
一度施術をしてその一カ月後またいらっしゃいました。するとその後息が上がることがなくあったと飼い主の方がおっしゃって下さいました。また、夏の間はもっと調子が悪いそうですが、今年はこの暑さにも関わらず元気だともおっしゃっていました。
人間もこんなにスムーズに改善してくれれば、苦労しないなぁと思いながらもやはり誇張法の治療法としての優秀さに驚かされた今年の暑い夏の思い出でした。