日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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長野式と誇張法を結ぶ鍵 4

リウマチということでいらっしゃった方は60代半ばの女性で、そもそもリウマチと診断されたのは40代後半になったときだそうです。痛む場所は右の手首の小腸経と心経周辺、右ひざの内側、左の足首で一番初めに来院されたときは腫れて熱をもっていました。手首は常に痛み、膝は階段の上り下り、足首は路面の傾きのきついところを歩くと痛むそうです。どこが一番おつらいか伺うと足首とのお答えでした。

しかし、ご本人の来院の理由は関節の痛みというよりは血圧にあるそうです。長年のリウマチの薬のせいか、血圧がどんどん上がってしまい時折動悸もするとのこと。200まで上がったしまったそうです。これ以上薬を増やしたくないのでしぶしぶ来院することにされたそうです。ですから、関節の痛みに関してはほとんど期待していないそうです(娘さんたち談)。しかし、私の興味は皮膚操作でどれたけリウマチの関節痛が改善するかであります。

長年の薬のせいか、お腹のどこを押さえても痛みを感じないそうです。うつ伏せになっていただき、S1とS2をおすと、上リョウ、次リョウ、膀胱ユ、小腸ユに痛みがあります。長野式のリウマチポイントは小腸ユですので、そこをメインに圧痛を皮膚を滑らせとっていきます。それから誇張法で背骨を調整し、仰向けになってもらい関節を操作していきます。足首は足底を押すもここも痛みがないので、足底の皮膚を動かし痛みがするという外踝周辺の膀胱経と胆経のラインの皮膚を滑らせ、皮膚の動きを改善します。不思議なのですが、皮膚を操作しているうちに腫れと熱感が引いていったような感じがします。次に右の膝は一点とても痛むところがあるそうです。探ってみると肝経の曲泉の近くにあります。軽くおさえると「痛い」とのこと。その部分はやはり熱があるような感じがします。そこでその部分の皮膚を滑らせて痛みがとれるかやってみましたが4~5分操作しても痛みがとれません。これが皮膚操作の限界かと思い、炎症だからレイ溝かなと思い、レイ溝を押さえながらその膝の痛むところを押さえると痛くないそうです。レイ溝を刺激することでこの場所は2点式に操作すると膝の痛みのある曲泉の一点の痛みがなくなりました。手首はまず小腸経のラインを肘近くから痛む所に向かってと心経のラインも同じように皮膚をずらしそうさしていきます。ここも面白いことに皮膚をずらしていくとだんだん腫れて熱感があったのも無くなっていきました。患者さんも腫れがなくなったと驚かれていました。その後、お腹の一点、巨欠に痛みがあったので左天宗を押さえると痛みがきえるので天宗をしげき、それから誇張法の肩関節の操作で、天宗の痛みをとっていき、首と頭を調整しました。

先週までで5回来院されましたが、足首と手首は基本的に皮膚の操作だけ、膝は一回だけ帯脈をつかいましたが、あとは膝蓋骨の操作のみで特に皮膚の操作は一生懸命おこないませんでした。また、途中から骨盤隔膜と横隔膜に痛みが出てきたのでそれぞれ天宗を操作することでとっていきました。そんなこんなで、いずれも関節の痛みはほとんど感じなくなってきたそうです。特に、膝と足首は全然苦にならなくなったとのことですが、手首は仕事や家事をすこしやりすぎたときに痛みがでるとのことですが、来院する前よりは全然良くなったとおっしゃっいます。娘さんたちにこっそり伺うと、お二人そろって最近調子が良いみたいですとおっしゃいました。

これからさらに寒くなるでしょうから、これで一件落着とはいかないと思いますがとりあえず現段階で皮膚の操作は関節痛の改善に効果があるといえるのではないか、とこの方を施術して思うわけであります。(血圧は時たま180にまで上がるときがあるそうですが、150ぐらいで安定している状況です)
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by kaiondo102 | 2009-11-29 23:54 | 長野式とオステオパシー | Trackback | Comments(4)

長野式と誇張法を結ぶ鍵 3

いつも来られている70歳の女性が、先日旅行で歩きすぎて外反母趾が痛むとのこと。この方は週に一回定期的に来られており、時たま歩きすぎたときに外反母趾が痛み、その都度誇張法で拇指を調整すると痛みが取れていました。その日も誇張法でとろうかと思いましたが、ふと皮膚を操作したらどうなるだろうと思い痛みのあるところを周辺に皮膚を操作してみました。

大都から公孫あたりまで皮膚を動かして見ました。動きにくいところが数箇所ありましたが拇指周辺の皮膚の動きがよくなったかなというところで拇指を動かすと、痛くないとおっしゃります。気をよくして、関節の痛みがある方には全員皮膚をいじってみることに。

