日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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根本治療で効果を出すために 7

以前、医道の日本で読んだのですが、私の中で根本治療の一つに当たる経絡治療の名人がそのセミナーである質問をされたそうです。その質問とは「脈が変われば治ったことになるのか?」というものでした。その先生の答えは「脈が変わったと感じても、実際に患者さんの症状がどう変化しているか伺わなければならない。脈の変化と症状の改善と常にすり合わせをしていかなければならない。脈が変わったから良くなった、ということでは決して無い。」的なことが書かれていて、非常に印象に残ったことがあります。私はこのすり合わせこそ根本治療を志す先生がやらなければならないことの一つでは、と思っています。

例えばクラシカルオステオパシーでは診断といえば施術前に身体の歪みと背骨と骨盤の歪みを診ます。そして全部ルーティンが終わったらもう一度その歪みを診直します。しかしそれだけで終わりなのです。患者さんの肩の痛みや腰の痛みがどう変化したか、まったく診ようとしません。「ほら、治療前と背骨が変わっただろう」で終わりです。そもそも太腿の外側を一発平手でバチン、と叩いただけで身体は変化しますので、その程度の背骨の変化で改善の方向にある、と簡単に考えて良いものなのか、いつも不思議でありました。ワーナム先生が背中だけみて「はい終わり」だったからといって、その生徒である現在の海外の講師陣が背中だけみて「はい終わり」というのはちょっとおかしいのではないでしょうか?素人だった人間が40年のキャリアのあるワーナム先生のやり方をそっくりそのまま真似しても、ワーナム先生レベルの情報量を患者さんから引き出し、そして治療効果も出せると思っているほうが間違いだと思います。そして二言目には「我々は症状を治すのではなく身体を治しているのだ」とのこと。あまりにも偉そうにそんなことを言われていたので、一度「その考え良く分からない、そもそも身体を治せれば症状なんてもっと簡単なはずでしょ?どうして治さないの?」と海外の講師に言ったことがありますが、無視されたのは言うまでもありません。ちなみに同じことをクリスキャンベル先生に言ったところ、「そういうことを良く言っている奴はいるな!!」と大笑いされました。

海外のクラシカルの講師たちにとって足りないのはこの経絡治療の先生がおっしゃる「すり合わせ」だったのではないでしょうか?彼らの診た背骨の変化と患者の感想、圧痛、可動域の変化、そして症状の変化をすり合わせる、という自分のプライドをずたずたにされる作業をすっ飛ばし、ちょっとした背骨の見映えの変化で治した気になってしまっていることがクラシカルのレベルを下げてしまった原因ではないでしょうか?だから目の肥えた日本の治療家にそっぽを向かれ、海外ではオステオパシーの中のマイナーな流派に留まっているのではないでしょうか?









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by kaiondo102 | 2018-08-15 01:09 | 臨床雑記 | Trackback | Comments(4)
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Commented by 鍼師 at 2018-08-17 12:36 x
何だかんだ野⚫️整体的な感じがしますね。彼らも身体の弾力がどうのこうのと言って、症状とあまり向き合っていない感じがしますね。
そもそもやり方を真似たところで天才だった野⚫️晴哉と同じ効果をだせる人は今はいないのでは?
昔の高弟の中にはいたかもしれませんが。
Commented by kaiondo102 at 2018-08-17 21:01
ひと握りの天才の真似しても一般人には難しいです。才能が無いと自覚して人間は何とか天才に近づくべく、創意工夫が大切なのではと思います。
Commented by Isiah at 2018-09-09 22:25 x
とても考えさせられる内容です。
今回の内容は、クラシカルオステオパシーだけでなく、全ての手技療法に言えることだと考えます。

自分が時々この考え方(症状と摺り合わせないやり方)で治療してしまっていることに気付きました。

これが過ぎてしまうと「独り善がりの治療」になっしまい、本来の目的が からどんどん離れていってしまいますよね。

患者さんと正面から向き合うことを忘れないようにしていきます。
Commented by kaiondo102 at 2018-09-10 15:30
通訳しながらいつも感じていたのが、その理論や原理原則か身震いするほど素晴らしいのに、実際の治療ではギックリ腰や肩凝りすら解消出来ない、その理屈と現実のギャップでありました。

その現実を他山の石として、日々もがいていきたいと思います。
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