日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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根本治療で効果を出すために 4

まず考えなければいけないのは、その根本治療であり伝統武術が誰によって完成され、その創始者がどのレベルの時点で世間に広められていたか、ということではないでしょうか。

それを考えてみますと、基本的にはどの治療法も伝統武術も超天才あるいは達人の創始者が最終的に到達したレベルのものが一つの流派、として世間に提供されているような気がします。例えば沢田流の太極療法では、すでに沢田先生が円熟の境地に入り始めた頃の事が鍼灸真髄に書かれております。経絡治療も柳谷素霊先生をはじめとする昭和の達人がある意味完成した治療法と聞きます。クラシカルオステオパシーではワーナム先生が基本的にルーティンを中心とする手法を打ち立てたて、大学を創立しイギリスでクラシカルオステオパシーの協会を設立したのがちょうど1980年代、ワーナム先生が70歳前後のことでありました。キャンベル先生曰く、ワーナム先生の治療が一番脂がのっていたのは70代の頃だった、とおっしゃられておりましたので、ちょうど達人レベルに達した時にクラシカルオステオパシーをさらに積極的に世に広め、同時にその凄さに魅かれた沢山の生徒がワーナム先生の大学に入学したと考えられます。

どこの馬の骨とも分からない中途半端な治療家が教える治療法より、この人は達人、名人だ、と思える先生から是非学びたい、というのは当たり前のことであり、だからこそその先生たちの下に多くの弟子が集まり一つの流派が形成されたのは当然でありましょう。

しかし、ここで問題なのはその創始者がすでに達人になってしまっている、ということです。私はワーナム先生の人生についてそこまで詳しくはありませんが、聞くところによりますとワーナム先生は30歳頃にオステオパシーをアメリカからイギリスにもってきたリトルジョンから学んだのがその始まりです。その他にもジョセリンプロ―ビーやら、エドワードホール、ダグラスマンなどイギリスのオステオパシーの創成期を担った先生から学んでいた、と聞いたことがあります。そしてワーナム先生は始めから達人ではなかったでしょう。いくらATスティルから直接オステオパシーを学んだリトルジョンに教えられたとしても、始めの何十年かはやはり患者さんを治せずに悩んだこともあるでしょうし、リトルジョン以外にも上述の先生に教えを乞うたこともあったでしょう。リトルジョンから学んだテクニックだけでなく、そういった先生から学んだ技法を色々試したこともあるでしょうし、もしかしたらオステオパシー以外にも目を向けた経験もあったかもしれません。

様々な先生に教えを乞い、沢山の患者さんに向き合い、治せたり治せなかった経験を40年した後に完成したのが現在のクラシカルオステオパシーであります。つまり今、我々が学んでいるクラシカルオステオパシーというのはワーナム先生が最終的に到達した境地の、達人、名人の業であり、あのシンプルなルーティンはワーナム先生の40年以上にも渡る学びの歴史と治療の経験の積み重ねと取捨選択の後の、「これだけやれば人は治る」というエッセンスが凝縮された最後の一滴では無いのでしょうか?

そんな凄いものを私のような才能も経験も何もない人間が学んでも、その有難さが分かることもありませんし、本来クラシカルの持つ凄さを体現出来ないのも当たり前です。いくら秘伝の武術の技を学んでも、力の強い人に掴まれたらまるで動けなくなってしまい何も出来ないのと同じであります。







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by kaiondo102 | 2018-07-17 00:55 | 臨床雑記 | Trackback | Comments(0)
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