日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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気水穴処置と誇張法 3

気水穴処置で効果があったのは50代の男性でした。そもそもの来院はムチウチでしたがこれはもう改善、今では健康管理をかねて隔週のペースで来られていますが、先日来られたとき「静脈瘤の痛みはどうかなりますか?」と聞かれました。場所は左のふくらはぎの内側、膝に近いところで陰陵泉や澤田流の築賓のエリアが痛むそうです。数年前には手術をされているそうですが、久しぶりに痛むとのことです。

それではと思い、脾経の火穴である大都をおさえると痛みがあります。商丘をおさえると大都の痛みがなくなるので商丘を刺激していると大都の痛み消します。次に腎経の火穴である然谷をおさえるとやはり痛い、そこで復溜をおさえると然谷の痛みがなくなるのでしばらく復溜を刺激、然谷の痛みを消しました。静脈瘤の痛みはどうか伺うと随分減ってきたそうです。そのまま、膝を立てヒ骨頭を動かし膝裏の圧痛をとり、誇張法で膝の関節の調整をしてみました。すると痛みはその時点でまったく無くなったそうです。2週間後の再びの来院じにはあの時以来、静脈瘤の痛みはないそうです。

気水穴処置をあらためて見直してみると本当に効果的な治療法です。気水穴処置だけでほとんど痛みがなくなる場合もありますし、痛みの度合いが強かったりしぶとかったりする場合は気水穴処置で痛みを減らし、次に脊柱および腹部の操作、そして最後にその場所を直接操作、というように段階を踏んでも良いようです。特に開腹手術をしたての方にはこんな感じでじわじわ外堀を埋めてから本丸を攻める感じが良い気がします。

また、誇張法で火穴にあたる骨を操作(例えば大腸経や胃経)しても効果があるようですし、火穴の圧痛をダイレクトにスティルテクニックやただ単にやさしく刺激してあげるだけでもある程度の気水穴処置に準ずるような効果がだせるような感じがします。

長野式研究会のホームページに鍼灸師の方が、鍼が無かったので止む終えず手でマッサージでしかできなかったけど効果があったとありました。そんな止む終えずなんてもったいないです。鍼やお灸で治療したときほど効果はないかもしれませんが、それでも長野式(キー子スタイル)は十分、手技でも効果がだせます。あらためて松本先生の論文を読みながら長野式に出会えてよかったと思う今日この頃です。
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by kaiondo102 | 2009-05-25 00:13 | 長野式とオステオパシー | Trackback | Comments(0)

気水穴処置と誇張法 2

松本先生の過去論文の中の気水穴処置のところを読んでいると、何の偶然か気水穴処置にぴったりの患者さんから予約の電話がありました。「what a coincident(何という偶然という意味で、私の高校時代のアメリカの友人が女の子をナンパしていたときに使っていたセリフ)」と思いながら患者さんの来院をうきうきしながら待っておりました。

その患者さんは30代後半の女性、何かトラブルがあるたびに来られますが、数週間前まで耳鳴りと軽い難聴でいらっしゃっていました。3回の施術で改善、ではまたとなりましたが今回は背中から肋骨に沿って胸の方まで痛み、お医者さんにいったら帯状疱疹といわれたとのこと。そのため、また来院です。

お話を伺ってみると胸椎5~7番あたりの左の背中からからだの側面が痛み、触っても痛いし歩いているときの腕のふりでも痛むそうです。実際左の背中を触ってみると、帯状疱疹のブツブツはわからないもののとても痛いそうです。ということで仰向けになってもらいました。帯状疱疹の痛みは松本先生の論文でも時折触れられていますが、気水穴処置が長野式では効果的とされています。ということは胸の横の痛みですから胆経と背中の痛みですから膀胱経の気水穴処置で効果があがるはずです(以前も帯状疱疹の方をみたときこの処置を使い、痛みがなくなりました)。

ということでまずは胆経の処置から。胆経の火穴である陽輔をさぐるとポコッと穴があいたところがあり、そこを押さえるとかなり痛むそうです。とりあえず仰向けの状態で左の腕を万歳してもらいます。すると左の胸が痛みます。通常の気水穴処置であれば、火穴の陽輔に対し水穴と金穴の丘キョ、窮陰に鍼をして火穴の圧痛をとりますが、私は手技でやるため直接陽輔の圧痛を手でとってみました。陽輔を押さえ、皮膚と骨を擦り合わせるように軽く刺激します。数十秒後陽輔の圧痛を確認するとだいぶん減ったとのこと。そこで左の腕を上げてもらうと随分らくにあげられるそうです。もう数十秒刺激を続け、陽輔の圧痛が無くなったところで左手をもう一度上げていただくと、違和感無くあげられるそうです。そうするとお次は背中の為、膀胱経の気水穴処置に昆ロンを押さえます。するとこちらも結構痛いとのこと。昆ロンは通谷と至陰を通常使いますが、昆ロンをつまんだまま足首を底屈させると痛みがなくなるのでそのまま十数秒圧定しその圧定のまま足首をグーっとそらせるスティルテクニックの真似事を3回、昆ロンの圧痛がなくなりました。背中はどう?と伺うと仰向けの状態ではわからないので一度立っていただきました。少し動いてもらうと来た時に比べ半分ぐらいに痛みが減ったそうです。そこでうつ伏せになっていただきました。

背中をさわってみると先ほどまでの痛みはありません。そのまま誇張法で背骨を調整、また仰向けになってもらい長野式で腹部を緩め頭を調整、一度立ってもらいました。痛みの具合を伺うと随分らくになったとのこと。強めにからだを捻ったり腕をふるとまだ少し痛みます。そこで座位で先日誇張法の講習会で習った肋骨の調整をしてもう一度立ってもらいます。すると腕を強く振っても痛みは無く、強めにからだを捻ると少し痛みます。そこでもう一度座ってもらい、からだを捻りやすいほうに少し抵抗をかける操体法の真似事を3回。もう一度たってもらうとからだを強く捻ってもらっても痛みがないそうです。

