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オステオパシー誇張法でびっくりしたのは何度も申しますが、その圧の軽さです。患者さんのからだにはだいたい5gの圧でタッチします。このテクニックは全身の関節に使えるようですが、例えば背骨なら、キョク突起を左右から5gの圧で0.5mmから1mm左右に動かします。そして、動きやすいほうがわかったら、そっちの方へこれまた5gの圧で左右の動きがそろうまで押さえ(触る?)ます。
いままでは強めの圧に慣れていたため、5gの世界がなかなか掴めませんでした。しかし、暇さえあれば、自分の手首の8個の骨を押さえたり、寝る前に頭蓋骨をさわって左右に動かしていると、なんとなく動きやすい方、動きにくいほうが分ったような気がして、実際患者さんにも使っていました。ビギナーズラックのせいもあると思いますが、四十肩の痛みや手首の腱鞘炎や、寝違いや鼻づまりに効果があり、こんな圧で本当にかわるの?とやっている私も半信半疑でありました。 しかし、なかなかわからなかったのが肝心の背骨の動きでありました。 左右から押さえてみても、頭蓋骨や肩関節の動きほどはっきりした感じがえられませんでした。 どうすれば良いのだろうと考え、頭蓋骨を触っている時の自分の手をもう一度良く感じてみると、デリケートな顔面を触るためでしょうか、最初からかなり手の力が抜けていました。 「ん、まてよ、これっ立禅の時の感じと良く似ているかも」。とふと思いました。 太気拳では立禅が大変大事な練習法の一つです。そのときは肩の力を抜き、手は綿の玉を指の間につぶさぬように挟んでいる感じで立ちます。この綿をはさんでいる時の力をほとんど抜ききっているのに芯のほうだけは締めている感覚が大変似ておりました。 そこで背骨の時にもこの感覚を思い出して、検査するようにしてみました。 患者さんのキョク突起を左右から挟みます。そこでグイッと力をいれて押してみたくなる気持ちを抑え、やわらかーく、もっとやわらかーく指の力を抜いて肩の力も抜き、立禅のようにからだで手を動かすようにキョク突起を左右からフワーッと押さえてみました。すると不思議なことに、いままで分らなかった背骨の動きがふーっと浮かび上がるように手に感じられたような気がしました。 おもしろくなって、気になるところ全部そのやり方でチェックしてみると、本当に良く背骨の動きが分ります。うれしくて、患者さんの後ろで踊りだしたい気分でした。 そして、背中はオステオパシーだけでやってみようと思い、つわりの患者さんに試してみたところ、背中を終わる頃にはつわりの気持ち悪さは随分ラクになったといわれました。 太気拳の島田先生には「きっと治療にも太気は役に立つよ」と言われ続けておりましたが、イマイチ実感がありませんでした。しかし、このたびはじめてあれだけ痛い思いをしながら、させながら続けていてよかったなぁと思いました。また、オステオパシーの斉藤先生が「力を抜くとわかる」と何度もおっしゃられておりましたが、その言葉はやはり本当であったと思い、やっと私も5gの世界に一歩足を踏み入れることができたなぁと実感できた幸せな先週の土曜日でした。
by kaiondo102
| 2007-02-26 23:33
| オステオパシー
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Comments(2)
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脊椎も5gで観察と調整をするのですか!?凄いとしか言いようがありません。
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私も不思議なのですが、逆にやさしく検査したほうが、関節の動きがぎゅっと押さえたときよりよくわかるような気がします。まだ、はじめたばかりなんでなんとも言えませんが、結構効果があるようです。
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