とはいえ、その数日は手の親指の痛みを訴えるかたがほとんどでした。40代女性と30代女性はお二人とも右手の親指が痛いとのこと。お二人とも陽ケイ周辺の大腸経と列欠から魚際までの皮膚をずらして、「どう?」と伺うとお二人とも「痛くない」。

四十肩のような肩の痛みを訴える方がいらっしゃったのでまた皮膚を滑らせてみました。この方は以前は日常生活にも困るような肩の痛みを訴えられていましたが、4~5回の調整で日常生活には支障がなくなり今では万歳をして最後のところで肩の小腸経ラインが痛むとおっしゃいます。そこで三角筋の後ろの小腸経のラインの皮膚を動かすと、今度は万歳をしたときに大腸経のラインが痛みます。そこでそのラインの皮膚を動かすと可動範囲が大きく拡がり、最後に少し痛みがでるとのこと。そこで肩鎖関節を調整すると万歳をしても痛みがなくなったとおっしゃいました。

皮膚を操作して関節の痛みがとれるなんて楽しいと思いましたが、この3人ともそこまで痛みがひどいわけではありません。もうちょっと関節の痛みがひどい人で今まで施術させていただいたことのない方(いわゆる新患)が来られないかなと思っていたら、「私の母がリウマチで困っているので、診てください」との嬉しいご紹介があり、リウマチの方の関節痛が改善するなら皮膚の操作は関節にも効果があるといえるのではないかと思い、わくわくしながらその方の来院を待つことになりました。
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by kaiondo102 | 2009-11-23 22:57 | 長野式とオステオパシー | Trackback | Comments(2)

長野式と誇張法を結ぶ鍵 2

皮膚をずらすだけでどうして圧痛や凝りがとれるのでしょうか?色々な方の皮膚を操作しているとからだの部分でも皮膚が動きやすいところと動きにくいところがありますし、人によっても皮膚の柔らかさが違ってきます。そして、凝りがあったり圧痛があるところの皮膚は動きがとても悪いような感じがします。例えば婦人科のトラブルを抱える方の臀部、梨状筋や仙腸関節のところに圧痛がありかつ冷えている感じがしますが、その部分の皮膚の動きはとても悪いようです。皮膚の動きが改善するとその部分の圧痛もなくなります。背中の命門、肝ユ、脾ユなども圧痛がある場合もその部分の皮膚の動きが悪いようです。逆に凝りや痛みに悩まされることの少ない子供たちは皮膚がどこまでも伸びていくほど柔らかいものです。

皮膚を操作しているとなんかゆで卵を思い出します。ゆで卵の中にはうす皮が白身から離れない卵があります。圧痛や凝りのある部分はこのうす皮の離れにくいゆで卵のような状態なのでしょうか。皮膚、表皮と真皮、皮下脂肪と筋膜、そして筋肉と縦のつながりがあまりなく、それぞれが独立して動きがあるときには圧痛や凝りが無いのですが、それが皮膚から筋肉までのどこかが動かずにくっついているような状態の時にからだに痛みがでるのかもしれません。それを皮膚をうごかすことによって皮膚に動きをつけてあげると、いってみれば身離れがよくなり皮膚の下で筋膜や筋肉がスムーズに動くようになると、その結果圧痛や凝りがとれていくのかもしれません。

また、圧痛や凝りをとるというと今まではどうしても筋肉をゆるめるというイメージがあり、操作も直接筋肉を対象にしていたつもりですが、筋肉に何一つ刺激を入れずとも皮膚を動かすことで圧痛が無くなるということは、痛いのは筋肉ではないのかもしれません。長野先生やスティル博士がおっしゃっている結合組織である筋膜のトラブルが圧痛や凝りをおこし、今まで私が考えていたように筋肉が硬くなるということが圧痛や凝りをおこす原因ではないのかもしれません。

皮膚の動きが悪くなり、皮膚の下の筋膜や筋肉の動きを阻害することによって痛みを引き起こすなら、関節部分の痛みも同じように皮膚の下の筋膜や靭帯、腱などの動きが悪くなっているのかもしれないとある時ふと思いました。そうなると皮膚を動かすことによって圧痛や凝りの解消だけでなく、関節の痛みにも効果があるのかもしれない、と思い早速関節の痛みのある方の皮膚を操作してみました。
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by kaiondo102 | 2009-11-17 23:32 | 長野式とオステオパシー | Trackback | Comments(6)

