日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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子供の魚の目

先週来た小学校三年生の女の子。左足の裏の人差し指の付け根のところに結構大きな魚の目があり、歩くと痛いとのことでお母さんに連れられて来院。皮膚科に行って治療を受けるも痛みがとまらず、十日おきに来るように言われたそうです。お母さんがここですと軽く指で触るだけで「痛い!」と足を引っ込めます。立たせてみるとからだが捻れ、おしりが右に向いています。均整でいうところのF5でしょうか(といっても確信はなし)。

うつ伏せになってもらい背骨の気になるところを誇張法で動かします。もう一度魚の目を軽く手で触るとやはり「痛い!」。そこでS2を動きやすい方に押さえながらもう一度そっ~と魚の目を押さえ少しずつ力をいれてみました。「どう?」と聞くと「え~全然痛くない」と言います。しばらくS2を押さえてもういちど強めに指の腹で魚の目押さえると全然痛くないとのこと。

次に仰向けになってもらい今度は爪を立てて押さえます。するとやはりまだ痛みます。そこで爪で押さえたまま、魚の目の皮膚を動きやすい方に滑らすこと数秒、もう一度爪で押して「どう?」と聞くと「痛くない」。そこで少しずれたところを爪で押さえ痛みを確認して皮膚を滑らせること数箇所、魚の目のどこを爪で押さえても痛くなくなったそうです。

そこで、立って歩いてもらっても痛みがないそうです。また、靴を履いて歩いても痛かったそうなので靴を履いてもらって治療室の外を少し歩いてもらいましたが、「痛くない」ともどってきました。

今日、お母さんが施術を受けに来られましたがあれから10日経ちますが、まったく魚の目は痛みがないそうです。S2が改めて魚の目に効くことと皮膚の操作も魚の目に効果的なことを確認できた症例でした。
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by kaiondo102 | 2010-01-28 23:53 | 臨床雑記 | Trackback | Comments(0)

帯脈 3

昨年末から積極的に使っている帯脈。色々な方に最後の締めのような感じで使うと残りの痛みや不調がとれていきます。

昨年末来られた女子中学生。数年前からからだの不調を訴え、狭いところに入ると息が出来なくなったり、からだに力が入らなくなったり、全身が凝っているとのこと。病院で調べてもらってもこれといった回答がもらえず、最近では右手にものをもっているつもりなのだが、落としてしまうとのこと。

からだを診ると、左右の胸郭の大きさが全然違います。右の肋骨が左に比べて圧倒的に小さい感じがします。狭いところに入るとつらい、ということならパニック障害みたいだなと思いながら施術を始めることに。右手にぎゅっと力を入れて握ってもらうと握れないとのことです。結構神経質な感じなので誇張法で背骨と肋骨を調整、骨盤を調整、右の浮肋骨を調整します。この時点で右の肋骨がだいぶん大きくなってきました。もう一度右手を握ってもらうと、少し力が入るとのこと。そこで帯脈を押さえます。一箇所痛いところがありますのでそこを皮膚を動かしやすい方に滑らせながら帯脈を刺激します。十数秒後もう一度強く押さえると痛みは無くなりました。そこで右手を握ってもらうとだいぶん握れると言います。そこで右手の握力が回復するまで帯脈を刺激すること数分、「どう?」と聞くたびにだんだん握れるようになり、まったく左と変わらなくなった時点で帯脈の刺激をやめました。そのまま首と後頭部を調整し終了としました。「どう?」と聞くととても握りやすくなって肩こりもなくなったと言います。ちょうどこのくらいの年頃の女の子は私のようなおっさんには無愛想なものですが、施術の後は少しにっこりとしてくれました。3週間後に来院、もう右手に力が入らないことはなかったそうです(パニックの方はわかりません)。

次は先々週来られた40代の男性。スキーで思いっきり転倒、後頭部を強打してしばらく起き上がれなかったそうです(ヘルメット着用)。それから首が右にも左にも上にも下にもまったく微動だに出来なくなりました。現地から予約の電話をいただき、整形外科に行った後(問題なし)に来院されました。

