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日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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長野式考 ターゲット5

患者さんの主訴や症状にあわせてターゲットを決め、そのターゲットの圧痛なり可動範囲、違和感などを改善することのできる経穴を治療点とさだめ、その治療点を刺激することによってターゲットの異常な感覚がなくなれば、とりあえず治療が上手くいっているという長野式のやり方はただ単に長野式のやり方だけにあてはまりません。

例えば、均整法でも経穴は多用されますが、それもこのやり方で使うことができます。例えば、均整法では脇腹を変化させるのに肝経の太衝を使えいます。脇腹は長野式でいうと帯脈、復溜がその治療点になります。もちろん復溜でも脇腹の圧痛はとれますが、私は自分で発見した(わけではない)つもりの太衝をよく使います。

また、長野式ではない他の鍼灸の流派の経穴も大変参考になります。例えば、深谷灸では腕にあるヒジュというツボは眼や喉の特効穴とされています。今日きた患者さんは目にものもらいがあるそうですが、まばたきした時の違和感をターゲットとしてヒジュを押さえると眼の違和感はなくなり、数秒のヒジュへの刺激のあとヒジュから指を放しまばたきをしてもらうと違和感はなくなりました。また、かぜをひいていたり、あるいはストレスで喉に異物感を訴える患者さんには、左右から喉を押してみたときの圧痛やつばを飲み込んだ時の違和感をターゲットにしてヒジュを刺激すると、ターゲットの反応が無くなったときには喉の違和感もまったく無いか大幅に軽減します。

中国鍼では歯槽膿漏にはかかとにある(澤田流の僕参あたり)女膝穴が有効とされていますが、これも歯を強くかみ締めたり、舌で歯茎を押さえたときの違和感をターゲットとして、女膝穴を刺激すると歯茎の異常が改善します。

他にも澤田流の経穴の使用法は大変参考になり、鍼灸真髄から学んだ経穴を患者さんに使っては、「これも効くんだ」と喜んでいます。

このように、鍼灸のツボを長野式のターゲットと治療点という考え方で使用すると長野式の経穴にこだわることなく、他の流派の経穴使いも十分実際の治療に使い、効果をあげることができます。

鍼灸は私にとって本当に宝の山であります。そして鍼灸師でもない私がこれほど経穴を実際の臨床において使用ができるのも長野式のお陰であります。

by kaiondo102 | 2007-04-29 01:27 | 長野式 | Comments(0)

オステオパシー考 4 なぞのL5

オステオパシー誇張法ではL5の調整がもっとも必要とされています。L5がうまく調整できれば、からだのあちこちの不調を治せるといわれています。均整法でもある先生は晩年はL5に可動性の刺激をいれるだけで治療を終わっていた、と聞いたことがあります。

しかし、このL5の場所がさっぱりわからないのです。

均整や長野式ではヤコビー線をL4としてそこからL5を探していきます。これが多分ほかの治療法でも一般的な方法ではないでしょうか。しかし、誇張法では違います。一番初めに習ったのは仙尾関節に中指をあて、そこから仙骨に手のひらをあてちょうどコブシのあたりの関節にL5があるとされています。そして、仙骨は左右から5gの圧をかけても動かないが、L5は左右に微妙に動くのでその動く場所がL5であると習いました。

セミナーではその説明を受けたあとで「ではやってみましょう」ということでお互い実習するのですが、その誇張法がL5という場所がさっぱりどこにあるかわかりません。どう考えてもそこは仙骨だろう、S2じゃないの?という場所がL5であるといわれます。ここかな?と思っても斉藤先生に聞くと「違う、ここだ」と微妙に違った場所をしめされます。おまけに練習相手はジーパンやらを着込んでいるため、なにがなんだかさっぱりわかりません。古くからいる先生もなかなかL5の位置が確定せず、自分にはたしてオステオパシーが使えるようになるのだろうかと不安になりながら初回のセミナーが終わってしまいました。

それから5ヶ月、L5探しから離れて他の誇張法の技術を使っては満足していましたが、斉藤先生が外反母趾をL5で治したと聞き、もう一度L5を探してみることにしました。ヒントは以前買ったカウンターストレインの本。その中に上部と下部のL5という場所がありました。どうしてそこがL5になるのか説明がありませんでしたが、ちょうどそれはわれわれが言うS1,2の高さにあたります。そこでそれを基準にL5の位置を探してみることにしました。触っているとなんとなくここかなぁ?という場所が感じられましたので患者さんがそこでどう変化するか診てみました。