次の週、もう一度来院されましたが、痛みはそのまま随分らくだったものの一度強めに痛みが一日だけ出て次の日からまた軽くなったそうで、今はほとんど痛みを感じないとのこと。その為、その日は特に気水穴を意識せず調整、終わると違和感はまったく無くなったそうです。

あらためて驚くのは帯状疱疹の痛みが2つの経穴を操作するだけで痛みが半分近くまで減ることです。長野式の効果と経穴の作用のすごさに感動させられます。
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by kaiondo102 | 2009-05-10 23:26 | 長野式とオステオパシー | Trackback | Comments(0)

気水穴処置と誇張法 1

ただ今、松本先生の90年代の医道の日本に載っていた論文を読ませていただいています。その中では側湾、ネーブル、傷、など色々なテーマが書かれていますが、本日来られた患者さんはちょうど気水穴処置にぴったりの方でした。

4~5年前から来られている30代女性、そもそもの来院はパニック障害でした。パニックの方は数ヶ月の施術で改善し、それ以来月数回のペースでいらしています。本日は連休中に小学校4年生の子供さんに恥骨を思いっきり頭突きされ、それ以来恥骨だけでなく腰から頭まで痛むそうです。

ぶつかったのはちょうど恥骨の右側、腎経の横骨のあたりが痛いといいます。立っていても底が痛く、確認のため私が触ってみると少し押さえただけで飛び上がって痛がります。自分で触ってもらってもちょっとしか触れません。右の鼠経靭帯が左より短くみえ、恥骨が右の上前腸骨棘に引っ張られているようです。どうしようかなと思いながら、そういえば松本先生の気水穴処置を過去論文で読み、ゴールデンウィーク前に帯状疱疹の方が気水穴で改善した為、気水穴的にやってみようと思いました。

長野式の気水穴処置とはその経絡線上や関連臓器に痛みや炎症などがある時、その経絡の火穴に圧痛がでて、その圧痛を相克にあたる水穴と金穴を使うと火穴の圧痛をとり、火穴の圧痛がとれると関係するところの炎症や痛みが軽減あるいは消失するというものです。

となると、ぶつけたところはちょうど腎経にあたるので火穴である然谷を押さえてみるととても痛いそうです。そこで金穴である復溜をおさえると然谷の痛みが随分減るそうです。然谷をおさえながら復溜を刺激していると然谷の圧痛が消えました。その時点で恥骨の痛みを患者さんに確認してもらうと少し痛みが減ったそうです。
復溜も随分痛いとのこと。長野式では復溜は骨の痛みに効果があります。復溜の圧痛を確認、足首を底屈させるような感じでスティルテクニック風にアレンジしたやり方で圧痛をとります。3回ほど操作すると復溜の痛みが無くなったそうです。そこで痛みはどうか確認してもらうと、随分らくに触れるそうです。次に個人的に腎経になるのではと考えている胸鎖関節を誇張法で調整、肩鎖関節も調整します。均整法では鼠経靭帯は鎖骨と相関すると考えています。この時点で強く触らないかぎり痛みを感じなくなり頭痛もなくなったそうです。

うつ伏せになってもらうと動いている途中で腰の痛みは感じるとのこと、ちょうど仙腸関節のあたりが痛むそうです。誇張法で背骨を調整、再び仰向けになってもらうと腰の痛みはほとんど感じないし、恥骨はもう痛くないそうです。そのまま頭を調整、立ってもらうと恥骨の痛みは感じなくて腰の右が少し痛いそうなので、座位の誇張法で変位の激しかったL4を調整、もう一度たってもらうと腰の痛みも無くなくなりました。
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by kaiondo102 | 2009-05-07 22:55 | 長野式とオステオパシー | Trackback | Comments(0)

もう一度 長野式

鶴崎先生のセミナーで知り合った先生に医道の日本の松本先生の記事のバックナンバーのコピーをお借りしました。拝見してみるとちょうど1990年代のものであり、その中のいくつかは佐川急便の時に読んだことのあるもので、とても懐かしい感じがしました。

あらためて松本先生の論文はエネルギッシュかつダイナミックでとても面白いものです。東洋医学や鍼灸の詳しいことをまったく知らなかった佐川急便の時でさえ、色々な病気の患者さんをちぎっては投げみたいな感じでどんどん治していくその文章に引き込まれていった覚えがあります。そしてそれから十数年、なんとかこの道で食べれるようになった今、あらためて読み返してみてもその面白さは色あせることありませんし、いまちょうど悩んでいることの手がかりが掴めそうな感じがしています。

数十ページあるその記事を先日コピーしたばかりで詳しくは読みこんではおりませんが、その中にある側湾治療、ネーブルへの治療など、どうすれば良いのだろうと少し考えていたことへのヒントになるかな?と思い実際数人の患者さんに試してみると結構効果がありました。また、気水穴治療の記事をぺらぺらっとめくっていると患者さんから帯状疱疹になってしまいましたとのことで予約の電話が入りました(ちなみに長野式では帯状疱疹には気水穴処置というものを行います)。

ゴールデンウィーク明けには色々と試してみてまた、こちらでご報告できるかと思います。

追伸   鶴崎先生のセミナーの日程が決まりました。一応7月12日日曜日ということで、場所は人数によってですが川崎の久地か横浜市の美しが丘というどちらかになるとのことです。詳しいことがわかりしだい、またおしらせいたします。
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by kaiondo102 | 2009-05-03 23:20 | 長野式とオステオパシー | Trackback | Comments(0)