来ていただくと首はほとんど動かせません。右に少し傾けられるかな?という程度です。仰向けになるのもなかなか出来ず、夜は痛みで眠れないそうです。首の左側が特に痛み、右側と比べるとなんか腫れているようです。とりあえず仰向けになってもらい鼠経部をゆるめると少し首の腫れが引いた感じがします。ゆっくりと(数十秒かかります)うつ伏せになってもらうと。C6からT3位まで左にくの字を描いているようにひん曲がっています。そこで長野式の側湾処置に使う陽輔を押さえるとぎゃっと痛がります。ゆっくり陽輔を操作、痛みを無くすとくの字が随分なくなります。後頭部を打ったのでS2、S3に圧痛があるのでゆるめ、打撲は脾ですからT11圧痛周辺の圧痛をとります。そして誇張法で背骨を調整します。以前も打撲で首の左が痛くて動かない小学校の男の子を診たことがありますが、その子と同じように背骨のほとんどが左に動くようでした。C6まで操作して仰向けになってもらう途中に座ってもらい、首の具合をみてもらうと少しラクになったきて、前後の動きができるようになりました。仰向けで浮肋骨(左)を調整、オ血とオッディを、骨盤隔膜と横隔膜を緩めもう一度座ってもらうと、随分スムーズに動けるようになりました。首も左に傾けたりまわしたり出来ないだけで前後と右は動くようになりました。そこで座位のまま左の胸鎖乳突筋の痛みを確認、右の上四トクを押さえるとその痛みが消えますのでしばらく上四トクを刺激します。数分刺激すると左にだいぶん頭を傾けることができます。飽きてきたので左の帯脈を押さえるか、スーパー帯脈と長野先生がおっしゃっていたという章門を押さえるか考えましたが、この際スーパーの方を選びR11の先端を押さえると痛がりますので、そこを緩めました。緩めながら首の動きを確認してもらうとさらに動くようになるそうです。最後1~2割残りましたが、今日はこのへんでということで終わりしました。その3日後に再来院、前回はその日と次の日は良かったけどまた今日の朝起きたら左の首がまた痛むとのこと。ほとんど同じ施術をすると痛みはまったくなくなりました。昨日もまたいらっしゃいましたが、左の首はまったく問題ないそうです。首を痛めた次の週は絶対行かなければならなかった出張があり、このままの首の痛みでは行けずに始末書ものでしたが、助かりましたととても感謝されました。
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by kaiondo102 | 2010-01-24 23:48 | 長野式とオステオパシー | Trackback | Comments(0)

腕のしびれに

腕のしびれに悩まされる方は多いようです。腕の外側がしびれて痛くなったり、上腕だったり、肘のところだったり、肘から下の前腕が痛むという方もいらっしゃいます。

私のレベルではこういった方を調整していると、施術をしている間に腕のしびれが強くなったり、あるいは施術の途中でしびれがなくなるも、体勢を変えるとまたしびれがでたりさらにはなにか追加の刺激をしたりするとまた腕のしびれが戻ってくるというように、コロコロと症状が変化していきます。そんなときに効果があるな、と感じ助けられているのは大包という経穴です。

先日来られた方は40代の男性で時たま来院される方です。子供の学校が同じですのでいわばご近所さんです。その日は右の腕がしびれるということで来られました。からだを観てみると右に体重がかかっている姿勢で右肩が大きくさがって肩甲骨も変な感じです。年末にお酒を飲みました?と伺うと結構飲み会が多かったそうです。しびれ自体はここ一年時たまありますが、今回ほどしびれがひどいことは初めてで、夜に寝ていても気になってよく眠れないそうです。きっと飲みすぎのため肝臓に負担がかかり右肩が大きく引っ張られて腕のしびれがひどくなったのかな?と思い調整をしました。

誇張法で背中を調整、右の肩甲骨や胸椎6~10ぐらいの右の背中の圧痛点を皮膚の操作でゆるめていきます。うつ伏せの途中でだんだん腕のしびれがひどくなってくるそうです。そこで仰向けになってもらうと少しの間はしびれが引くのですが、まただんだんしびれてきます。左のオ血の反応と右の季肋部の反応をとってもしびれに変化はなし。右の帯脈には圧痛はないものの浮肋骨が左より硬いので誇張法で操作してゆるめるもしびれに効果はでません。以前に肩鎖関節を脱臼したことがあるので肩鎖関節を調整、変化なし、胸鎖関節を調整、変化なしです。特に前腕、肘から指先のしびれが強いそうです。斜角筋をゆるめるも変化ありませんので長野式の痺れのポイントである魄戸に強い圧痛があるのでそこをゆるめるも変化ありません。次の方が待合にやってこられておまけにご近所さんなのでなんとか早くラクにして帰さなければなりません。どうしようと思い今度は長野式のもう一つの痺れのポイントである列欠を押さえると結構痛みが強いそうです。あれ、痺れのポイントは経キョだったけな?と思いながらままいいやと思いそのまま列欠を皮膚を動かしながら操作するとだんだんしびれが減ってくる感じがするそうです。得に手先の痺れに変化がでるそうです。数分列欠を刺激すると手先のしびれはなくなって肘周りのしびれが残るそうです。

どこ操作しようか?と考えながらふと久しぶりに大包の存在を思い出しました。肋骨の7番と8番の間のからだの脇にあります。この辺りかなというところを3点選び、押してみると一番目と三番目の圧痛が強いので、まず一番から皮膚をゆるめる感じでゆるめていきます。すると肘のしびれが段々とれていくそうです。一番目の圧痛がなくなったところで、あと2割程度しびれが残っているとのこと、そこで3番目の圧痛をゆるめるとさらにしびれが無くなって、圧痛がなくなると腕のしびれが無くなったそうです。