最初はうつ病の人の魚の目。歩くと痛いとのこと。外反母趾に聞くなら魚の目にも効くだろうと思い、ここがL5かなという場所を動かしやすいかなという方向に押さえ、それから魚の目を押さえると「痛くない」。その場所で2箇所あった魚の目の痛みがすっかり取れてしまいました。次は三叉神経痛を以前わずらい、それは随分良くなったものの、左の首のコリがひどい人。ここがL5かな、という場所を押さえ首を押さえると「らく」。また、右の梨状筋あたりが痛む方はやはりL5かなという場所を押さえ、梨状筋を押さえると痛みが大きく減りました。また、首の寝違いの方も私のなんちゃってL5で随分首が動くようになりました。

もちろん全員にうまくあたるわけでなく、全然変わらないこともありますし確信をもってここがL5という場所を見つけられるわけではありません。しかし、斉藤先生のように確実にL5をとることができたら、きっともっといまよりも治療技術が上がるような気がしました。また、今度郡山のセミナーにいったら、私のなんちゃってL5が本物か斉藤先生にチェックしてもらえる楽しみができました。でもまた「そこはL5ではありません。骨がわからなければ治せません」といわれ落ち込んでしまうのでしょうか。

でも一体L5って本当はどこにあるのでしょうか?

by kaiondo102 | 2007-04-24 23:13 | オステオパシー | Comments(0)

長野式考 ターゲット4

肝機能に異常があるとされている患者さんに通常の長野式の肝の処置でなく、解毒の処置が奏功しました。それはこの患者さんに化学物質過敏症という既往歴があり、そのために通常の処置が効かず、築賓と肩グウにターゲットの圧痛が反応しました。

同じ処置で2回来ていただいた後、その方は化学物質過敏症の時に通っていた病院にいきましたが。血液検査の結果、数値には正常に戻っており3ヶ月後にまたチェックのために来院するようにといわれたそうです。

このように長野式で患者さんを治療する場合、その患者さんの症状や主訴に応じてターゲットを設定し、そのターゲットが確実に解消できる処置法およびツボの位置がとれると私のような素人に毛が生えたような治療家でもかなりの確率で患者さんの症状を軽減させることが可能になります。

そして、このターゲットという考えは単に圧痛だけでなく様々な形が考えられます。例えば、関節痛などの痛みには実際に痛む場所を動かしてみて、痛みや動かしにくさを患者さんに覚えてもらい、その感じをターゲットにします。腱鞘炎では反対側の陽陵泉を長野式では使います。ですから、患者さんに痛む手首を動かしてもらい、次に陽陵泉を押しながら患者さんにもう一度手首を動かしてもらいます。そして、痛みが減り動きやすくなればうまくツボにあたっていますし、もし変化がなければツボのとり方が悪いと考えられます。
歯に痛みがある人は(そんな理由で来院する人はおりませんが、たまたま治療の日に歯が痛かったりすると)足の胃経をしらべ、歯の痛みが改善するところを歯の痛みが感じられなくなるまで刺激します。顔にアトピーがある人は顔をしかめたり笑顔をつくってもらい、皮膚のツッパリ感が肩グウを押さえながら減るか調べ、一番減ったところをその患者さんの肩グウとして顔の違和感が無くなるまで刺激します。乳腺炎など、男の治療師である私が直接触りにくい場所は今度は患者さんに押さえてもらいます。そして、乳腺炎の特効穴である橋本先生の目の治療点を押さえ、患者さんが自分で押さえた痛みが減るか確認します。

そして、このターゲットを設定しそれが解消できるところを治療点と定めるやり方は、単に長野式だけに限定されるものではありません。

by kaiondo102 | 2007-04-16 22:42 | 長野式 | Comments(0)

長野式考 ターゲット3

先日来られた患者さんは会社の健康診断で肝機能の値が高く、要治療ということで驚かれて来院されました。どこの病院に行くかまだ検討中でそれまでの間、なんとかしたいということでした。

肝機能の値が高いということは長野式でまず思い浮かぶのは「肝実」です。肝実は右の季肋骨に圧痛がでます。患者さんのお腹を診るとやはりそこに強い圧痛がありました。患者さん曰くしょっちゅうそこが痛むとおっしゃいます。

