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日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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夏の経穴

先日、腰痛で来られている患者さんがうつ伏せの状態でさかんに耳をいじっています。うつ伏せがつらいのかなと思い「大丈夫ですか?」と伺うと、「ここに来るまでの間に自転車に乗っていたら、耳を蚊に刺されたみたいです」とおっしゃられます。右の耳を刺されたそうです。

虫さされには野口整体でいう脱命という穴が効果的といわれ、確かに去年も蚊に刺されてかぶれそうな人に使った覚えがあります。そこで肩グウから曲池のライン上のちょうど真ん中当たりにあるといわれているので、ちょっと探ってみました。するとポコンと穴があいているところがありますので、そこを押さえると「痛い」とおっしゃいます。十秒ぐらい押さえて「どうですか?」と伺うと「良く分からない」とのこと。もう十秒ぐらい押さえるもあまり変化がないそうです。もうちょっと探すともっと痛いところがあります。そこをまた十秒ぐらい押さえると、今度はかゆみがすっと軽減し始めたそうです。そこからまた十秒ぐらい押さえると、全然かゆくなくなったそうです。

また、40代の女性は足首の周辺を蚊に刺され腫れとかゆみが何日経っても減らないそうです。見てみると右足の何か所かが赤く腫れています。その腫れているところをつねってみると痛いそうです。そこで片手で腫れを触り、もう片方の手で脱命を探るとやはりぽこっと穴が開いて痛みがあるところがあります。脱命押さえ、腫れをもう一度つまむと痛みがなくなるそうです。そこで脱命を押さえ、腫れを一個ずつつまんで痛みをとって「どうですか?」と伺うとやはりかゆみがなくなったそうです。施術を終えるころには腫れもすっかり引いておりました。 

オレゴンに高校時代に3年間住んでおりましたが、夏に蚊に悩まされたことは一度もありません。確かうちにも網戸なんてなかったような覚えがあり、夏になると窓を開けっ放しにして寝ておりました。また、家の裏には雑木林があり、夏になると友達とコーラやビールを飲みながら夜中まで話しておりましたが、そういえば、短パンにタンクトップなのに一度も蚊に刺されたことはありませんでした。そうなるとオレゴンでは脱命を使う機会はなかったかもしれませんが、日本はあいにく夏には蚊がいっぱいおります。そういう意味では脱命は日本の夏のツボといえるかもしれません。

by kaiondo102 | 2010-09-21 23:13 | 経穴 | Comments(4)

やはり座位

夏の疲れが出てきているのでしょうか、私の施術所に「痛い、痛い」という感じで来られる方が最近多い気がします。こういった今自発痛が真っ盛りみたいな人は結構苦労しておりました。あれやって、これやって、知っているテクニックを気になるところに全部使ってみて、ようやくなんとか痛みが減ったり無くなったりして帰っていただくというケースが今までのパターンでした。

しかし、こういったケースは無理に寝たままの状態で痛みを改善しようとするよりも、寝た状態であまり改善が見込まれないようだったら、すぐ座位で操作すると効果的だということがわかりました。

きっかけは70代の女性の肩から腕にかけての痛みの施術でした。お医者さんには五十肩ですと言われ痛みが引くまで待つしかないといわれ約半年。痛みは変わらず眠れないほど痛むそうです。そこで娘さんのご紹介で来院されました。

最初は五十肩ということで骨盤と背骨を誇張法で調整したら天宗や肩甲下筋、斜角筋をゆるめて肩鎖関節にアプローチしようと思っておりましたが、仰向けになって十数秒ぐらいすると腕の痛みがひどくなってきたとおっしゃいます。色々やりたいのですが、無理そうなので肩鎖関節を調整しようとするとますます肩から腕の痛みが強くなってくるとおっしゃいます。手根骨を調整するもその痛みは減りません。困ったなと思い座っていただきました。

座った状態で骨盤、S2から一つずつ椎骨を誇張法で調整していきました。あまり改善することは期待していなかったのですが、L5からL1にかけて操作すると「だんだん痛みが引いてきました」とのこと。気をよくして引き続き胸椎を一個ずつ操作していき、操作の手が上にあがっていくにしたがって、「痛みがさらに引いてきました」とおっしゃられます。さらにC7からC5ぐらいまで調整していくと「この状態では痛みがなくなりました」とのこと。その後3回ほど調整していますが、腕の可動範囲はあまり広くないものの自発痛が大幅に減って、夜もやっと眠れるようになったとおっしゃられます。

