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日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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長野式(経絡理論)とオステオパシー 10 (冷え抜きその2)

靭帯性関節ストレインの本を読んでいると目につく場所がありました。それは横隔膜の操作のページでした。ヘソ上を掌でぐっと上に押すことによって内臓で横隔膜を圧迫させ呼吸による横隔膜の上下によるポンプ作用で、横隔膜の下で滞っている乳ビ槽のリンパ液を動かし心臓に戻すというものです(今、手元に本がありませんので正確でないかもしれません)。

これをよんで鍼灸真髄を思いだしました。澤田先生は左の陽池と中カンにお灸をしていたそうです。この二つの経穴は三焦を整える重要な穴でとされています。具体的には乳ビ槽のリンパ液を動かすためだそうです。乳ビ槽でリンパ液の動きが滞るとからだが冷えると澤田先生はお考えになっていたそうです(他にももっと色々書いてありましたが、こちらも手元に無いためあしからず)。

ということは靭帯性関節ストレインの横隔膜の操作は中カンと陽池にお灸をするのと同じ効果、つまりからだの冷えを解消することが出来るのではと思いました。

早速やってみようと思いましたが、今は夏、おまけに私の治療院にはクーラーがなく(海風の通り道のせいか結構この夏でも涼しいです)患者さんも私も汗をかきながらになりますので、今の治療院ではこの技がすぐに効くかわからないところがあります。また、クーラーの好きな人も患者さん中にはいらっしゃらないようですし、おまけにクーラーががんがんかかっている所で働いているOLさんのような人も少ないのです。

ですから、勝負は冬に持ち越されるのですがとりあえず冷えに悩まされる人には必ず使い、冬を待つとして、お一人20年来の背中のほてりに悩まされる方がいらっしゃいましたのでさっそく使ってみることにしました。

by kaiondo102 | 2007-08-28 00:12 | 長野式とオステオパシー | Comments(0)
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