その他、この患者さんのお腹を診ると、オ血の反応であり肝のトラブルをあらわす、左天枢、大巨、盲ユ、免疫の異常をあらわす右天枢、大巨にも圧痛があります。となると、この患者さんの治療において右期門が一番のターゲットになります。つづいて左の下腹部の圧痛が2番目のターゲット、、そして肺と肝の関係から右の下腹部の圧痛が3番目のターゲットになります。松本先生は病は上るとおっしゃられ、圧痛は下から取っていくと良いといわれています。となると、2番目と3番目のターゲットを解消した後、第一のターゲットである右期門の圧痛をとればこの患者さんの肝機能の異常は改善される、と考えられます。

左の下腹部の圧痛はオ血の処置、左の中封と左の尺沢が使えます。右の下腹部の圧痛には曲池から手三里、そして病の本丸である右の期門は右の少海、ゲキ門、漏谷、復溜を長野式では使います。そこで左の下腹部の圧痛をとろうと左の中封を圧痛が解消するよう、少しづつ位置や角度を微妙に変えながら、ターゲットの圧痛がとれるかやってみましたが、なかなか圧痛がとれません。その場合、この患者さんは通常のオ血処置では解消できない理由がある、と考えられます。そこでカルテをもう一度見直すと数年前化学物質過敏症になったとの記載がありました。今では化学物質過敏症では悩まされないものの、その影響がまだこの患者さんのからだには残っているかもしれません。そうなると解毒の処置である、肩グウ、築賓を使えばターゲットの圧痛は解消する可能性が高いはずです。そこで左の築賓を押しながら、左の天枢を押さえると、痛みが無くなるそうです。左の下腹部は左の築賓で、右の下腹部は右の肩グウで圧痛が解消しました。

第一のターゲットである右の期門はやはり、少海、ゲキ門、漏谷、復溜のどれでも取れません。そこでやはり化学物質の影響を考え、右の肩グウを押さえてみると、「すこし減った」とのこと。圧痛が減ったということはやはり肩グウが期門の圧痛に一番効果があるが肩グウの位置が違うと考えられます。そこで少しづつ肩グウの位置を変えながら右の期門の圧痛を診ると、3~4回目で右の期門の圧痛が解消しました。

by kaiondo102 | 2007-04-16 00:49 | 長野式 | Comments(0)

長野式考 ターゲット2

経絡経穴を治療に使おうとする時、もっとも大切なのは正確な経穴の位置を探すことではないでしょうか。教科書ではここの位置から指3本分とか2寸とかで経穴の位置をしめしていますが、本当にそこがその患者さんのそのツボにあたるのだろうか?と長野式を学ぶ前はいつも疑問に思っておりました。

均整法だと学校で習ったのは、ツボの位置はだいたいでよく、経絡線を上手く捉えればよい、角度があえばよい、といったおおざっぱなものでありました。例えば、頚椎の7番を動かすには合谷をC7に向けて角度をとり、グーっと引っ張ってポンと放つというやりかたです。この際合谷の厳密な位置は問題にならず大体その辺を押さえるという形でありました。

しかし、私のように指の感覚が鈍い初心者にはこのやり方では本当に変化をさせられるのか疑問です。それどころかツボの位置は患者さんそれぞれによって違う、時と場合によって移動する、なんて話を聞くと「じゃ、どうすれば良いの?」と思ってしまいます。

それを解決してくれたのが長野式でした。長野潔先生は長年の修練から信じられないような脈診の技術をお持ちであったと聞きます。ですから、自然と正確な経穴の位置に指がとまり刺鍼されていたのではないでしょうか。しかし、長野先生ほど指の感覚が鋭くなかったであろう(ごめんなさい)松本岐子先生は正確に経穴を探すため、圧痛をとりたい経穴をターゲットにし、その圧痛を確実に解消できるツボを治療点としてとられ、刺鍼されています。私も実際、松本先生のセミナーでモデル患者になりましたが、腹部の圧痛をとる時は「ここは痛い?、ここはどう?」と一つ一つのターゲットに反応があればそこに赤いシールを貼っていきます。「痛い?」と聞かれ「痛くないけど気持ち悪い」と答えると「気持ち悪い以外に何か表現はないの」と怒られました。そして、赤いシールを貼ったターゲット経穴を片手で押さえ、届きやすいツボは御自分で、届きにくいところは助手の方に押させ、一個一個丹念にターゲットの圧痛の解消が確認できてから初めて鍼をされました。

