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あまりにも勉強しすぎるので、お母さんが体調を心配して2~3週間に一度来院している今年高校3年生の女の子、ある時胸が痛い、といって来院しました。
聞くと、右胸の横が何もしなくても痛くて、息をしたり特に下にあるかばんを右手で持ち上げる時一番痛い、と言います。お医者さんにはまだ行っていないそうです。 とりあえず痛む所を手で押さえてもらうと、R10~6ぐらいの胆経ライン周辺を押さえます。息を吸っても痛みます。でも身体を色々動かしてもあまり痛みはひどくなるわけでもありません。 まず、懸鐘に圧痛があるので気水穴処置のつもりでその圧痛をとります。そこで息をしてもらうと少し楽になりました。骨盤、背骨を調整、仰向けで骨盤、帯脈の圧痛をとります。特に右の帯脈の圧痛が強かったので、ここがゆるめば良くなるかな、と思ってしっかりゆるめました。それから肩、首、頭を調整、一度起き上がってもらいました。「どう?」と聞くと来た時よりは良いけどまだ痛むとのこと。 座位で身体をひねってもらうと右にひねった時に痛みます。骨盤を押さえながら右にひねると少し楽。それからD11が変なので誇張法で調整、もう一度捩じるとだいぶ楽になりましたが、まだ痛みは残ります。試しにかばんを持ち上げてもらうと来た時よりは良いけどまだ痛みは残る、といいます。 高校生だし2~3日経てば治るかな、と思って一応一週間後にまた来てもらいました。 一週間後に来院すると痛みは10から3に減っていましたが、まだ本人はすっきりしない様子です。同じように施術をして、一旦起き上がってかばんをとってもらうもまだ痛みます。 右腕を万歳してもらったり色々動かしてもらってもその右の肋骨には痛みが出ません。膝を立てて左右に倒してもこれまた痛みは出ません。ふと右腕を万歳させて、その痛いと言っている所を軽く掌で押さえてみました。すると「それが痛い!」といいます。右腕の前腕をおでこの上に載せてもらいながら右ろっ骨を押すとやはり「痛い」。どうしようかな、と思いとりあえず凹んでいる右腸骨の上を左方向に軽く押して、もう一度右ろっ骨を押さえると「痛くない」。 右ろっ骨を押さえる角度を色々変えて痛みを探しては右腸骨の凹みを押さえて全部その圧痛をとりました。押さえた痛みが全部無くなった所で立ってもう一度かばんをもちあげてもらうと「痛くない」。その2週間後にもう一度来院しましたが、もう右ろっ骨の痛みはすっかり無くなったそうです。 あと先日、最近動悸がして左胸が締め付けられる感じがする、という50代の女性がいらっしゃいましたが、左腕を万歳して左の側胸部を押さえると「キューっと痛みます」とのこと。同じように凹んでいる左腸骨の大転子を押さえるとキューがなくなります。その施術を2回続けると本人曰く、心臓がキューとなるいやな感じが無くなり動悸も軽くなりました、とのこと。 あと昨日いらした方は、左足の小指の内側にタコが出来て皮膚科にいったけど全然解決しないんです、とおっしゃられたので、じゃあちょっととれるかやってみましょうか、ということで凸凹をやってみました。 仰向けで小指の内側のタコの痛みを確認、凹んでいる左の大転子を押さえもう一度タコをおさえるとあら不思議、痛みが無くなります。左の大転子を軽くおさえながらタコも押さえていると、ふーっとタコの固い皮膚が緩む感じがします。角度を変えてタコを押さえても全部痛みが無くなるまで痛みをとりました。 帰りがけ、「先生、靴履いても痛くない!」と玄関から大声で教えて下さいました。 この凸凹操法を発見したのは数年前の事ですが、それまでも患者さんの身体には凸凹があったはずです。しかしその当時の私にはやはり目が出来ていなかったので、それを見てとることが出来ませんでした。しかし、それでも続けていると少しずつ私の目の曇りが薄くなってくれたせいでしょうか、患者さんの身体の凸凹に気がつくようになり、それを押さえることで身体中のあちこちの痛みをとることが出来るようになりました。 誇張法の斎藤先生が良く「身体はここが悪い、と教えてくれるからそこをやれば良い」とよくおっしゃっていました。その時は全くそんなことは分りませんでしたが、そんなこともあるのかもしれない、と少しだけ実感が最近出来るようになりました。 やはり継続は力なり、なのかもしれません。
by kaiondo102
| 2015-04-10 00:51
| 臨床雑記
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Comments(6)
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Isiah
at 2015-04-10 07:27
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恐るべし凸凹操法!
いざというときに使わせていただきたいです。 「見る目」の変化は、「気が付いたら」といった感じで、その境目がいつもよく分からないことが多いと実感します。 あ、まるで出来るようになったかの表現ですが、未だ以て全然出来ていません(笑)
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kaiondo102 at 2015-04-10 23:19
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kaiondo102 at 2015-04-12 19:48
良くなった症例だけ載せてますので、くれぐれも誤解なさらぬように願います。
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たか
at 2015-06-14 09:19
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kaiondo102 at 2015-06-15 00:25
ありがとうございます。
kaiondo 102@yahoo.co.jpまでメール下さい。
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