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日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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カテゴリ:均整から長野式へ( 10 )


長野式に出会って 24 鶴崎先生セミナー3

鶴崎先生のセミナーに出席して、長野式の治療を実際見ることによって長野式は手技に応用が十分可能であることがわかりました。

私が理解するに、長野式(キー子スタイル)ではまず、腹部の圧痛をターゲットとして狙い、その圧痛の解消が本治法にあたると考えられます。もちろん背部の圧痛も緩めていきますが、鶴崎先生そして、後日出席した松本先生のセミナーでの治療を見るところ、腹部の治療が重要視されています。腹部のどこに圧痛があるのかによって、この患者さんの主訴のバックグランドが分ります。例えば、主訴が腰痛であっても、右の肋骨の下及び左の下腹部に圧痛がまず認められれば、肝実(肝臓の機能亢進)とオ血がその患者さんのバックグラウンドとされ、それが原因で腰痛が発生したと考えます。そして、肝実とオ血をまず解消することにより患者さんのからだ全体の調子を整えそれから腰痛の治療に向かいます。もちろん軽度の腰痛であれば肝実とオ血を解消するだけで腰痛が大幅に軽減あるいはなくなってしまうことがあります。また、主訴が膝の痛みであるとか、肘の痛みや肩の凝りであってもまずお腹を整え、その後にそれぞれの主訴の治療をしていきます。これも直接痛いところに鍼を打つといったやり方ではなく、例えば膝の痛みだったら膝周りの圧痛点を探し、そこをマークして、足三里を探し、そこで膝周りの圧痛が消えるようであればそこを治療点とし、鍼をしていきます。肩凝りであれば、肩のどこが凝るかによって治療点が変わってきます。肩井であれば、陰稜線、C7脇および小腸経のラインであれば肘の少海が治療点となります。くどいようですがこれもまた、それぞれ肩井がゆるむところ、C7および小腸経のラインがしっかりゆるむところを探します。
また、内科的な疾患であれば、腹部を整えることが本治法でもあり、主訴に対する標治法にもなっていきます。

そして、なんといっても手技に応用が可能だと思わせたのが、そのターゲットを解消させるのに手をまず使うことです。例えば天枢をゆるめたければ、右手で天枢の圧痛を確認、患者さんに「痛いですか~」と聞き、痛みを確認したら、今度は左手で中封を押さえもう一度天枢を同じ強さで同じ方向に押し再び「今、痛いですか~」と聞きます。患者さんの答えが「痛くない」であればその左手の押さえているところがその患者さんにとっての中封であり、ここに鍼をしていきます。そこで思ったのが、「そのまま押さえてればいいじゃん」ということです。鍼の使えない私にとってはそのままターゲットと治療点を両方押さえ、ターゲットの圧痛がなくなるまで押さえていれば良いのでは?指で押さえてそのツボの位置が正しくて効果があるか確認しているならば、鍼や灸を使わずとも十分鍼灸の理論を手技に応用ができるのでは?とセミナーの治療を見ながら考えておりました。

このセミナーに出て、長野式は自分が考えていた理想の治療に大変近く、長野式を治療にとりいれることによって、はじめて患者さんの治療が恐くなくなりました。そして、治る治らないにせよ、整形外科的な疾患だけでなく、内科的なもの、精神的なもの、婦人科的なものと、ありとあらゆる患者さんの訴えに対応できるようになりました。そのせいか、患者さんも増えやっと治療院の経営も安定してきました。

鶴崎先生のセミナーでは、長野式だけでなく松本先生の新しい理論を分りやすく説明してくださり、治療も間近で見ることができます。また、松本先生にはしにくい質問もわかりやすく、真剣に答えてくださいますので、長野式に興味のある方は是非おすすめしたいセミナーです。

by kaiondo102 | 2007-02-19 00:12 | 均整から長野式へ | Comments(0)

長野式に出会って 23 鶴崎先生のセミナー2

セミナーではモデル患者を相手に鶴崎先生が実際の治療を見せてくださいます。

長野式の治療を見たのはその時がはじめてでしたが、大変驚きました。均整法のように一方的に治療師が施術をして、「はい、終わり」という感じではなく、少し泥臭さを感じさせる治療でした。というのも患者さんの主訴から過去の病歴を詳しく聞き、患者さんのからだの圧痛点を丁寧に探り、そこにマークをしていきます。それから実際の治療が始まります。

