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日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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章門の不思議 5

長野先生は章門を肝実の反応がとれにくい時だけでなく、中耳炎や耳鳴り、めまいといった耳に関係するトラブルに使っていたそうです。先生はこのツボは後頭部や乳様突起周辺のリンパの流れをよくすると説明しています。

松本岐子先生は章門以外にも大包やエンエキ、スウキンといったからだの側部にある経穴を耳の治療に使っているそうです。これは長野先生ではなく均整法の亀井先生の友人である久染直一先生からならわれたそうです。松本先生によると久染先生は耳のトラブルを抱える患者さんを横向きにしてこれらのツボを指で指圧していたそうです。松本先生はそれを鍼で行います。松本先生の論文を読み、これらのツボを私はまた指で刺激しています。先祖がえりといったところでしょうか。

ではなぜ、こんなからだの横にあるツボが耳に効くのか?ということに関しては松本先生はこう考えられています。

人類はもとは海、つまり魚から進化したとのこと。そして魚の耳にあたる側線器がちょうど人間のからだの横の部分、脇の下からウェストまであたります。これらのツボが効くのは人類が魚であった名残であるためと考えられているそうです。

おもしろいことに頭蓋オステオパシーの創始者であるガーナーサザランド博士は人の側頭部にある鱗状縫合が魚のえらに似ていることから、脳脊髄液の循環による頭蓋骨の拡張収縮といった動きのメカニズム(一次呼吸と名づけられています)を発見したとされています。

ということは章門をはじめとするこれらからだの横にあるツボは魚つながりで側頭部と関係が深く、これらのツボを刺激することは単に耳の治療だけでなく、オステオパシーのいう脳脊髄液の動きーつまりサザランド博士のいう一次呼吸を改善することになるのでは?と勝手に考えております。

ということは東洋医学はオステオパシーのいう一次呼吸ークレニオセイクラルインパルス(脳脊髄液のリズミカルな流れ)は診断の基準にはないものの、体幹部にあるツボを刺激することによって間接的に脳脊髄液の流れを整えていたのではないでしょうか。

浅学非才の私ごときが鍼灸医学やまだ習い始めのオステオパシーを偉そうに語るのも気がひけますが、両方の医学とも先人の長い間の経験の積み重ねによって出来上がったものではないでしょうか。(オステオパシーの創始者のスティル博士はインディアンに整骨療法を学んだと書いた文章を読んだことがあります。また、フルフォード博士はオステオパシーの源流は日本の柔術の整復法ではないかといっています)

人や文化、歴史が違えば同じ人を治療するにも当然見方は違うでしょう。しかし、共通点もあるはず。 これからオステオパシーも学んでいこうと思っていますが、鍼灸医学との共通項がきっとこれからも見つかることになるでしょう。章門はその始めの一歩といったところでしょうか。

by kaiondo102 | 2006-11-27 23:29 | 経穴 | Comments(0)

章門の不思議 4

オステオパシーの誇張法では頬骨、蝶形骨大翼、前頭骨を左右から5グラムの圧で押して、動きのある方と無い方を判断、動きのある方にやはり5グラムの圧で押さえることにより頭蓋骨の動きがよくなる、という手法を使うそうです。(まだオステオパシーの講習は一回しかでておらず、頭蓋骨の講習は12月にあるため、テキストを参考にしました)

そこで化学物質過敏症の患者さんの頬骨、蝶形骨大翼、前頭骨を左右からすこし押すといずれも右から押した方が硬く感じられました。患者さんも右からおさえられるとメマイがする、とのことでした。

そこでまずチェックのため頬骨の右側を押さえると「気持ち悪い」。次にどうかなと思いながら章門を角度を変えて何回か押さえると頬骨を押さえた不快感が無くなる、とのこと。そこで頬骨は触ったまま、章門をy法で刺激し、もう一度頬骨をチェックすると「平気」。続いて、蝶形骨大翼、前頭骨を同じ手法で操作すると先ほどのような不快感はなくなったそうです。とはいってもメマイがなくなるほどではありませんでした。

