日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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もう一度タコ

本日来られた40代の女性、2年前にうつで一年ほどまじめに来られ、不安感やからだの不調も随分改善、ここ一年ほどこられていませんでした。予約の電話をいただいたと時、またぶりかえしちゃったのかな?と思っておりましたが、今回は3ヶ月前にコンビ二でずっこけ両足首を捻挫、整形外科に通うものの改善せず久しぶりに私のところに来られました。

伺うとうつっぽい症状はほとんど出ないとのこと、そこで足首の施術に集中することに。底屈するとアキレス腱のところが痛むそうです。

まずはうつぶせになってもらい骨盤と背骨を誇張法で調整、胸板の薄い方なので呼吸が深くできるように肋骨も気になるところは一本ずつ誇張法で調整します。この方は腹部の調整はやりにくい方なのでお腹の操作は行いませんでした。

背骨を調整していると「そういえばまた、タコが痛くなってきました」とのこと。以前も両足のタコがあったそうですが、通っているうちに消えてしまって痛くなかったそうですが、捻挫をしたあたりからまた痛みが出して、フローリングが歩けないそうです。そこでまず右足のタコに爪を当て痛みを確認します。斉藤L5を行きやすい左に動かして、タコをもう一度押すと痛くなくなります。とりあえずこの感じで右足のタコの痛みをとって今度は左足のタコを押さえます。痛みを確認、斉藤L5を左に動かすも、今回は痛みが減りません。そこで仰向けになってもらい、まずは捻挫の調整をします。

足首をみると距骨がぽこっと飛び出しています。そこでこの間行った東北オステオパシー会の講習会で斉藤先生がテーピングでがっちり固めた捻挫をされていた講習生の足首をテーピングの上から治してしまった光景をイメージしながら、距骨を調整します。最初に左足を操作、次に右足を同じような形で操作しました。

足首を動かしてもらうと痛みは無くなったそうです。そしたら、お次はタコだと思い、先ほど斉藤L5の操作で痛みの取れなかっ左足のタコを押さえると痛くないそうです。左足のタコをあちこち爪をたてて押さえていると一箇所だけ痛みのあるところがあるので、タコもちょうど肝経の裏側なので中封を押さえると痛みがなくなりました。

そして先ほど痛みがとれたはずの右足のタコを確認してみると、まだ痛むそうです。さっき痛くなくなったのに、と思いながら同じ肝経の裏なので中封を押さえてみると、痛みは軽くなりません。中封をあちこち押さえるも痛みはとれずレイ溝はどうかなと思うもタコの痛みはとれません。足への血流が悪いのかなと思い、飛陽を押さえるも痛みがとれません。困ったなと思い、後は座位での調整にかけようと思い後頭骨と側頭骨、下顎骨と顔面骨を調整し、一度立ってもらいました。

足首の捻挫の痛みはなくなり、左足のタコも痛くないそうです。しかし、右足のタコがまだ痛むそうです。どうしようかなと思いからだをみると骨盤のねじれが気になりました。右の上前腸骨棘が左より思い切り前に出ています。これをとったらどうかなと思い、座位で仙骨のねじれと腰椎の調整をします。もう一度たってもらうと骨盤のねじれはなく、右足のタコはどうですか?と伺うと思い切り体重をかけても痛みないそうです。

からだのゆがみをとることで足の裏のタコの痛みがとれるなんて、不思議な体験をした症例です。
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by kaiondo102 | 2009-04-29 00:18 | 臨床雑記 | Trackback | Comments(2)

斉藤L5とタコ

先日いらした20代の女性、左の肩こりと腰痛、疲れやすさを訴えていましたがクラシカルで足首をポンピングしようとすると、足の裏にあるタコが私の手に当たって痛いとのこと。伺うと随分昔からこのタコに悩まされ、素足で床は歩けないとおっしゃいます。そこで一度立ってもらうととても痛くてスリッパをはいていないと耐えられないとおっしゃいます。

そこでクラシカルで四肢を動かし、うつぶせにして一度タコを押さえます。すると「痛い」。そこで斉藤L5を押さえもう一度タコを押さえると「痛みが全然減った」と不思議がります。そのままL5を押さえながらタコを押さえる場所を少しずつ変えながら一応この状態ではタコのどこを押さえても痛くないようにしました。