そんな経験から痛みを今ここで訴えている方には寝かした状態で粘らず、ある程度操作したらすぐに座ってもらっています。

お盆明けに来られた同じように五十肩のような痛みを訴えられていた2人の60代女性にも、やはり座位で操作していき、自発痛が下から上にかけて操作していくにしたがって痛みがすーっと減るとおっしゃられます。腕のしびれのような痛みを訴えてお盆明けにこられた40代女性も寝た状態であまり改善しなかったのですが、座位になって操作していくとやはり操作が上の方になるにつれ、痛みが引いていくとおっしゃいます。前立腺炎といわれ下腹部の不快感を訴えていた50代男性も、長野式で下腹部の痛みは大幅に無くなったものの、腰の痛みは残っていたのでそのまま座位で調整すると、腰の痛みはほとんどなくなったとおっしゃられ、2回の調整の後は前立腺の調子もほとんど気にならなくなって、それまで毎日行っていた抗生物質の点滴も行かなくて済むようになったと喜んでいらっしゃいました。

それにしても座位の誇張法は不思議です。寝て調整していくらきれいになっても、座っていただくと相変わらずひどいからだの歪みが、誇張法で骨盤から一つずつ調整をしていくにつれて、だんだん背筋が伸びてへんに歪んでいた形すーっときれいになっていきます。また、椎骨も一つ操作するとそのまた上がそれに応じる感じで形を変えていきます。そうしてからだが整っていくにしたがい、痛みが遠のいていくようです。

国際セミナーでの確か昼食のときでしょうか、どなたかがアメリカのオステオパシーとクラシカルの違いを質問されました。その時にクリス先生がおっしゃっていたのはアメリカのオステオパシーには「統合(integration)がない」とおっしゃっていました。その時は「統合ってなに?」と疑問に思ったのですが、もしかして座位で誇張法で骨盤から下部頸椎を操作していくことがその「統合」につながるのかもしれません。

いずれにせよ、あらためて誇張法の凄さを教えられました。

by kaiondo102 | 2010-09-15 23:29 | オステオパシー | Comments(0)

通訳のお仕事 2

実際のセミナーでは春山先生と交代で通訳をしました。始まる前は組手の前のようにどきどき緊張して足が震えてきたものの、クリス先生ものんびりとはじめてくださったので落ち着いて通訳することができました。

しかし、だんだん話がのってくるとついて行くのが結構大変になったり、知らない医学単語が出てきて春山先生に助けていただいたり、となんとか5日間の通訳をこなすことができました。特に三日目はどかんと疲れて集中が途切れたり、4日目の夜のスタッフセミナーでは疲れがピークに達しすぎて逆にあまり考えずに訳が出てきたりと貴重な経験をさせてただきました。大学時代の通訳の仕事ではこんな一日中の仕事ではなく、出番も20~30分ぐらいのものでしたので一日びっちりの仕事は今回が初めてでした。

セミナーの前は少しは勉強も出来るかな?と思っておりましたが、通訳をやっているとはっきりいって何をしゃべったかもう2分後には忘れている状態なので内容はあまり覚えておりません。ただし、解剖、生理、そして実臨床が一本の線で結ばれており、クラシカルの理論を応用すれば、鍼灸の理論もかなり説明できるのではないか、よくここまで姿勢のゆがみと内臓の関係を生理学に基づいて理論を構築できたなぁととても驚かされました。浅層と深部の循環の関係、リトルジョンの頭蓋骨の治療、そしておもしろかったのがワーナム先生の赤ちゃんへの治療のビデオが面白かったです。小さな赤ちゃんをでっかいワーナム先生が膝の上に乗せて治療している図がとてもほほえましかったです。また、クラシカルの初級コースでは実臨床をみせていただいたことがないのですが、クリス先生が実際子供の治療をしているビデオも通訳をあまりする必要がなかったため真面目に見ることができました。とても勉強になりました。

また、講義の中ではクリス先生の脱線トーク(?)が面白く、ご自身の臨床の話やワーナム先生が川崎病の子供の治療をしたときの話など、通訳をしながらも大変勉強になるお話を伺うことができました(でももう半分以上忘れています)。

さらに通訳をやってお得だったのはクリス先生との食事の時に色々伺えたことです。オステオパシーの成り立ちや初期のオステオパスの話、アメリカのオステオパシーの話やワーナム先生の治療のお話、ご自身の臨床のお話など結構色々教えていただきました。ちょっと通訳の分際をわきまえず自分の趣味の質問をしてしまいましたが、面白かったです。

クリス先生のお話を伺っていると、クリス先生が本当にワーナム先生を尊敬しているのが伝わってきます。この感じは太気拳の島田先生が澤井先生のことを話されている時と同じです。それはただ単にオステオパシーの技術だけでなく、スティルからリトルジョンそしてワーナム先生と続いてきた何か歴史というか文化というか、そういった何百年も前から続く大きな流れというものをクリス先生のお話から感じることができました。まるで何とか言う形意拳の達人から王コウサイ、そして澤井健一先生という大きな流れを島田先生のお話から感じるのと同じでした。