そして驚いたのはその圧痛を確実に解消するためのツボを探していくのですが、片手でその
圧痛を確認したら、もう一方に手でその治療点を押さえ確実に圧痛が消えたのが確認できたらその治療点に鍼をしていきます。そして、もう一度その圧痛点を押さえ、圧痛が消えたらそのマークをはずしていきます。それをからだ中の圧痛点が全部消えるまで繰り返していきます。
もちろん一つの治療点で数箇所の圧痛が消える場合もありますし、逆になかなか圧痛点の圧痛がなくならず、このツボ、あのツボとその圧痛が消えるまで圧痛点を確実に探さなければならないこともありました。

このセミナーは私にとって本当に衝撃的でした。それまで知りたくてしょうがなかった腹部や背部の東洋医学的ならびに西洋医学的な意味合いをあっさりと説明してくださいました。そして、ツボの選び方も知ることができました。今までは教科書で習ったとおり、この位置から3横指みたいな感じでツボを選び、刺激をいれていましたが、本当に効果があったのかただの時間つぶしだったのか自分でもわかりませんでした。しかし、からだの圧痛点や違和感、かゆみや動きづらさなど、正確にツボが決まれば瞬時にそれらの不快感は消えます。そしてツボは横山2点式のように探していけばよい、といことも知ることができました。

今でも鶴崎先生の一番初めのセミナーで受けた衝撃はわすれられません。アラビアンナイトで「開けゴマ」といったら、扉が開いて光り輝く財宝が目の前に現れたなんてアニメを子供の時に見た気がしましたが、このセミナーはそれ以上の衝撃と感動、そして喜びがありました。

by kaiondo102 | 2007-02-09 23:56 | 均整から長野式へ | Comments(2)

長野式に出会って 22 鶴崎先生のセミナー1

鶴崎先生のセミナーはまず第一回であるということで長野式の概要からの説明になりました。

長野先生は長野式は扁桃に始まり扁桃に終わるということ、松本先生は曲池三点といって曲池から手三里までの間で扁桃の反応点である天ヨウがゆるむところを確実に見つけ、そこに刺鍼する。また、長野式のツボにはそれぞれなぜ使われるかというのには意味があり、肩井の圧痛は陰稜線でとるが、それは僧坊筋の起始は胸椎11番の周辺にあり、そこには脾経のユ穴である脾ユがあるため、陰陵泉→脾ユ→僧帽筋→僧帽筋にある肩井と刺激がいき、肩井がゆるむ。
オ血の反応点である左の天枢、大巨は肝経にある中封でとるが、この封というのは中国語では斧にあたり金穴になり、肝は木なので金属の斧で、木を切るという意味がある。

難経ではおへその左は肝の反応、右は肺の反応、上は心、下は腎、おへそ自体は脾となっているがなぜ肝の反応がおへその左にでるかというと、ちょうどここには肝臓に通じる門脈を及び、上下腸間膜静脈があり、弁がないため血が逆流しやすくそこからオ血になる。また、肝臓での処理がおくれてもそれらの静脈の流れが悪くなるので、生理学的にみても肝臓の反応点となる。また、おへその右が肺の反応ということも、ちょうどこのエリア(天枢から大巨)は盲腸の周辺になり、リンパが集まっている。肺はからだの一番表面を守り生理学的には免疫の機能にあたり、喉の扁桃腺が風邪ではれるとこの盲腸のリンパも腫れるのでここは肺の反応点にあたるなどなど当時私が知りたかった腹部の圧痛とその生理学的、解剖学的、東洋医学的な意味合いをすべて分りやすく学ぶことができました。

そして、実際の治療も長野式を手技で行うには大変参考になりました。

by kaiondo102 | 2007-02-06 22:06 | 均整から長野式へ | Comments(0)

長野式に出会って 21 開眼

長野式を手技に応用したくも、どうしてよいのか分らないままの一年が過ぎ去っていきました。治療成績のほうは均整法のみ知っている時とかわらず、なかなか納得のいくことことのない日々が続いていました。

