日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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妊婦さんの施術

松本先生のテキストの第二巻の婦人科のところを読みながら、最近妊婦さんが来てないな~と思っていたら、久しぶりに妊婦さんがいらっしゃいました。

訴えは予定日が2週間後であるにもかかわらず、子宮口が3cm開いているのに赤ちゃんが全然降りてこず生まれる気配すらないとのこと。其の割にはお腹が張って気分が悪いそうです。色々伺うと、今から3ヶ月前には切迫早産で一ヶ月入院、またお腹にいる子は3人目とのことですが二人目の時の出産は大変で難産であったそうです。その為、今回の出産は怖いとのことです。

お体を診ると、トラブルのある妊婦さんの特徴ですがお腹の形がいびつです。赤ちゃんが左によって、みぞおちのところがやけに膨らんでいます。また、今まで施術したトラブルを抱えた妊婦さん同様、鼠経部と腰方形筋の圧痛が強く、お腹はどこを押しても気分が悪いそうです。

仰向けでクラシカルで四肢を動かし横向きにしてL5からL1まで誇張法でゆるめ、腰方形筋の圧痛を膏盲でとります。反対を向いてもらいまたL5からL1まで誇張法で動かし、また腰方形筋を膏盲でゆるめました。そのまま、胸椎を誇張法で調整、仰向けになってもらいました。

すると施術前はいびつだったお腹の形が随分きれいになっています。お腹をあちこち押してみましたがそれまでの気分の悪さはないそうです。そこで鼠経部の圧痛を内陰でとり骨盤隔膜を押さえます。するとお腹の張りがまったくなくなってきたそうです。そのまま後頭部をクラシカルで緩め施術を終了としました。その時にはお腹の形がおへそを中心に膨らむ、とてもきれいな形になりました。

立ってもらうとお腹が随分下がってきました、不思議なものです。以前、切迫早産で安静といわれていた方を何人か診たことがありますが、其のときは逆に下がっていたお腹がぐっと上がりました。これも不思議なものです。お腹もとてもラクとのことでした。次の週もう一度調整、するとそれから数日して出産されたそうです。その方のお母さん曰く、とてもスムーズな出産で二回目の出産とは違いとても楽に産む事ができたそうです。

妊婦さんを調整して思うのですが、我々の技術というものは本当に妊婦さんの健康管理、および出産に大きな貢献をするような気がします。もっともっと多くの妊婦さんがこういった治療を受けてもらえると受け入れを拒否されてたらいまわしにされるなんて妊婦さんがもっと減ると思うのです。そして出産が楽であれば、産後の母体の回復だけでなく生まれてきた子も安定します。すると育児が楽になり親子の関係も安定、育児ノイローゼや虐待なんて悲しい出来事も今よりもっと少なくなり、日本はもっと平和になるのではないでしょうか???
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by kaiondo102 | 2009-03-27 00:32 | 臨床雑記 | Trackback | Comments(2)

鍵を見つける 5

また、私が治療において引っかかっているのはこの方をどのくらいのペースで何回施術すれば改善するかという見通しがさっぱり立てられないーいわばその方の予後がどうなるのか検討もつかないことです。

よく聞く話が、例えば治療家が「あなたのこの症状では週にこのくらいのペースでこのくらい通われると改善しますよ」ということがいえる治療家がいらっしゃると聞きます。そしてそれが実際其のとおりになるとのこと。私なんざ、とりあえず一回施術してみて改善がスムーズであれば心の中で「う~んあと2,3回やればもうちょっとラクになるかな」と思いますが、あまり患者さんにお伝えすることは自信がないのでしないことがほとんどです。また、どのくらいのペースで通われるかにあたっても「調子が悪ければ週に一回、まあそこまでひどくないかなと思われるなら2~3週間に一度通われて良くなったら適当に来たらどうですか」とお伝えするだけであとは本人のご都合にお任せしています。これも要は自信をもってこの方がどうこれから改善していくかさっぱりわからないためです。

そしてさっぱりわからないのは東洋医学の真骨頂である「未病を治す」ということです。岩波から出ている「鍼灸の挑戦」という本をよむと、其の中で治療家が患者さんの脈を診て、このままほっておくと、具体的にこういった病気になるのでそうならない為に治療をする、というシーンが描かれています。そして、これが東洋医学、いや鍼灸の本来あるべき姿と其の中では書かれています。

