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クラシカルオステオパシーとお付き合いするようになって10年近くになります。このブログでも何回か書かせていただきましたが私には最初このクラシカルオステオパシーがさっぱり理解できませんでした。身体をくるくる回してゆらゆら揺らしてボキっとやって「はい終わり」。もっと神秘的なテクニックに憧れた私は正直がっかりした覚えがあります。 しかし日本クラシカルオステオパシー協会の通訳として再びクラシカルとのお付き合いが始まりました。国内外のセミナーで通訳をやり、資料を翻訳しているうちにだんだんクラシカルの良さが分かってきました。そしてクラシカルを見直すことによって自分のそれまで学んできた技法を一つにまとめることが出来ました。クラシカルに会えてお付き合いがここまで続いたのは、本当に幸運なことでありました。 その中で最近クラシカルからヒントをいただいたのは技法の流れの順番です。クラシカルオステオパシーは身体調整というだいたい20分くらいで終わるルーティンを中心に構成されています。患者さんは仰向けで右の足から治療始めます。右の下半身、上半身、左下半身、上半身からそこからすぐに頸部と頭部を治療します。それが終わるとうつ伏せになっていただき左半身、右半身を治療し最後にボキっとやって終わります。 私がクラシカルのルーティンで理解できなかったのは、この頭部の治療がルーティンの早い段階で出てくることです。均整法では頭部や頸部はどちらかというと施術の最後の方でやる、と学びました。どうしてか、と言いますと均整法の創始者が、現代は頭が疲労する時代なので、身体を落ち着かせてから頭を最後に落ち着けさせる良い、ということを確かおっしゃっていたからです。自分の施術も頭部を最後にずっとしてました。 ですがこの数か月、なかなか膝や肩などの四肢の痛みが良くならない方に対して、ふと思い立って頭をやってから痛い所を施術してみました。すると不思議なことに頭を施術した後に四肢の痛みをチェックすると頭を治療する前より痛みが軽減しているのです。 どうして頭を治療すると痛みがあんなに軽減するのでしょうか?最近出ている理論には慢性痛は脳に痛みが記憶されている、あるいは脳の一部が慢性痛の患者さんは委縮している、というものを良く伺います。その為に腰痛患者さんにうつ病の薬を処方することもある、と聞きました。また松本キー子先生は頭部のDLPFCという部分に近いツボに鍼をすることでこの部分の血流を改善させて慢性痛に著効を上げている、という報告も以前、鍼灸の専門誌に出ておりました。また長野式の長野潔先生は頭部瘀血の治療は肩関節痛に効果がある、ということをおっしゃられ、私も以前それをやり効果を感じておりました。 ということは頭を先に施術することによって何らかの刺激が脳の痛みに関係する部分に入って、それが落ち着くことで四肢の痛みが軽減されるのでしょうか?そしてそれをクラシカルオステオパシーのルーティンを現在の形に完成させたジョンワーナム先生はご存知だったのでしょうか?クラシカルの奥深さをまたまた見せていただきました。 今持っているものを徹底的に見直すことで新しい閃きを得ることが出来ます。そんなことを感じた10年目になるクラシカルとのお付き合いりました。 お知らせ・・・日本クラシカルオステオパシー協会ではファンデーションコースを東京で開催することを予定しています。それに先立ち紹介せみナーというのを開催しております。クラシカルがどういったものかご説明させていただき、実際に少しだけ体験していただくものです。次回は3月25日の日曜日、午前十一時から十二時半まで予定しております。参加費は5000円です。一応私の施術所でやりますので、参加ご希望の方は私のアドレスkaiondo102@yahoo.co.jpまでご連絡ください。 またファンデーションコースの詳細は日本クラシカルオステオパシー協会のHPに出ております。リンクをどう貼ってよいのか分からないので、すみません。お手数ですが直接そっちを見てみてください。
by kaiondo102
| 2018-03-01 23:23
| オステオパシー
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