そんな時医道の日本で掲載されていたのは松本岐子先生の膏盲考でありました。膏盲を刺激することによって出産が原因による体調不良、遺伝病、しつこい慢性疾患などに膏盲が効果あるとの報告です。すごいなぁ、いいなぁ、自分はいつこんなに難しい病気を治せるようになるんだろう、と悩んでおりました。来る患者さんに膏盲を刺激しながら、はりきゅうではなく手技でどう刺激すれば効果がでるのかさっぱりわかりませんでした。

そんなある日、松本岐子先生のお弟子さんである鶴崎孝昌先生の論文が載っていました。鶴崎先生もまた膏盲を使って治療効果の上がった症例報告を書かれていました。そして最後にいつもはプライベートでやっている勉強会を公開するとの文章が書かれていました。その号の巻末には川崎にて鶴崎先生のセミナーが開催される、とのこと。早速申し込みました。

参加する前は果たしてセミナーによって自分の治療にプラスに本当になるのか不安でした。しかしそのセミナーはただプラスになるどころではなく、目の前の霧が一気に晴れたような衝撃がありました。

by kaiondo102 | 2006-12-18 23:13 | 均整から長野式へ | Comments(0)

長野式に出会って 20 とはいうものの・・・

長野先生の著書を開いてみると、そこには目からうろこ、私の知りたいことがかなりかかれていました。

長野先生は医に東も西もない、ということで東西の医学の結合を目指しておられたと聞いておりました。そのせいでしょうか、長野先生の著書は東洋医学を感覚の鈍い現代人のため、解剖学的に生理学的に現代語訳してくださっているようでした。すごいなぁと思いながら読み進めていましたが、どうも心底理解できません。というのも長野先生の著書には大切なことが沢山かいてあるものの、さらっとしか説明されておらず、長野式に親しんでいる人にはわかりやすいのでしょうが、セミナーや治療など受けたことも見たこともなかった私にとっては、すぐこの本の内容を治療に応用する、と言うわけにはいきませんでした。

しかし、他にどうしようもないのでとにかく長野式を少しでも治療の中に取り入れてみるようにしました。しかし、ここでもそう簡単に上手くはいきません。

例えば、左の天枢や大巨といった腹部オ血の圧痛をとるのに長野式では中封を使います。では
どう使えばよいのでしょうか。それ以前に中封の位置は今自分が押さえている所で本当に良いのでしょうか。そこで中封を押さえ、均整法的に足首をぐるぐる回し刺激を入れてみても、それで腹部のオ血の反応がとれたかということはありませんでした。

オ血の治療法以外、免疫や副腎、血糖値の処置、血圧、自律神経の処置などなど魅力的な治療法のオンパレードではありますが、では具体的にどうするかということは分りませんでした。

自分の知りたい答えは長野式に必ずある、と確信したもののではどうやってそれを掴むかという道筋がわからないまま、暗中模索の一年が過ぎ去っていってしまいました。

by kaiondo102 | 2006-11-13 22:50 | 均整から長野式へ | Comments(1)

長野式に出会って 19 長野式を学ぶ

ということで、均整法による治療にいきずまり何か他の治療法を探すもしっくり来なかった時、昔の医道の日本を開いていたら、松本岐子先生のセミナーの様子を村上先生が報告をする記事が載っていました。鍼が使えたらきっと長野式をやるだろうなぁと思いながら読み進めていくと気になることが沢山書いてありました。

松本岐子先生は長野先生と違って脈がわからないため、腹診を重視する、そこから患者さんの不調の本当の原因、背景をさぐり治療していく。ツボを決定するときはターゲットになるツボの圧痛をとることのできる場所に刺鍼する。右の大巨は尾骨の歪みをあらわし、左の経渠でとれる。アレルギーは自律神経の乱れがおおいに関係し、長野式では腰ユへの刺鍼が必要。するとアレルギーのモデル患者の背部の圧痛が解消した、などなど私が当時のどから手が出るほど必要としていた情報がそこには書かれていました。

また、次の号には松本岐子先生自身の臨床報告が載っており、こんなややこしい病気の患者さんを治療しているのかと大変驚くと同時に、そのややこしい病気を長野式でどんどん治していく報告を読むと、なんとかこの長野式を手技に応用できないかなぁと思いはじめました。

そこで長野式を学んでみようと、まず長野潔先生の書かれた本を購入して読み進んでいくことにしました。

by kaiondo102 | 2006-11-06 23:28 | 均整から長野式へ | Comments(0)

