日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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お腹が張る

以前、ものすごくひどいぎっくり腰になり怖いのでと2週間に一度来院中の患者さん。この日はお腹が張ると訴えられました。聞くと、パートで寒いところにずっと立っていたらお腹が張って食欲もこの数日無いとのこと。

長野式で経絡を使ってお腹をゆるめればなんとかなるだろうと治療を開始しました。ところがお腹のどこを押さえても圧痛がありません。普段なら、あちこち痛がりますがこの日はどこを押さえても痛みを訴えません。背中を調整すればお腹の痛みが出てくるかなと思い、クラシカルオステオパシーで全体を調整、骨盤と背骨の硬いところを誇張法で調整します。しかし、お腹の痛みを訴える患者さんの背骨を診ると、その臓器に対応する背骨が変な感じがしますが、この方の場合はそんなへんな場所はありません。しいていえば胸椎の7,8と腰椎の1番ぐらいでしょうか。誇張法でかなり時間をかけなければなかなか動きませんでした。

いいかなと思って仰向けになってもらい再びお腹をチェックするも圧痛がありません。「今お腹はどうですか?」と伺うと「まだ張ってます」とのこと。「どのあたりが変なんですか?」と聞くと「ここらへんです」とちょうど中カンの辺りをさされます。「でも押さえもいたくなんですよね」と強めに中カン周辺を押さえるも「押さえられても痛くないです」とのこと。

圧痛がないのにお腹はまだ張っている。迷走神経を整えるというクラシカルの後頭骨の抑制をしてみるも、効果がありません。どうしようかなと思いながら思い出したのが靭帯性関節ストレインの横隔膜のテクニック。肋骨を横から潰すように押さえてみました。「どうですか?」と聞くと「少しラクな感じがします」。足の冷えから隔膜の緊張がおこったのでしょうか、それならばもう一つの横隔膜のテクニックを使ってみました。

おへその上を斜め上にぐっとみぞおちの方に押さえます。すると「とても痛い」と訴えられます。そこで左の天宗を押さえると痛みが軽減されるのでそのまま天宗とお腹をしばらく押さえます。
いいかなと思って天宗から指を離しそのままお腹を押さえます。なんとなく緊張が減ったかなというところで押さえた手をゆるめ、「今お腹の張りはどうですか?」と伺うと「あれ、無くなりました」とのことでした。

そういえば、胸椎の7番と8番は横隔膜に関係しますし、腰椎の一番は三焦=リンパの関係から横隔膜に関係します。

それにしても横隔膜が緊張していてもお腹の張りを感じる人もいるものなのですね。靭帯性関節ストレインの本を読んでおいてとても良かったと救われた症例でした。
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by kaiondo102 | 2007-12-22 23:45 | 臨床雑記 | Trackback | Comments(0)

オステオパシー考23 すべては背骨に

このところ週に一回来られている患者さんから突然電話があり、腕を痛めたので開いているときに診て欲しいとのこと。そこで早速朝一番に来てもらいました。

聞くと重たいものを変な格好で支えてしまい、右の肩から腕にかけて夜もねむれないほど痛みがあるそうです。動かしてももらうと腕は全然上がらず、上げようとすると肘が曲がって幽霊のようなポーズしかとることができません。

いつもならクラシカルでやるのですが、時間が無いので背骨、肩鎖関節、肩関節を誇張法で調整すればなんとかなるだろうと調整を始めます。背骨を診ると、上胸椎に歪みがひどく、2,3,4,5と全部痛めた右側に動きます。上胸椎の動きが良くなったところで仰向けになってもらいます。腕をあげてもらうとなんとか45度ぐらいまで上げられますがまだまだ痛みます。

肩鎖関節を念入りに調整、腕をあげるとさっきよりラクにあげられますが、まだ痛みます。肩関節の調整をするも少しラクになる程度。時間も次の人が来るまでもう少しになってしまったので座位で調整することに。座ってもらい背骨を触るとC7が随分ゆがんでいます。うつ伏せの時はここまで変ではなかったはず。やはり重力が影響しているのでしょうか。