そのまま背骨を誇張法を調整、あおむけになって腹部を長野式でゆるめます。「どうですか?」とうかがうと左の肩凝りは随分らくになってきたそうです。そこでもう一度タコを押さえます。今度はちょっと激しく私の爪をたててタコをくまなく押さえます。タコの大きさは2~3センチ、爪で押さえるとそこまで飛び上がらないもののまだ痛いところが何箇所かあります。ちょうどタコの位置は親指と人差し指の間、肝経の裏側にあたります。この位置のタコは確か松本先生によると肝臓のトラブルをあらわします。お腹をおさえても肝実の反応がとても強くありました。そこで肝臓だから中封にするかレイ溝にするか考えましたが、とりあえず近いほうということで中封をおさえ、タコを爪で押さえると「痛くない」。そこで中封を押さえて爪でどこを押さえても痛くないようにして、一度立ってもらいました。すると、「実は、先生のいじっていた反対側の足のタコも痛い」とのこと。それまで右の足にしかタコがないかと思っていましたが、左の足にも同じ場所に同じ大きさのタコがあります。しかし、いつもよりは痛みが無いそうです。斉藤L5が効いているのでしょうか。

もう一度仰向けになってもらい、左の中封をおさえタコを爪で押さえると痛みが消えます。とりあえず押さえて痛みのあるところは全部中封を押さえながら痛みをとってもう一度立ってもらいました。すると体重をかけても平気なそうです。少し治療室を歩いてもらいましたが、平気でフローリングの上を歩けるようになったと喜ばれていました。

左の肩の痛みは無くなりましたが、まだ左の後頭部から肩甲骨にかけての首筋に痛みが残るとのこと誇張法で調整しました。C7がねじれていましたので頭を傾けて誇張法で調整、すると今度はC5がねじれています。もう一度頭を傾けてC5を調整、すると左の首筋の痛みは無くなりましたが、今度は左の胸鎖乳突筋の前だ痛いそうです。そこで痛い場所を握るような形で指先で押さえると痛いそうです。そのままあごを左の肩に近づけるようにしてその場所を縮めると痛みが消えるそうです。十秒ぐらい押さえて、今度は頭を右に向けであごを上げてもらい逆にその場所をのばすスティルテクニックの真似事をしてみるとその場所の痛みもなくなったそうです。

そして、そのままスリッパをはかずに帰られました。

L5でタコの痛みが軽減するとはとてもおもしろいです。また、若い方は反応が良い人が多く、こちらもなにか腕が上がったような気がします。しかしこれは北海道のパウダースノーでスキーをして上手になった感じがするのと似たものかもしれません。
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by kaiondo102 | 2009-04-20 16:56 | オステオパシー | Trackback | Comments(2)

子宮頸がんの手前の治療

沖縄に移住した私の友人が子宮頸がんの手術をしたと彼女のブログに書いてありました(○永さん、お元気ですか?)。そうしたらニュースで子宮頸がんがとても増えているということをテレビでみて数年前に施術した子宮頸がんになる前の方のことを思い出しました。

ちょうど同じ時期に2人の30代の女性が来院しました。お一人は肩の痛みでいらしていましたが、ある時子宮頸がんの検査をしたら、細胞診で3段階といわれたとおっしゃっていました。また、もうお一人はそれまでの2年間、細胞診でずっと3段階目といわれ続けていたそうです。西洋医学的にはこの段階での治療法はない、とのことなので、それでは東洋医学では?ということで施術をはじめることにしました。

その当時は長野式を手技で応用したやり方だけで施術していました。基本的には腹部の圧痛、背部の婦人科や免疫に関係すると考えられる腰方形筋や梨状筋、L5周辺とT7の圧痛をとりました。面白かったのはそのほとんどの圧痛が手三里でとれました。手三里は澤田健先生によると腫瘍に効果があると鍼灸真髄には書かれていました。

しかし、少し悩んだのが、お腹の圧痛でした。オ血とか肝実などの圧痛はあったものの、婦人科の反応といわれる、気穴(子宮の反応点)、水道(卵巣の反応点)には圧痛がありません。どうしようかなと思い、恥骨を押さえてみるとお二人とも恥骨のどこを押しても痛がります。確か野口晴哉先生の著書には恥骨は皮膚病全般に効き、内臓の表面も皮膚みたいなものだから、ガンにも効くと恥骨操作を開発した先生がいっていたと確か書いてありました。ということで恥骨の圧痛をターゲットにして手三里を押さえてみると恥骨の圧痛が不思議なことにきれいにとれます。