澤田流では「内臓は発電所、脳は変電所」とのことで頭より五臓六腑の治療に重点をおき、長野式でも頭に対しては頭部オ血処置くらいしかなく、オステオパシーほど頭を重視してはいない感がしました。きっとこれは東洋人は腹で考え、欧米人は頭で考える伝統のため、東洋で発達した鍼灸医学には頭を重視する考えはすくなかったのであろうし、野口体操の創始者もその著書で脳は内臓が作り出したのではないか、ということを述べていたので私はまず腹だ、と思い長野式を勉強してきました。

しかし、精神的な疾患をもつ患者さんに対して私の出来る長野式の腹部治療があまり奏功せず、見よう見まねでやってみた頭の操作に今まで無かった手ごたえを感じました。しかし、どこかにその腹部と頭部をつなげる架け橋があるのでは、東洋と西洋の伝統的な治療をどこかで繋げられないかと色々考えておりました。そして章門がその突破口になるのでは?と考え始めておりますが、考えすぎでしょうか。

by kaiondo102 | 2006-11-26 23:50 | 経穴 | Comments(0)

章門の不思議3

次に章門を試してみたのは今年の5月ぐらいから真面目に週一で通ってきてくださっている、化学物質過敏症の方でした。

薄皮をはぐというのはこの方の症状の改善のスピードをさすのでしょうか。少ーしづつからだが変わりはじめ、この一ヶ月やっと目の視界が広くなってきた、というところまで変化してきました。
変化のきっかけは思いあぐねて使ってみた均整法の頭蓋骨の操作でした。前頭骨の操作をしたところ目がすっきりした、とのこと。化学物質過敏症は脳神経を侵すと聞きますので、頭蓋骨への操作が効くのでしょうか?

均整法の頭蓋骨操作に今ひとつ自信のもてない私はクレニオセイクラルというオステオパシーの頭蓋オステオパシーを発展させた、といわれる技法が月刊手技療法に今から十数年前のバックナンバーに紹介されていたのを思い出し、それと併せてクレニオセイクラルが簡単に説明されている本を購入、その中の技法をその患者さんに使ってみました。

頭のどこをさわっても気持ち悪いけど唯一おでこ(前頭骨)の部分なら大丈夫なこの患者さん。指をおでこにあて、均整法のようにおでこの皮膚を頭の方と目の方にずらしてみてから、クレニオセイクラルのようにおでこの皮膚を骨から引き剥がすように上に(空中の方角です)ずらし、どれが一番気持ちよいか聞くと上(空中)が良い、とのこと。そこでその操作を何回かすると視界が広がり、物や人との距離感がわかるようになり最近はぶつからなくなってきたそうです。

視界は広がったもののメマイは相変わらずある、とのこと。そこでこの11月から勉強を始めたオステオパシーの誇張法の中の頭蓋骨の動きの調整に章門をあわせて使うとどうなるかやってみました。

by kaiondo102 | 2006-11-21 00:01 | 経穴 | Comments(0)

章門の不思議 2

長野式では章門は耳のトラブルに使うほか肝実が少海、ゲキ門、漏谷、復溜でとれない時に章門あるいは右の天枢を使うとされています。そのせいか、肝実が明白にわかる患者さん、例えば生理の前にイライラして甘いものをついつい食べ過ぎてしまうなんていう肝と脾のバランスの悪い人に使うと良いような気がします。

そこでそういった患者さんに章門だけでどれだけ圧痛がとれるかやってみました。するとおもしろいことに、右半身の背部の圧痛が章門だけでとれてしまう人がほとんどです。普通右のth10からth5あたりの肝の圧痛は長野式では会陽を使います。しかし、そこから上、th4からC7,肩井の圧痛は会陽ではとれませんでした。しかし、章門を使うとそういった会陽では今までとることの出来なかった、上胸背部から肩の圧痛がほんと?と思うくらい簡単に無くなります。しかし、左の背部は右背部ほど上手く圧痛が無くならない気がします。