C7をいきやすい右の方に動かしていると「肩から腕にかけてなんか流れています」とのこと。「いいね」と思いながら引き続きC7を調整、いいかなというところで右腕をあげてもらうと、随分スムーズにあげられます。「やった」と思いながらさらに数分C7を調整。「どうですか」と聞くと腕を上げながら「全然ラクにあげられます」とのことでした。

均整法の創始者、亀井先生は「からだの情報は背骨にでる」となにかでおっしゃられていたのを読んだことがあります。最近の経験からすると「確かにそうかもしれない」と思うようになりました。腕を痛めた患者さんはC7と上胸椎にそのサインがありました。また、お腹が張って困っている方は胸椎の4、5が左にずれていました。この間の目の開きにくかった方は胸椎の5番、今日来た膝の痛い人は腰椎の2、3が痛む左の方にずれ、今日の最後の首の痛い女性は頚椎の5番が変でした。みなその変なところを誇張法で動きが良くなるまで調整してあげると痛みや動きが大幅に改善されます。

今まで私はどちらかというと理屈から治療の方針をたてておりました。しかし、誇張法を治療に取り入れることによって理屈よりも患者さんの変な所を調整することを優先することが出来、かつ効果も今まで以上に出せるようになってきた気がします。

誇張法を学んでよかったと思う師走の今日この頃でした。
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by kaiondo102 | 2007-12-16 00:33 | オステオパシー | Trackback | Comments(2)

子宮脱

産後の不調に悩まされる方が多い昨今、私の治療院にもそういった方は多く来院されます。その具体的な症状は様々ですが、先日二人の方がほぼ同時期に「病院で子宮脱といわれ、最終的には手術しかない」といわれ困ってしまい来院されました(下手したら摘出になるそうです)。

お一人はもう出産から3年経ち、もうお一人は4ヶ月経つそうですが、一向にして症状が改善せず、少しでも腹圧がかかろうものなら、子宮が落ちてきてとても不快とのことです。

産後の不調に悩まされる方のほとんどがお腹を触ると、腹筋の存在が感じられず、ずぶずぶと指がお腹の奥の方に入っていってしまいます。また、子宮脱の患者さんは恥骨から上に変な緊張があったり、もちろん鼠経部の圧痛も強い気がします。ですから、治療のターゲットは恥骨周辺と鼠経部の緊張をとることがまず、子宮脱の改善につながります。腹筋の弾力性の回復は簡単にはいかない気がします。それこそ3ヶ月や半年単位でのスパンを見ないといけない気がします。しかし、腹筋の弾力性が回復すると、それこそ産後ウツみたいな方でも随分元気になるようです。

治療を早速開始すると、やはりお二人ともお腹に力がまったく無い割には下腹部、特に恥骨や鼠経部には異常な圧痛があります。クラシカルで四肢を動かし、背中を調整、それでもとれない骨盤の歪みと背骨の硬さは誇張法で調整します。次に臀部、梨状筋の圧痛を確認します。聞くところによると梨状筋の起始と子宮を支える靭帯は仙骨の同じところから出てくるとのこと。そこで子宮の問題を扱うときは梨状筋への施術は必須となにかで聞いたことがあります。

梨状筋を押さえると案の定、圧痛があります。長野式では内臓下垂には内陰といって、腎経の陰谷から4横指上にある経穴を使います。そこで梨状筋の圧痛を確認、その圧痛が無くなる場所を探ります。お二人とも経穴には反応が大変よく、一回で内陰の場所がわかり、そんまま十数秒内陰を刺激すると梨状筋の圧痛がなくなりました。

仰向けで腹部の圧痛をとり、鼠経部と恥骨周辺の圧痛を内陰でとりクラシカルで後頭部を調整、治療を終了としました。

一回目の治療でお二人ともほとんど症状に悩まされること無く、一人はそれから2回、もう一人は3回の来院で治療を終了とさせていただきました。

こうやって治療がスムーズにいくと私も患者さんにもとてもよいのですが、そんな方ばかりでないからまた、勉強する気にもなるんですけどね。
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by kaiondo102 | 2007-12-10 16:55 | 臨床雑記 | Trackback | Comments(0)