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何年か前にいらっしゃった蜂蜜屋の六十代のおじさん、久しぶりに電話があって予約をいただきました。電話口で「また肩が痛くなっちゃってさ~」とのこと。
前回は右肩の四十肩の痛みでしたが、今回は反対側の左の四十肩の痛み。動かしてもらうと床より平行より腕を上に挙げることができません。袖を通す時に痛むそうです。半年前から痛み始め、治るかなと思ってほっておいたそうですが、最近痛みが強くなって夜も寝るのがつらい時があるので来ることにした、とおっしゃいます。 うつ伏せになってお身体を拝見すると、左半身が大きく縮んでいる感じで右半身が伸びきっている感じです。肩の小腸経ラインが大きく左にずれています。いつも通り骨盤と背中を調整します。肩の小腸経ラインが左にずれているのは最近やり始めた首の付け根をずらしていく方法で調整すると、何となくきれいになってきます。そこで仰向けになっていただきます。 一度左手を上げてもらいました。すると床に対して90度を少し超えた所で痛みます。肘を直角に曲げ少し腕を開き前腕を外側に開くと「痛い」。骨盤を調整、帯脈の圧痛を取ろうとするも痛みはありません。右の肩を調整、陰陽交叉で効くかなと思い、右の足首をもって股関節を内旋、外旋させるように捩じると外旋させた時に気持ちが良いとおっしゃいます。左の肩が下がって、右の腸骨が下がって(うつ伏せの状態で左右の高さを比べた状態で)いるので、足を少し外に開いて右の腸骨から左の肩のラインでさらに下げるように軽く牽引をかけながら股関節を外側に捩じります。その状態で左の腕をもう一度万歳してもらうとすっと上まで挙がります。ご本人も「あれ、挙がるよ、でも最後が痛い」とのこと。しばらく外旋・牽引、飽きた所で脚を戻して左腕をもう一度挙げてもらうと「先生~痛くないよ~」。 肘を直角に曲げて外側に倒してもらうと、随分倒せますが最後の最後で少し痛みがでます。そこで上腕骨頭を肩甲骨から引き抜くような誇張法の調整をしばし行いもう一度倒していただくと「痛くない」。 頭と首を軽く調整、起き上がっていただくと腕をぐるぐる回します。上着に左腕を通す時も非常にスムーズです。「いや~せんせ~痛くないよ~、何したの??」ととても喜んでいただけました。一応また痛みがぶり返すかもしれませんから、そうなったら来て下さいと伝え終わりにしました。 だめな場合もありますが、この股関節を気持ち良い方に捩じって肩を調整する方法は結構効果があります。患者さんも結構びっくりされますので、とても面白いです。今回はそれに牽引技法を加えてみましたが、どうやら上手くいってくれたようです。 均整法の創始者亀井先生がその講義の中で、「我々は腕の悪いのを脚を使って治すのである。」ということをおっしゃっていたのを以前何かで読んだ気がします。ようやくそれらしきことが少しは出来るようになったのかな、という感じのしたとても気持ちの良い症例でした。
by kaiondo102
| 2015-02-17 00:29
| 臨床雑記
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Comments(3)
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