このやり方だと私のような指の感覚が鈍いものでも確実に患者さんのからだを変化させる経穴を見つけ、その変化の結果を確実に見ることができます。そして、ターゲットはただ単に圧痛という形だけでなく、患者さんの自覚、可動範囲という形でも捉えることができます。

by kaiondo102 | 2007-04-05 22:57 | 長野式 | Comments(0)

オステオパシー考 3

オステオパシー誇張法の5gの圧の感覚をなんとかしてマスターしたい私は暇さえあればよく手首をいじくっています。手首には8個の骨がありますが、オステオパシー誇張法ではこの8個の骨を一個一個さわり上下に5gの圧で押し、動きのあるなしをみて、動きやすい方に5gでおさえます。すると骨の動きが良くなって手首の痛みがとれる、とテキストには書いてあります。

私自身手首が痛むわけではありませんので本当に骨を動かせたかどうかは定かではありませんが、「あれ?」と自分の手に変化を感じました。

それは、ここ数年私の手にはアトピーがありました。手首から手の背側、そして指にかけて、アトピーが出て、赤くはれぼったくなったり、キズができたりしていました。そして毎年1~2月にかけてひどくなるのですが、今年はあまり手の調子が悪くなりません。普通の何も無い人と比べるとさすがにまだ荒れてはいますが、いつもほど今年は悪化しません。どうしてだろう?と考えて思い付いたのがこのしょっちゅうやっていた手首への練習ではなかったのでは、と思いました。

そこで手にアトピーのある人に手首の操作、並びに指への誇張法をやって手のアトピーがどれだけ改善するかやってみました。

1人は大学生の男の子。手の平から指にかけてアトピーがあります。ちょうど手の労宮あたりから中指にかけて赤くはれてとてもかゆいそうです。そこでまず何もしない時に手を握ってもらいました。すると皮膚が引っ張られて握りにくいそうです。そこでまず中指の第2関節を左右に曲げたり捻ったり、上下から押さえてみました。するとなんとなく動きが悪い方向があったのでそれとは逆の方向へほんの少し押さえます。動きにくさがなくなったかな、と感じたら、今度は手首の骨をいじります。労宮は心包経なのでその辺りの手根骨も動きをみて調整してみました。
そしてもう一度握ってもらうと「握りやすい」。

次に40代の女性は全身のアトピーですが、左手もとてもかゆくなるとのこと。特に薬指が痒く、実際薬指の第2関節より指先のほうが赤くはれています。そこで薬指と三焦経の走向にそった手根骨を調整してみました。すると、かゆみの減りは少しなものの、二回の治療の後はその赤くはれ上がったところがかなり小さくなって手全体のアトピーも減ってきました。

そのほか、大学生の女の子、主婦の方の手のアトピーにも誇張法を使ってみましたが、アトピーがゼロになることはないものの、手の調子は以前と比べて随分よくなってきました。

指や手へのオステオパシー誇張法は靭帯の動きを改善させることによって関節の動きを良くし、痛みを治していくのがテキストを読む限りあるいは講習会で説明を受けた限りでは狙いのようです。しかし、誇張法は筋膜の調整にもなる、と聞いたことがあります。オステオパシーの創始者スティル博士は筋膜こそが病気の原因があらわれるところであり、治療を施すべきところだとされ、筋膜を大変重視されたそうです。

すると手のアトピーが誇張法によって改善したということは、皮膚のトラブルは実は筋膜にもトラブルを引き起こし、誇張法によって筋膜の動きが改善したことに皮膚が影響され、アトピーが改善したのでしょうか。ということは東洋医学的にいえば経絡の流れも改善したと考えられます。

長野潔先生は「鍼灸は結合組織の医学だ」とおっしゃられていたそうです。筋膜も結合組織。うーんますますこれからも長野式とオステオパシーに共通点が見つかるだけでなく、きっとオステオパシー誇張法の応用範囲ももっと広がるのでは(ただ私が知らないだけかもしれませんが)、とわくわくしている今日この頃であります。

by kaiondo102 | 2007-04-03 00:14 | オステオパシー | Comments(2)