5年ぶりのリベンジを果たし、その日は太気拳の練習日の為意気揚々と道場にでかけました。
今日は治療も上手くいったし、きっと練習の組手でも上手くいくだろうと思っておりました。
ところがどっこい、組手の前の練りの練習では島田先生に「まったく不器用な奴だなぁ」とおこられ、組手でもさんざんでした。この日は上級者がほとんどいなかったため、私はある空手の流派の師範をやっている人とだけの組手になりました。外人さんなので力も強くやりづらいのですが、いつもは互角のような形になるのでありますが、この日はそうはいきませんでした。
相手の方が突いたり蹴ったりする時がチャンスなのですが、そのチャンスを上手くいかせず攻撃を入れることができません。顔面ががら空きなので島田先生が「そのまま歩けばはいるだろう」とのアドバイスがあり、「よし」と思って歩いて向かっていくと思いっきりビンタをくらいそのまま道場の床に投げらつけれました。
「何バカなことやってんだよ」と島田先生。「もう一度やれ」とのことで向かいあい組手開始。「歩いていけっていったのは先生じゃん」と思いながら今度は少し角度をずらし入ると上手く右の突きが相手にはいり、そのまま相手が横を向いてしまい組手もそこで終了。
終わりよしとはいえ、レスリングの経験者である私が思いっきりなげられたり、久々に引っ叩かれたりと散々な目にあいました。
とはいえ治療も上手くいき、組手も上手くいくとなったらこいつは天狗になるな、と思った神様の粋な計らいかと思い、来週の組手に向けてレベンジを果たすため、歩方の練習をまじめにすることにしました。