以前もこのブログに書きましたが、この大包という経穴は松本先生の著書によるとまずは耳のトラブルに効果があるほか、RSDという皮膚が何かに触れるだけで痛い病気や、片半身のどちらかが圧倒的に変なときに使うそうです。特にこのRSDという病気の場合は逆側の大包を使います。

ここで不思議なのですが、同側と逆側の使い分けです。RSDのように皮膚の表面に違和感を感じる場合はどうやら逆側の大包が効果的なのですが、今回のように腕全体、それもしびれているのが表面だけでないと感じる場合は同側の大包が効果てきです。以前も来院時に強烈なしびれと痛みがある方に大包を使っていると痛みとしびれがすーっと軽くなるとおっしゃられ、数回の施術で本人曰く強烈なしびれがなくなり大変感謝されたことがありました。なにが原因で同側に効果があったり逆側に効果があったりするのでしょうか???いつもこの大包をしびれに使っていると不思議に思います。

以前からの懸案ですが、この大包を長野式の筋緊張緩和処置と同じ効果がだせないかな、と考えているのですがこちらは今でも上手くいっていません。

経穴には様々な効果がありますが、今回のような腕の痺れに大包が効果があると書いてある本は今まで見た事がありません(といっても私が読むのは長野先生と松本先生と深谷先生と澤田先生の本ぐらいですが)。でもこうやって自分なりの経穴の使い方が出来るとこれまた臨床が楽しくなるとあらためて思った症例でした。
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by kaiondo102 | 2010-01-11 13:32 | 臨床雑記 | Trackback | Comments(0)

帯脈 2

開業したての頃、ヒマでヒマでよく先輩の均整師から借りた講習会のビデオを見ていました。その中でもっとも面白かったのは今では80歳を超えられるおばあちゃん先生の講習会の模様でした。からだのゆがみと触診から的確にモデル患者さんの問題点を把握、今から考えるとスティルテクニックのような独自のやり方で調整をしていました。その中で印象的なのは、横向きにさせて「5側、6側が大事だ」とおっしゃりながらわき腹や肋骨を操作していました。また、ぎっくり腰にはこのわき腹をよくゆるめるとよいなんておっしゃっていました。当時はその先生のおっしゃることを理解するにはお話にならないほど低いレベルでしたので「ふーんそうなんだ~」と思いながらそのビデオを見ておりました。

しかし、それから数年後だんだん患者さんが増え始めたときに紹介で来られたある方は長年片足が悪くびっこを引いていつも歩かれていました。増え始めたとはいえまだまだなんとか食っていけるかいけないかの頃、週に2回も来てくださるその方をなんとか改善させなければと色々やってみました。しかし、案の定ほとんどその足は改善せずに数ヶ月後に来られなくなりました。右足が悪かったのですが、良くおぼえているのは右の帯脈がかちかちに硬かったことです。これをゆるめれば何とかならないかと思ってそのおばあちゃん先生の手技を真似して色々やってみましたが効果がでるはずもなく、わき腹の硬さも全然変化することはありませんでした。

そのおばあちゃん先生がご自身の臨床からかあるいはどこかで習ったかは知りませんが、わき腹は療術の世界ではとても大事な場所であるようです。例えば、野口整体を習ったことのある有名な先生方はこのわき腹を側腹と呼び、ぎっくり腰を初めとする腰痛の急所とされているとのことです。また、野口整体の創始者である野口晴哉先生が天才と呼んでいた野中豪策というこれまた大先生は野中操法というものを作られたそうです。そこには、「人間は玉でごわす」とのことで鼠経部とわき腹を健康腺として指圧することによってどんな病気の患者さんを治していたそうです。また、松本先生の師匠のお一人である久染直一先生はこのわき腹ラインで耳を治していたと松本先生が報告されておりました。ちなみにこの久染先生はどうやら亀井先生と少なくともお知り合いであるようです。

療術の世界で重要視されているこの帯脈、長野先生がdvdの中でばしばし患者さんを治しておりました。村上先生もこの帯脈で鍼灸で食っていくことを決められたほど大事なこの場所。手技の大先生と鍼灸の大先生が大事としているからにはきっと何かあるはずです。私も使ってみようとあれころ使い始めたのは皮膚操作のマイブームが落ち着いた昨年の秋頃のことでした。

余談ー先日の勉強会で1994年に村上先生が書かれた「人生を決めた帯脈」のコピーをいただきました。それを読んでいると佐川急便の仕事が終わって帰りのバスの中でへとへとになりながらこの文章を読み、何もわからないながら長野式の存在と凄さを垣間見、またこの稼業で食っていくことの未来への不安と期待に少々ぶるったことを思い出します。その帯脈に15年後やっと今臨床で出会っています。その歩みの遅いこと遅いこと。
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by kaiondo102 | 2010-01-04 00:17 | 長野式とオステオパシー | Trackback | Comments(4)