お一人は週に一度を6回、もうお一人は隔週で来てもらい3ヶ月後の検査まで6~7回ほとんど毎回同じような形で施術しました。すると週一回来ていただいた方は2年で初めて細胞診で3から2になったとのこと、もうお一人はその次の検査で3から1になったとおっしゃられていました。

西洋医学ではどうしようもないけど、我々のような東洋医学的な治療法では対応が可能なものというのはかなりあります。たった2例ではありますが、この子宮頸がんの前段階もその一つではないでしょうか。

しかし、婦人科の患者さんで子宮筋腫や卵巣膿腫、あるいは内膜症とか色々な患者さんを私も施術させていただきますが、長野式でいう婦人科の反応点に圧痛がない方は結構いらっしゃいます。そういった場合は私は恥骨には必ず圧痛があるのでそこをとりますが、本当にこれで良いのか悩みます。こんど鶴崎先生がいらっしゃったときに聞いてみたいと思います。
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by kaiondo102 | 2009-04-12 23:30 | 臨床雑記 | Trackback | Comments(3)

凍傷?の治療

先月、足の裏の感覚がないということで来院された若い男の子がいました。年齢は24歳、友達と軽装で山歩きをしたら死ぬほど寒いめにあって、それ以来足の裏から足首にかけての感覚がほとんどなくなってしまったとのこと。お医者さんにいったら軽い凍傷といわれるものの特に治療もなく、マッサージにいったりしても改善せず2ヶ月も経ち、歩くのが怖く会社も休職しているとのことでした。また、犬の散歩をしていると変に引っ張られたりすると足の裏の感覚がないため、転んでしまうともおっしゃっていました。

仰向けで足の裏を触ってみると、なにか触れているのかな?程度しかわからないそうです。また、足裏がとても冷たいだけでなく、とても硬いのが気になりました。そこで足を温め、足裏をやわらかくしてなんとかしてこの感覚を戻してみることに。

仰向けでクラシカルで四肢をゆさぶりうつ伏せになってもらいます。すると腎ユ、志室の腰方形筋が異常に膨らんでいるのが目に入りました。押さえてみると飛び上がるように痛がります。確か、腰方形筋をゆるめると足からのリンパ液の還流を促進すると春山先生がおっしゃっていたような。そこでクラシカルでうつぶせでまた四肢を動かして、腰方形筋を押さえます。するとまだ「痛い」。猫背っぽいのも気になるので膏盲を押さえながら腰方形筋を押さえると痛みがなくなります、左右の腰方形筋をゆるめ誇張法で背骨を調整していきます。

仰向けになってもらい足の裏を触ってみると、土踏まずのあたりに感覚が出てきたそうです。そこで膝を立ててもらい骨盤隔膜を押さえます。すると痛いとのこと。冷えなら野口整体の足の冷えの急所を押さえると、骨盤隔膜の痛みがなくなります。左右の骨盤隔膜の痛みを冷えの急所でとり、足の裏を触ってみるともうちょっと感覚がでて、足が温まってきたのが感じられるとのことでした。ヒ骨頭を動かしながら膝裏の委中の痛みをとり、距骨を調整、湧泉をおさえながら足裏の硬く痛いところを緩めていきました。最後にクラシカルで後頭骨を調整、立ってもらいました。「足の裏はどう?」と聞くと「感覚がでてきているような気がする」とのこと。来る前と比較してもらうと3割ぐらいの感覚が戻ってきたそうです。特に骨盤隔膜をぐっと押さえられたときに足に感覚がでてきたそうです。

基本的にはそれから週一のペースで来てもらい、3回目と4回目のときは誇張法で足根骨を一個ずつ動かしました。そして5回目の時には「もう犬との散歩も問題なくなりました」とのことなので調整を終了としました。

はじめはどうなるかなと思っておりましたが、年齢も若いこともあってかとても上手くいった症例でした。しかし、骨盤隔膜を押さえるだけで足裏の感覚が変わるとは、おもしろいものです。
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by kaiondo102 | 2009-04-07 22:24 | 臨床雑記 | Trackback | Comments(6)