章門を右の肩が思い切り下がり、なおかつ四十肩のように右の肩から腕に痛みのある患者さんに肩甲骨の周りの圧痛をとるのに使ってみました。そうすると、面白いことに肩甲骨周りの圧痛がとれるだけでなく、「なんか肩から腕がすごいラク」とのこと。そこで章門だけをY法で刺激を続けてみました。数分後施術も終わりにして立ってもらうと「腕がすごいラク。手が後ろに回る」とのこと。いつもは施術が終わると痛みがとれるも後ろ手にすることはできませんでした。しかし、章門を使ったこの日はラクに手を動かすことができました。

といっても左の四十肩の人には効きませんでした。

さらにおもしろいのは章門は肝実だけでなく今私が凝り始めている頭蓋骨の動きにも大変関係が深い気がするのです。

by kaiondo102 | 2006-11-20 01:03 | 経穴 | Comments(3)

章門の不思議 1

私がいつも難しいなぁ、と思う症状に頚部痛と四十肩があげられます。とくに首を上に向けたり、横に倒したりすると倒したほうが痛んだりなんて患者さんが来るといつも内心「いやだなぁ」と思いながら施術をしておりました。そのせいか効果も今ひとつ、半分ぐらいしか痛みがとれないなんてことはしょっちゅうありました。

しかし、最近こういった患者さんの治療成績があがってきたような気がします。というのももう一度長野式を調べると、村上先生の長野式研究会のホームページに長野先生は首を横に倒したり曲げたりして痛む場合、同側の帯脈や章門を使っていたと書かれてありました。特に章門はスーパー帯脈と呼んでいたそうです。

そこで首の痛む患者さんに使ってみることにしました。とりあえず寝た状態での施術を終え、座ってもらい首を動かしてもらいます。この時点で上手くいけば8割がた痛みはとれているのですが、中にはそうでない方もいらっしゃいます。

そこで座った患者さんを診るとたいてい首の痛い側の骨盤が上がっていることが観察されます。そして両方のわき腹を触ると、首が痛く骨盤があがっているほうが硬くなっています。そこで帯脈あるいは章門を押さえて首を動かしてもらうとあら不思議かなりスムースに動きます。そうしたら幸い、其の場所をY法(均整の横山先生が編み出した手法)でゆるめると浮かんだ骨盤がさがりわき腹の緊張もとれとくると首も随分ラクに動くようになります。

特に首の痛みだけでなくからだあちこちの圧痛をとるのに最近マイブームなのが章門というツボです。

by kaiondo102 | 2006-11-15 23:12 | 経穴 | Comments(0)

長野式に出会って 20 とはいうものの・・・

長野先生の著書を開いてみると、そこには目からうろこ、私の知りたいことがかなりかかれていました。

長野先生は医に東も西もない、ということで東西の医学の結合を目指しておられたと聞いておりました。そのせいでしょうか、長野先生の著書は東洋医学を感覚の鈍い現代人のため、解剖学的に生理学的に現代語訳してくださっているようでした。すごいなぁと思いながら読み進めていましたが、どうも心底理解できません。というのも長野先生の著書には大切なことが沢山かいてあるものの、さらっとしか説明されておらず、長野式に親しんでいる人にはわかりやすいのでしょうが、セミナーや治療など受けたことも見たこともなかった私にとっては、すぐこの本の内容を治療に応用する、と言うわけにはいきませんでした。

しかし、他にどうしようもないのでとにかく長野式を少しでも治療の中に取り入れてみるようにしました。しかし、ここでもそう簡単に上手くはいきません。

例えば、左の天枢や大巨といった腹部オ血の圧痛をとるのに長野式では中封を使います。では
どう使えばよいのでしょうか。それ以前に中封の位置は今自分が押さえている所で本当に良いのでしょうか。そこで中封を押さえ、均整法的に足首をぐるぐる回し刺激を入れてみても、それで腹部のオ血の反応がとれたかということはありませんでした。