長野式に出会って 18 私を変えた帯脈

治療家を目指すことになり、当時通っていた鍼灸の先生にとりあえず何をすれば良いか聞くと、「とりあえず医道の日本でも読めば」とのことなので、早速購読することとなりました。当時は佐川急便でセールスドライバーをやっていたので、きっと医道の日本を購読する日本でただ1人の佐川のドライバーではなかったかと自負しております。

はじめのころはチンプンカンプンでしたが、読み続けているとツボの名前や場所はわからないものの、なんとなくその内容が理解ができるようになりました。そんな時、今でも印象に鮮明に残っているのが「私を変えた帯脈」という記事でした。お書きになったのは現在長野式研究会を主催されている村上先生でした。内容はたしか、それまで鍼灸というものに自信がなかったのだが、大分の長野潔先生のところに見学にいったら、首の寝違いを帯脈への刺鍼で患者さんのそれまで動かなかった首が自由自在に動くようになってしまった。ぎっくり腰や寝違いのような筋骨格系のトラブルにはどちらかというと整体のような手技治療があうとおもっていたが、鍼一本でなおしたのを見てあらためて鍼灸に対する情熱が湧いてきた、という内容であったような気がします。(今から10年以上も前の記事であったかと思います)

今でもその記事を佐川の帰りの社員用のバスの中で読んでいたことを明確に覚えています。きっと自分も治療の勉強を始め、色々壁にぶつかりながら村上先生のような経験をして少しずつ前進していくのだろうという予感がふいにしました。そして長野式という治療法は私の記憶と片隅にいつも存在し、均整法を学んでいる間でも大変気になる治療法でした。

この「私を変えた帯脈」という記事によって衝撃を受けたのは私だけではなかったようです。同じ長野式研究会に所属されている鍼灸師さんもこの記事によって衝撃を受け長野式を学ぶきっかけとなり、またその問合せの多さから村上先生が長野式の講習会を開くきっかけとなった、ということを聞いたことがあります。

by kaiondo102 | 2006-10-29 22:52 | 均整から長野式へ | Comments(0)

長野式に出会って 17 他の治療法

経絡指圧の次に興味を覚えたのはまず横山2点式という施術法でした。これはある筋肉の圧痛を解消するのに、それをゆるめることのできる他の筋肉をタッチするとターゲットの筋肉がゆるむというものでした。実際横山2点式を使っている治療院で治療を受けたり、資料を友人から借り手ちょっと勉強してみたのですが、いまいち物足りないところがありました。

まず、私は筋肉よりもツボの圧痛をとりたいのですが、横山2点式では純粋に筋肉だけがターゲットとなります。また、腹部のツボや背部のツボの意味するところを知りたいわけですが、ツボは一切考慮されていません。

しかし、ターゲットの筋肉の圧痛を片手で確かめ、治療点をさわりターゲットがゆるむのを確認するというプロセスは長野式(キーコスタイル)での手法と同じであったため、長野式のセミナーに行った時は長野式のやり方をみて「2点式だ」とびっくりしたものでした。

また、オステオパシーにも興味をもち、色々調べたり、治療を受けたりしてみました。3箇所治療院をまわったのですが、2箇所はカウンターストレインというテクニックと頭骸仙骨療法とよばれるものを主体とし、もう一箇所は鎖骨をいじられ最後にアジャストされて終わりというものでした。

いのちの輝きという本をよんでオステオパシーを知った私は正直もっていたイメージと受けた治療を受けた感じが違う為、少々がっかりしたものでした。

また、オステオパシーを学びたくても基本的に国家資格を持つ者しか受け入れてもらえず、とりあえずまたの機会にすることとなりました。

by kaiondo102 | 2006-10-28 00:09 | 均整から長野式へ | Comments(1)

長野式に出会って 16 経絡指圧

以前マッサージ屋さんに勤めていた時、何人かの将来開業希望の鍼灸学校の学生がいました。当然、話は治療法の話題に花が咲き、そこで増永静人という先生の話を聞きました。その人は経絡を使って指圧で診断治療するとのこと。そのことを思い出し、増永先生の書いた本を何冊か読んでみました。

特に「経絡治療百話」という本を読むと、是非学んでみたいと思わせる内容でした。経絡指圧の手法は腹部の虚実を判断し、虚している経絡を指圧すると虚がとれ症状も改善するというものでした。また、増永先生はその虚から患者さんのからだの状態だけでなく、その時の心の状態から生い立ちまで感じることができたそうです。