長野式と誇張法を結ぶ鍵 1

なんとしても圧痛をとらなければと思い長野式を学び、遠隔の経穴を使って二点式的に圧痛を減らしていくことができるようになりましたが、圧痛をとるだけでよいのか?という疑問から誇張法を学び今では2本立てで施術に活かすことができるようになりました。しかし、すると長野式(キー子スタイル)の治療スタイルと誇張法の治療スタイル、そして経絡経穴を操作することと、骨格を操作するこという正反対の治療スタイルにどうもしっくりこなかったここ数年でありました。が、斉藤先生のところに治療を受けに行くことにより、誇張法は骨格の操作というより皮膚の操作という面が強いかもしれない、と思うようになりました。

誇張法で背骨を操作するとき、棘突起を左右から押さえると動きやすい方があるので動きやすい方に5gの圧で髪一本分動かす、というのが教科書に書いてある操作法の説明です。創始者である斉藤先生の治療を受けに行くとまったく私がそれまでやっていたものとは違うものでした。先生の指が背骨に当たっている感じはほとんどなく、私のように背骨がどちらに動きやすいかという確認が無いままS2から斉藤先生の指がすっすっと上に上がっていきます。それでいて、しっかり刺激を感じ姿勢がぐんっと変化していく感じがしました。でも先生はどうやって背骨の動きを確認されているのでしょうか?先生の治療を受けたものでその受けた感じを忘れないように練習をしていると、指は棘突起を押さえるというよりは棘突起に指をあて、皮膚を引っ張っているというやり方がヘボの我々がやって一番斉藤先生に受けて感じが一番近い感じがしました。

ということは、矯正したい骨の上や横や下の皮膚を動かすことが骨格の矯正につながるのことになるのでしょうか。確かに私の気のせいかもしれませんが、棘突起が右に行きやすいときは左に棘突起の皮膚を引っ張ると右に引っ張った時より引っ張りにくい感があります。手根骨は上と下に押さえ動きやすい方に押さえますが、皮膚を考慮に入れると下に行きやすい時は上の皮膚が薄く骨との間隔が無い感じがしますし下の皮膚は骨との間隔が厚い感じがします。

皮膚を動かしやすい方に動かすということで誇張法で骨格を操作すると、今までとは違って力をいれずに出来るようになってきましたが(自分で思っているだけですが)この方法を応用すると誇張法だけでなく、長野式で圧痛をとりたいときに遠隔の経穴を探らずとも圧痛の上の皮膚を動きやすい方に動かすだけで圧痛が結構簡単にとれる、ということを発見することができました。

しかし、この皮膚を動かすという操作は圧痛をとるだけでなくもっと応用範囲が広いのではないかと思えるようになりました。
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by kaiondo102 | 2009-11-01 23:57 | 長野式とオステオパシー | Trackback | Comments(0)

長野先生のdvd

先日、一緒に勉強をしている先生から長野先生の臨床の風景を撮影したdvdを貸していただきました。長野先生の実技は初めて見ましたが、とにかく格好イイの一言です。

もう随分お年の時ではあったでしょうが、患者さんとの軽妙なおしゃべりの間に確実に主訴をとっていきます。村上先生と松本先生が見学している風景もあり、お二人が本当に長野先生を敬愛されていることが伝わってきます。

基本的にそのdvdでは帯脈と筋緊張緩和処置がメインでしたが、この2つの処置法で腕の痛みや膝や腰の痛み、目の不調などなどとにかく動きにくかったり痛みがあったりするといったものを片っ端からとっていきます。私もそのdvdを見てから、痛みのある患者さんにはちょっと長野先生になったつもりで帯脈を押さえています。やはり大変効果的で、同側のからだのどの部分であっても痛みや動きにくさがここ一穴で面白いように軽減していきます。また、長野先生は患者さんにかならず「今、どうですか?」と聞き処置の効果の有無を確認しています。自分の今のやり方は悪くないかもしれないと思うことができました。

dvdを見ていて長野先生がお一人で長野式を構築されたことにびっくりします。どうして帯脈が指の痛みに効果があるのでしょか?なんで右の三焦経を使うことによって左の腕の痛みが改善するのでしょうか?長野式の処置法は本当に効果的なものばかりですが、長野先生はどうやってそんな処置法を思いつかれたのでしょうか?長野式の効果をある程度知っている自分が長野先生のdvdを見てこんなに驚かされるのですから、それこそ松本先生が師にするなら「この人しかいない」と思われるのは当然でしょうし、村上先生の人生が「帯脈」で変わってしまうのもさもありなん、という感じがします。そしてその長野先生の名人技を我々のような凡人に分りやすい形で翻訳された松本先生の凄さにもあらためて驚かされたしだいです。

長野先生には一度是非お目にかかりたかったと切に思いました。
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by kaiondo102 | 2009-11-01 00:53 | 長野式 | Trackback | Comments(2)