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やはり12月に入りますと、一年の疲れがでるのか、又は飲み過ぎ食べすぎなのか、ぎっくり腰やぎっくり腰のような背中の痛み、急な頸の痛みを訴える方が結構いらっしゃいます。
改めてこういう時には誇張法に助けられています。実は今年のはじめも誇張法には大きく助けられました。 今年は確か1月5日から営業を開始したと思うのですが、1月3日に患者さんからメールが入って、その方の大学生の息子さんが背中が痛くて夜も寝られないとのこと。そこで申し訳ないが施術をおねがいできないか、というものでした。たまたまその時は酔っぱらっていなかったので、直ぐに連絡をとって、来ていただきました。 お話を伺うと、12月31日に左の背中が痛くなり始め、どんどん痛みがひどくなり、その内動けなくなりました。立っているのがようやくで、座るのには痛みに耐えながらようやく座れるのですが、横になるにはその過程が痛すぎてなれないそうです。31日、1日、2日とソファーに布団を重ねて、なんとかうとうとしていたそうです。正月に病院に行くのも嫌だし、病院に行くとしてもまず施術を受けて動けるようになってから、と思ったそうです。 いらしてみると、なんか案山子のようです。首と左腕はある角度でないと痛みが出るそうです。シャンバーを脱ぐのも、お母さんに手伝ってもらい「いて~」と唸りながらようやくです。とうてい横になれそうにもないので、座ってもらおうと思うのですが、なかなか座れません。身体を支えてあげてなんとか座ってもらいました。しかし座っていても、たまに左腕や頭の角度が少しでも変化すると、強い痛みが襲ってきます。 こういう時はひたすら、誇張法です。とにかく、S2からC5ぐらいまで調整、今度はR1から12まで肋骨を調整します。一年前のことですので、細かい所は覚えていませんが、やっているうちに頭と左腕がすこしずつ動いてきました。下から上、そして上から下と何往復かすると、痛みが少し楽になってきたそうです。そして、息を吸うと痛いというので、寝ていれば太ケイを使いたかったのですが、それも出来ないので、R12の先端の京門を親指でぐっと押さえると、少し息が吸いやすいくなるそうです。少々おさえてそれで終わりにしました。確か、動きが少し楽になっていたと思います。立ちあがるスピードや歩くスピード、そしてジャケットも一人で着れます。 次の日にいらした時は、動きが随分スムーズだったのを覚えています。あのあと、何日かぶりにお風呂にゆっくり入ったら、さらに痛みが減ったそうです。3日連続して施術をしたら、痛みがほとんど無くなりました。 この年末は今度はその電話をくれた方がぎっくり背中みたいになっていらっしゃいました。右の背中の上の方が痛くてしょうがないそうです。首を前後屈させることが出来ません。 この方は仰向けで頭を上に挙げると、ずきっと右肩に痛みが走ります。足を引っ張っても押しても、凹んでいるところを押さえてもほとんど効果ありません。こういう時は座位の誇張法です。ゆっくり起き上がって座ってもらいます。相変わらず首の前後屈はつらいです。D2からC5ぐらいまで物凄いズレています。 何とか良くなってほしいなぁと祈りながら、D5からC5まで誇張法で調整、ゆっくり首を前後屈していただきました。すると「ラク」。今度は頭をテコにしてクラシカルと誇張法のあいのこのような感じで調整すると「ほとんど痛くない」、となりました。 今日、その方がもう一度いらっしゃいましたが、頸は痛くなくなった、とおっしゃっていました。 やはり凸凹も足の牽引も万能ではありません。どうしてもそれでは痛みの取れない方がいらっしゃいます。そういった方には誇張法が最後の砦になります。 今年の年末年始、急性の痛みには誇張法に大変お世話になりました。誇張法を知らなかったら、自分の施術家人生はどうなっていたでしょうか?痛みに苦しんでいる方をただ手をこまねいて見ているだけだったのでしょうか。 やはり出会いとは素晴らしいものです。本当に誇張法を知っていてよかった、と思う2013年の年末です。
by kaiondo102
| 2013-12-26 01:17
| 臨床雑記
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Comments(4)
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誇張法の効果、素晴らしいですね!
来年も色々と教えていただきたいです。 よろしくお願いしますm(__)m
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誇張法はほんとういいです。
こちらこそ来年もよろしくお願いいたします! ![]()
急性の運動器疾患への対応は長野式ではイマイチなんですか?
私の場合は、長野式を手技で応用させていただいているため、やはり鍼ほどの切れ味はありません。それが私が長野式で急性の運動器疾患に対応できていないでは、と思います。
長野式に習熟された鍼灸師の方でしたら、十分すぎるほど対応できると思います。 ![]()
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