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今日来られた患者さんは紹介した方曰く「気難しい人」とのことで、私もびくびくしながら施術をすることに。
主訴は色々ありすぎるのですが、とりあえず今日は左の首から肩にかけての強い痛みと腕にかけてのシビレ。数年前頚椎ヘルニアと診断され、当時も同じような痛みに悩まされていたが、針灸やカイロを試すうちにだんだん痛みが薄れてきたとのことでした。今日のこの痛みはその当時を思いだすほど痛むそうです。 からだをみると、オ血、免疫、中カン、右期門に圧痛、そして糖に問題のある人に必ず反応のある右関門(オッディ)に強い反応がありました。 長野先生は「甘いものと神経痛(シビレも)は仲良し」とおっしゃられていたそうです。そこで「甘いもの食べました?」と聞くと友人が持ってきてくれたとても高級な和菓子を沢山食べてしまったと自白。内心「やったオッディで決まりだ」と思い施術を開始。 普通だったらすかさずオッディを上太白か公孫、あるいは築賓でゆるめ、そのまま痛みのないオッディをy法で刺激して、左上半身の痛みをとってみるのですが、「気難しい人」という一言にびびり、丁寧に四肢から刺激をいれました。 脾経と肝経の気水穴処置から始め、天ヨウを曲池でゆるめ、左右のL2,3を手三里、左のT6,7を右命門、甘いもの好きなので右のT10から上をすべて章門でゆるめました。そして痛みにもっともかかわる脾の反応点のT11、12の圧痛は上太白でゆるめました。おもしろいことに圧痛を確かめる為にT11と12を押すと、首から肩にかけて痛いところに響くそうです。 オッディを残し、腹部をゆるめ、首と肩の痛みを聞いてみると、痛みがかなりラクとのこと。腕のシビレはもう感じないとのことでした。そこでオッディを上太白でゆるめそのままy法で刺激をしました。10秒ぐらいたって首と肩の痛みを聞いてみると「あれ、なんかラク」と少し驚かれている様子。そのまま数分間刺激を続けると「痛みがほとんどない」と仰向けに寝ながら首を左右に振って確認されていました。性格はあまり気難しい感じがしませんが、お体の方は大変素直に反応してくださいました。 このオッディというのは本当に左半身の痛みや違和感に良く効きます。左の肘を中心に腕全体が痛む人やシビレのある人、女性で多い左の肩井から肩甲骨内縁の痛み、下半身のシビレにも効果があります。また、おもしろいところでは脳出血の手術の後、左の上半身だけ汗をかかない、という患者さんにも効果がありました。 このオッディは長野先生曰く「肝と脾のバランスを整えるところ」とされています。そして脾経ですから肌肉に関係する諸症状や打撲にも効果があります。また、左だけでなく右半身のトラブルにも効果がある時が多いので大変重宝しているツボの一つであります。 ぜひオッディ、使ってみてください。場所はおへそから右の肋骨にかけてななめ45度の線をひき、おへそから3分の1のところにあります。長野先生の著書ではおへそから2分の1とのことでしたが、松本先生の本では3分の1になっています。私の経験ではおへそから3分の1のところのほうが効果がある気がしております。
by kaiondo102
| 2006-12-21 23:38
| 経穴
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Comments(3)
Commented
by
ケイ
at 2006-12-23 02:00
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先生、上太白とは、太白と公孫の間辺りなのでしょうか?
(すいません、まだキーコ先生の本が入手できていないのです)
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Commented
by
kaiondo102 at 2006-12-23 23:28
そのとおりです。ただし、キー子スタイルでは必ずターゲット(この場合はオッディ)の圧痛が消えるところですので、個人個人によってその位置は微妙み変わります。
Commented
by
ケイ
at 2006-12-24 12:42
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どうもありがとうございます。以前、メールで教えて頂いたように、2センチ位の範囲で見つかるという事で、圧痛が消える処が、「そこは公孫じゃないか」という場合もあるという事ですね。(^^)
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