オ血の治療法以外、免疫や副腎、血糖値の処置、血圧、自律神経の処置などなど魅力的な治療法のオンパレードではありますが、では具体的にどうするかということは分りませんでした。

自分の知りたい答えは長野式に必ずある、と確信したもののではどうやってそれを掴むかという道筋がわからないまま、暗中模索の一年が過ぎ去っていってしまいました。

by kaiondo102 | 2006-11-13 22:50 | 均整から長野式へ | Comments(1)

長野式に出会って 19 長野式を学ぶ

ということで、均整法による治療にいきずまり何か他の治療法を探すもしっくり来なかった時、昔の医道の日本を開いていたら、松本岐子先生のセミナーの様子を村上先生が報告をする記事が載っていました。鍼が使えたらきっと長野式をやるだろうなぁと思いながら読み進めていくと気になることが沢山書いてありました。

松本岐子先生は長野先生と違って脈がわからないため、腹診を重視する、そこから患者さんの不調の本当の原因、背景をさぐり治療していく。ツボを決定するときはターゲットになるツボの圧痛をとることのできる場所に刺鍼する。右の大巨は尾骨の歪みをあらわし、左の経渠でとれる。アレルギーは自律神経の乱れがおおいに関係し、長野式では腰ユへの刺鍼が必要。するとアレルギーのモデル患者の背部の圧痛が解消した、などなど私が当時のどから手が出るほど必要としていた情報がそこには書かれていました。

また、次の号には松本岐子先生自身の臨床報告が載っており、こんなややこしい病気の患者さんを治療しているのかと大変驚くと同時に、そのややこしい病気を長野式でどんどん治していく報告を読むと、なんとかこの長野式を手技に応用できないかなぁと思いはじめました。

そこで長野式を学んでみようと、まず長野潔先生の書かれた本を購入して読み進んでいくことにしました。

by kaiondo102 | 2006-11-06 23:28 | 均整から長野式へ | Comments(0)

最近の興味ーあたま

「いのちの輝き」や「癒す心、治る力」を読んで以来ずっと気になっていたのがオステオパシーでした。特にこの2つの本に登場するのがロバートフルフォードという頭蓋骨への手技を得意とする名オステオパス。頭への手技で色んな患者さんを治したとのことでした。

均整法にも頭への操作はありますが、あまり出来る人もいないようなので色々研究はしておりましたが、上手くいかず長野式への興味も高まったので一時中断しておりました。

しかし、最近長野式にもいきずまりを感じており、あらためて頭蓋骨へのオステオパシーに関心が向き始めました。そんな時本屋さんでみたのがアプレジャーという頭蓋仙骨治療を簡単にした人の本でした。その中で紹介されていたのがCV-4というテクニックでした。

このテクニックは安全でだれもがやっても良いということなので早速患者さんに試してみることにしました。

化学物質過敏症によって視界が狭く目の疲れやすいかた、摂食障害のあるうつの方の親指のけんしょう炎、パニック障害の方の左半身の違和感など、頭蓋骨を操作するだけあって頭のトラブルといわれている症状に効果があり、びっくりしています。しかし、頭にあまり関係のない症状には効かないようでもあります。

とはいえ、まだまだそう多くの患者さんに使ったわけではなく、長野式で取れそうになかったときに急場しのぎで使ったところ思わぬ効果があっただけ。明後日から来られる頭や脊髄に関係するトラブルを抱える患者さんに使ってみてさらに検証しなければいけません。また、専門書を買って読まなければいけないでしょう。

しかし、精神的な疾患を抱える人がやけに多い昨今。頭蓋骨への操作はそういった患者さんへの朗報となる可能性があるのではと思っております。

by kaiondo102 | 2006-11-05 23:57 | 臨床雑記 | Comments(0)