そうなると私は東洋医学の本来あるべき姿などまったく実践できておりません。開業をしたてのころはこういう施術で大病を小病に、なんて考えてやっておりました。しかし、十年経って思い返してみると、昨年の年末のようにあれほどコンスタントに来て下さった方々に重い病気が見つかりました。一度良くなったものの再び悪化してしまうというケースはいまだにちょこちょこあります。また、ここが痛くなって改善したら次には違うところが痛くなって、またそこが改善するとさらに違うところと、なんだか全然良くなってないじゃんなんて方もいらっしゃいます。そういう方が来院するたびに今度こそとは思うものの相変わらずそんな感じでこのまま私のところに通い続けてもらってよいのだろうか?とも思ってしまいます。

なぜ、そんな中途半端な治療しかできないのでしょうか???それは私が原因というものがサッパリつかめていない為ではないでしょうか。ではその原因とはいったいなんなんでしょうか???
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by kaiondo102 | 2009-03-16 15:31 | 臨床雑記 | Trackback | Comments(0)

鍵をみつける 4

今、私が治療において最もジレンマを感じているのは自分の治療がまったく患者さんの本質に迫っていないということです。

東洋医学(あるいはオステオパシーを始めとする西洋の伝統医学)の真骨頂といえば西洋医学と違い患者さんまるごとを診ることによってその方の症状ではなく原因を治療すること、そして「未病を治す」という言葉のとおり患者さんの将来にわたっての健康の維持にも役立つものとよく云われています。

しかし、私は自分がその患者さんの症状の原因に迫っているとはさっぱり感じられません。例えば腰痛の患者さんであったら、例えば左の腰から臀部、大腿部の外側まで痛みが走るなどいわれると、L3,4の調整、左右の腰を覆うよう手を当てて痛いとおっしゃられれば、腰方形筋の痛みかな?などと推測します。そこで、全体を調整さらにL3,4を少し念入りに調整したり腰方形筋をゆるめたりして、腰痛が改善すればめっけものです。しかし、最初からこの方の腰痛の原因がL3,4とか腰方形筋というのははっきりいってあくまで推測にすぎません。確信をもってそれが原因と考えているわけでなく、経験からとりあえずここを攻めてみようということでしか過ぎません。

ではその推測したところが効かなかったらどうするか?そうなるとお次はお腹をゆるめてみてどう変わるか、それでだめなら首を攻めてみたり、だめだったら頭を調整してみます。それで治らなかったら今度は圧痛をスティルテクで攻め、だめなら座らせて誇張法やスティルテクで攻めてみます。

いってみれば私の治療は出たとこ勝負、悪く言えばあるいはあてずっぽの感があります。一つの症状に対し、このテクが効かなければ次、それがだめだったら次、さらに次、もうちょっと次、えーいこれでどうだの次という形で改善するまで自分の知っている技術をだしてみて、うまくいけばそのプロセスのどこかで良くなるでしょうし、うまくいかないときは弾がつきてしまい、また来てくださいという形になってしまいます。要は患者さんが良くなるかどうかは私がどれだけテクニックを知っているかということにつきてしまうことになります。

そうなるとこれからもさらに色々なセミナーに出続けて技術のコレクターにならない限りもっと治せるようにはならないでしょうし、またいくら技術を身に付けても治せない患者さんは必ずいらっしゃるためさらに新しい技術と、この仕事をしている限り技術を追い求めることに終わってしまうのではないか、という疑問が湧いてきます。

こんなやり方が本当の東洋医学に基づいた治療なのでしょうか?患者さんの本質に迫る治療なのでしょうか?へたな鉄砲数打ちゃ当たるなんて、以前私が学生時代にマッサージ屋さんにアルバイトしていたときマッサージをそんな目で見ておりました。しかし自分の今のやり方はたとえオステオパシーの技術を学んでいようが長野式を学んでいようが依然へたな鉄砲数打ちゃ当たるの粋を出ていず、自分があれほど嫌で軽蔑をしていた慰安マッサージとそう大して変わらないなという現実に開業10年目に向き合うことになってしまいました。
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by kaiondo102 | 2009-03-08 17:50 | 臨床雑記 | Trackback | Comments(8)