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日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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オステオパシー考 13 やはり肋骨(その1)

私の施術の流れは大体、クラシカルオステオパシーで四肢を動かし、うつぶせで誇張法によって背骨と骨盤の調整、そしてもう一度仰向けで長野式での腹部調整をして首から頭をクラシカルの手技をまた使い終わります。

できれば背骨の調整で腹部の圧痛をほとんど消したいのですが、そうは上手くいきません。人によってはおなかががらっと変わることもありますが、あちこち腹部の痛みが残っている人も少なくありません。さらに人によっては経絡の操作がなかなか効かない人もいます。一つのツボをゆるめるのにもう一つのツボをさがすのに角度を変え、位置を微妙に変え4回も5回もトライした後にやっとターゲットのツボがゆるみます。特に病の深い人、あるいはうつのような精神的に負担のかかっている方に多い気がします。こういう経絡の操作が効きづらい方をどう効きやすくするか?というのも私の課題の一つでありました。

しかし、背骨の誇張法に加え肋骨も最近調整するようになってきました。具体的には肋間が詰まっているところを探し、肋骨の動きを確認、動かしやすい方に動かすというやり方です。これをやるともう一回仰向けになっていただいたとき、肋骨の膨らみが施術前とは大きく変化してふっくらします。肋骨が変わるということは腹筋の緊張や横隔膜の緊張も軽減するためでしょうか、腹部の圧痛が肋骨の操作を入れなかった時よりとれが大変よい気がします。

夏休みが明けて久しぶりに来られたうつの患者さんとアトピーの患者さんに肋骨の操作を試してみました。今までこのお二人はなかなか経絡で変化させるのが大変な方でした。「どうですか?」と聞くも「うーんまだ痛い、うーんちょっと痛い、うーんまだかすかに痛い」と変化がいまいちな事が多く結構苦労いたしました。しかし、この肋骨の操作を入れると経絡の操作が今まで以上に効くようになってきました。

by kaiondo102 | 2007-09-05 23:31 | オステオパシー | Comments(0)
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