日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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病のヒエラルキー

①昨年来られていた50代の女性、その時は両方の手首のリウマチが主訴でした。週に一回の施術を確か5カ月ぐらい続けました。すると可動範囲はあまり拡がらないものの、家事をしていて痛みが無くなりました。遠方から来られている為か、痛みが無くなって数回施術したら、もう治ったからいい(ご家族談)と来られなくなりました。その後、時折娘さんがいらっしゃいますが、「お母さんはどう?」と伺うと「全然平気みたいですよ~」と教えて下さいます。
②一昨年来られていた慢性腎炎の30代の男性。典型的な口呼吸で腎炎の人に良く見られるような超肋骨がいびつな身体をされていました。体重も10キロぐらい落ちて疲れやすくてどうしようもないけど、必死に会社に行っているとのこと。週一回の施術をして1カ月ぐらいで食欲がもどり、数か月すると体重も8キロ増、疲労感も無くなり口呼吸もなくなり、数値も安定しました。やはり半年施術をして昨年のゴールデンウィークの前に忙しいから、ということで来院されなくなりました。先日ご紹介下さった奥さんがいらっしゃり、ご主人の事を伺うと「調子は良いみたいですよ。良いから来ないって言うんです」とのこと。

別に上に書いた症例は自慢話で書いた訳ではありません。

③ここ5年ぐらい週一回来られている現在70代前半の女性。腰痛が主訴で来られていましたが、腰痛は来始めた時とほとんど痛みの具合が変わらず、最近は足まで痛くなってきました。結構一生懸命やっているのですが、その時はある程度良くなるのですがまた次に来られる時は腰痛は5年前とほとんど変わらず、足の痛みも増えましたので全体としては調子が悪くなっています。

④以前ブログで書かせていただいたシェーグレンといわれた70代女性。唾液の量は正常になり足の痛みは無くなりましたが、腰痛はほとんど変化ありません。最近は時折お腹も痛いとおっしゃられています。昨年から約一年間ほとんど週一回来ていただいておりますが、あんまり良くなっておりません。

先日までクラシカルオステオパシーの神様といわれるマービンウオルドマン先生のDVDを翻訳しておりましたが、その中で先生は「どうしてオステオパシーは軽い整形外科疾患しか診られない程度に落ちぶれてしまったのだ!!!」と強く嘆かれ、本当は「もっと難しい病気にも効果的な治療法なのに、命を救うことが出来る治療法なのに・・・」と嘆かれ生徒達を鼓舞しておりました。

そのお気持ちが解らないではないですが、ここで私が疑問に思ったのはいわゆる整形外科的な疾患というのは他の内科的な病気に比べると難度が低いものなのでしょうか?もしその理論から私の先程挙げた症例を見ると、リウマチと慢性腎炎の方が腰痛と足の痛みよりも難しい病気のはずです。しかし、その難しい病気を持たれていたお2人はなぜか改善されその後再発されていません。しかし、③と④の方は週一回を年単位で来られているにも関わらずほとんど改善しておりません。理論的に言えば、簡単であるはずの腰痛と足の痛みの方が早く改善し、リウマチと慢性腎炎はもっと時間がかからなければいけない、あるいは私の手に負えないはずです。

松本先生の症例報告を読んでも難しい病気のオンパレードで、長野先生に至っては「腰痛などの良く見られる症状は割愛する」とまでその著書に書かれています。そんなぁ~。

この業界に入りたての頃、松本先生の症例報告を読みながら、いつかは自分も難しい名前のつく内科的な病気を治してみたいと思っており、からだの痛みなんて何年か経験を積めば簡単に治せるようになるのでは、と夢想しておりました。私の頭の中には身体の中の方の病気の方が身体の痛み的な症状より格が上と考えておりました。いってみれば病気にもヒエラルキーがあると思っておりました。でも本当に病にヒエラルキーなんてあるのでしょうか?内科的疾患と整形外科的疾患に身分の差なんて本当にあるのでしょうか?

13年やっておりますがその最下層のヒエラルキーに属する簡単な整形外科的疾患に未だに悩まされております。アメリカのお父さんとお母さんのからだの痛みは全然変化せず、一時期は産後の女性の腱鞘炎にまったく太刀打ちできなかったこともあります。ぎっくり腰をやったと予約が入ると今でもドキドキします。なかなか腰痛も良くしてあげることができません。

そんなわけでやはり足元を固めよう、ということでこれから数年はトリガーポイントなどの本を読みながら、じっくり身体の痛みに取り組まねば、と思っているクリスマスの夜でした。
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by kaiondo102 | 2011-12-25 01:27 | 臨床雑記 | Trackback | Comments(5)
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Commented at 2011-12-26 00:23 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tomo at 2011-12-26 09:18 x
井穴療法の本の中に「病気は神経から」とあります。自分も試して思ったのですが、いわゆる病気(神経のアンバランス)に対して、これらの療法が効果的なのです。そして、何故か整形外科的なものには効果はあまりありません。(私の能力の問題もあると想いますがw)腰痛、膝など各関節には、そんなに複雑な組織はありません。原因のほとんどが筋や結合組織関連の組織です。これらは、神経的なアプローチとは関係ないところで、物理的に変化しているので、神経的アプローチとは別に物理的なアプローチは必要だと感じています。治療法自体の性格による適材適所という考えに至っています。
Commented by kaiondo102 at 2011-12-26 11:47
私も福岡出身です。これからもタラタラ書いていきますので、よろしくお願いいたします。
Commented by kaiondo102 at 2011-12-26 11:51
トモ先生
でも、五臓の乱れがからだの痛み(末梢のトラブル)として表れると澤田先生はおっしゃられていますので、本来であれば(達人?)同じアプローチで病気も痛みも対応可能なはず(理論的には)と思います。

しかし、腕がついていかない為理論通りにいきませ~ん。
Commented by 中野 at 2011-12-26 12:39 x
そうだったんですね!
まだまだ開業3年目ですので実力も経験も先生には遠く及びませんが、色々と勉強させて頂きます。
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