なんとか腹部の意味を知りたいと思っていた私にとっては何よりの治療法でした。そこで患者さんの虚を知るべく、必死でお腹をさわってみましたがさっぱりわかりません。増永先生はじっと手を当てているとわかる、とか判別性感覚ではなく人が本来もっている原始感覚を働かせればわかるようになる、著書で書かれていました。しかし、どちらかというと自我が強く、感覚も鈍い私にとっては自他の境界線をなくし、虚を感じることは不可能のように思われました。

実際「経絡治療百話」をよんでいると、「私の手が治すのではなく、指圧の理論が治す」とのことで増永先生が患者さんの虚を判断し、生徒がその虚の経絡を指圧するということを講習会でやっていたそうですが、私から言わせると一番大切なのは虚が分ることであり、それを先生がやってしまっては生徒が診断できないのではないかと思いました。

また、増永先生のお弟子さんは数いれど、虚が分る人はいないということを遠藤先生という増永先生のお弟子さんがその著書で書かれておりました。その遠藤先生は虚の経絡が分るということですが、どうやってわかるようになったかというとお経をひたすら唱えていたためとのことでした。

色んな治療法がありますが、私の第一の基準は創始者でなく、お弟子さんのレベルであります。基本的に創始者は調べるに霊的な能力が高く、超能力がかっているところがあるため、参考になりません。しかし、私と同じような凡人レベルのお弟子さんの治療の能力が高ければきっと私にも習得が可能であろうけれど、創始者はすごいけどそのお弟子さんはいまいち、となるとその治療法は私には習得が不可能であろう、と思われます。

増永先生の作り上げた経絡指圧はどちらかというと、創始者限りの名人技であったようです。しかし、増永先生の経絡に関する考え方は大変勉強になります。とくに病気と経絡とこころの相関については、なるほどと実際の臨床でうならされることもしばしばであり、もっと増永先生の著書を読まなければと今でも思います。

by kaiondo102 | 2006-09-28 23:09 | 均整から長野式へ | Comments(1)

長野式に出会って 15 他の治療法を検討

長野式に出会う前、治せなかった患者さんを思い返すに、一つ気になる共通点はお腹のしこりや痛みでした。当時は腹診に関してまったく知識などありませんでしたが、とにかくいつもお腹をあちこち触ってみておりました。天枢であったり、大巨であったり、関元、中カン、期門などなど、女性で自律神経失調気味の方あるいは症状や病気が重い方、芳しくない方は必ずといってよいほど腹部の圧痛がたくさんありました。当時治療しながら思っていたのは、このお腹のあちこちにある圧痛の意味(できれば西洋医学や生理学に即したもの)とその解消方法を知りたいということでした。

当時の私の腕前での均整法の治療では体型調整をしてもゆさぶりをかけても、お腹の圧痛が変化するということはありませんでした。均整法で使う微振動(指先や手のひらをお腹の圧痛に当てて小刻みに震わせる)という技術はお腹の圧痛の解消に利用するとされていますが、私の微振動では全然変化しませんでした。当時はいくらあちこち調整してもお腹の圧痛が変化することはほとんどなかったので、最後にはお腹はさわりも診もしませんでした。しかし、治らない患者さんを前に、自分の無力さと患者さんの深い失望に対面するたびに、お腹を変えればきっと患者さんの症状も変化するのではと大変悔しい思いをしておりました。

また、圧痛をとれなかったのは腹部だけではありませんでした。背中や首を始め、全身あちこちの圧痛が気になりましたが、どうやってとればよいのかさっぱりわかりませんでした。均整法の教科書などにはよく「ここをゆるめる」と書いてありますが、具体的にどういう方法があるかは書いてありません。そこで私はゆさぶってみたり、じーっと押さえてみたりと色々やってみましたが、それまで痛みのある箇所がまったく痛くなくなる、ということは一度も経験できませんでした。

そこで、私の治療における課題はまず腹部を始めとするからだ中あちこちの圧痛の意味を知ること、そしてその圧痛を解消する方法を見つけることとなりました。

by kaiondo102 | 2006-09-18 00:10 | 均整から長野式へ | Comments(0)