春山先生をはじめとして事務局の方、副会長から理事の皆さまには本当に温かく接して下さり、セミナーの受講生の方も色々話しかけて下さって、リラックスして通訳をさせていただくことができました。日々の施術を離れてとても素晴らしい経験をさせていただきました。

国際セミナーというものは初めてでしたが、本当に勉強になる感じがしました。次は11月です。通訳のトレーニングと同時にもっと医学英語を覚えて少しでもスティルから続くこの伝統が日本にも活き続けるようにお手伝いできればと思っております。

by kaiondo102 | 2010-09-12 00:45 | セミナー 海外 通訳 | Comments(2)

通訳のお仕事 1

8月の終わりの5日間、クラシカルオステオパシーの国際セミナーで通訳のお手伝いをさせていただきました。イギリスのクリス先生の講義や実技の説明などの通訳です。

大学の4年生のころ、そのまま就職してネクタイをはめたくないという理由で、アメリカに3年間暮らしていた経験を活かして手に職を、ということで一年間インタースクールという通訳の養成所に通っておりました。何回か工場見学などの通訳の初心者仕事をやらせていただきましたが、あんまり自分に向かないなぁと思ってそれっきりとなってしまいました。それからの20年、サラリーマンから佐川急便、そしてこの稼業と英語とはまったく縁が切れてしまい、松本先生の著書を読むぐらいしか英語には接しておりませんでした。使わないと錆びるもので、一度外国人の方がいらっしゃったときにしどろもどろで喋り、施術より緊張したのを覚えています。

昨年の末でしょうか、春山先生の講演会の打ち合わせで一緒に食事をさせていただいたとき、先生が国際セミナーの通訳を一人でなさっていると伺い、それは大変だ(通訳は結構疲れる仕事で、一日仕事の場合は何人かで担当しました)、実は私は以前通訳の仕事を少しだけやっていたなんて話から、このたび国際セミナーでの通訳をやらせていただくことになりました。

最初は自分で勉強すれば出来るかな、と安易に考えていたところもありました。しかしせっかくお願いされてしどろもどろの通訳ではまずいな、と思い20年前に通っていたインタースクールにもう一度通うことに決めました。でも、行ってよかったです。入学テストがあるのですが、20年前に行っていた時は上から2つ目のクラスでした。そこでは同時通訳も練習するので結構きつい思いをした覚えがあります。入学テストの前はまた、前と同じコースだったらどうしようと甘く考えていましたが、テストでいきなり一分ぐらいの英語が流れて、はい訳を紙に書いてください感じなのですがもう20年前の能力はきれいさっぱりなくなっていました。結局入れたのは上からではなく下から2つ目のクラスでした。

クラスは週一回、内容はただひたすら英語を聞いて日本語に訳す、先生の講評される、日本語を聞いて英語に訳す、そして先生の講評ということがメインで、あとは辞書を買ってその中の単語を毎週15ページ全部暗記してテスト、それにテープを聞いて紙におこしたり、と宿題もてんこ盛りの授業でした。久しぶりの学校生活ですので少し楽しかったのですが、宿題の多さには少々閉口させられました。政治や経済など今の私にとってはどうでもよい内容が主ですので、慣れるまで少々戸惑いました。でもやれば着実に力が上がるものですね。学校に通う前は映画を見るのも字幕が必要でした、しかしある時期から字幕が必要なくなってきたのです。

8月に入ってから解剖学の本を引っ張り出して必要そうなのを調べて単語帳を作ったり、後は春山先生にいただいたイギリスでのセミナーのDVDを毎晩見ました。でもこのDVDが本当に良かったです。クリス先生の英語はごにょごにょ喋られるので結構聞きとりにくく、またイギリス英語なのでアメリカ英語とは発音が違います。また単刀直入に本題に入らず前置きも長く内容も解剖生理の専門用語がびしびし出てきます。さらに驚かされたのは通訳の訓練を受けたことのない春山先生がスムーズに通訳されているのです。一番初めに見たときは真剣に「やばい、出来ない」と通訳をお断りしようという思いが頭をよぎりました。一回目は全部通してみて、次はクリス先生にあわせてシャドーイングという通訳がよくやる訓練をやり、三回目は今度は実際通訳をしてみました。そのころにはクリス先生の喋りにもなんとかついていけるかな?という感じになってきました。

そんな準備をしながら解らなかったら春山先生に聞けばいいや、と半分開き直った気分で当日を迎えることとなりました。

by kaiondo102 | 2010-09-05 00:03 | セミナー 海外 通訳 | Comments(0)