日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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何でもアリ 4

均整を学び始めた時は、均整こそが最高の治療法と信じておりました。長野式を学んでいた時は圧痛をとることこそ人さまが改善する唯一の方法と思い込んでいました。そして誇張法を実践し、皮膚を操作することを発見した時は、軽い圧でこそ患者さんを改善すると夢中になっていました。

しかし、均整法を理解することは私には不可能ということに気づき、圧痛をリリースするだけでは私にはぎっくり腰や四十肩を改善させることはできず、名古屋の達人先生の娘さん先生に肘で悲鳴をあげるほと押されながら、自分の肘や同行した仲間の体調が改善する事実を目の当たりにしますと、自分が治療というものに抱いている価値観や概念というものは、とても狭いものでしかないと昨年は嫌というほど気がつかされました。

そもそもこれだけ治療法にバラエティーがあるのは、やはり様々な方法で人は改善することが可能な為なのかもしれません。オステオパシーの中だけみても、誇張法とクラシカルは見た目全然違います。片方はただ触っているだけのようにしか見えませんし、クラシカルはひたすら揺さぶっているように見えます。靭帯性関節ストレインという技法を学んだ先生から伺うと、それこそ今まで学んできたバタフライタッチという柔らかな手の使い方は忘れろといわれたとのことです。

鍼灸には長野式、特にキー子スタイルのようにからだのあちこちの圧痛を丹念に処置していくため、沢山の鍼数になり、治療時間も一時間以上もかかる流派もあれば、積ジュ治療のように、刺さない鍼でそれも十五分ぐらいで治療を終わる流派もあります。また、問診に2時間ちかくかけ丹念に患者さんのからだを診断し、うつ鍼は1~2本で治す流派もあり実際に私の仲間がそこで治療をうけ、感動して帰ってきたという事実もあります。

それぞれの流派にはそれぞれ独自の価値観であったり理論が存在します。十数分で治療を終えなければいけないという考えの流派、手技は軽く、鍼は刺さないほうが効果があるという流派、患者さんの所見が改善するまで徹底的に変化を与えようする流派、変化を与えるのは一か所で良いとする流派などなどそれぞれの創始者の考えと経験をもとに様々な流派が存在します。そしてその流派の元には多くの患者さんが集い満足し、沢山の方々が健康を取り戻しているはずです。

そうなると強く押すから雑な治療で5gの圧では繊細で、接触鍼は刺す鍼より高級で、短時間の治療は長時間の治療も格が上と考えていた私のそれまでの見方は一方的で独善的な考え方の何物でもなく、そういった考えにとらわれてしまうことによって自分のこれからの可能性というものを狭めてしまいます。とてももったいないことです。そしてそういった自分の価値観に閉じこもってしまうことによって、さらにはそれを押しつけることによって、我々にとって最も大切な患者さんの改善の大きな障害になってしまいます。

ビタミンCから強圧の治療を経験して、この世には愛もあれば憎しみもあり平和もあれば、戦争もありクラシックもあればヘビメタもあり、右ストレートがあれば、横崩しもあります。そう何でもアリなんだとなんか腑に落ちた感じがいたしました。

そんなことを経験して自分の物の見方は大変狭いと強く実感させられた昨年でした。ときおり飲み屋で人のことを「ケツの穴が小さい」とアルコールの力を借りてほざいている自分ですが、ケツの穴の小さいのは自分でした。あ~穴があったら入りたい。
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by kaiondo102 | 2011-01-31 23:49 | Trackback | Comments(8)

何でもアリ 3

昨年末、名古屋にいらっしゃる均整法の達人、といわれる先生の治療を勉強もかねて受けさせていただきました。ちょうどその時、左の肘が痛かったので先生の治療でどう変わるか、どういう施術をしていただけるのか、とても楽しみでした。そのずっと前に聞いた話だと、人のからだは出ているところをトントンと入れてあげれば良くなる、とその達人先生は講習会でおっしゃっていたそうです。とはいえ、達人先生はもう引退してしまっていたため、20代からその達人先生に教えを受けていたその娘さんの先生(といっても数十年のキャリアのある先生で娘という年齢ではありません。すみません)に治療していただきました。

どんな治療をされるのか、と一緒にいった咳がなかなか止まらない仲間を施術するところをまず見学させていただいていたら、まるでマッサージのようです。肘をつかって背中を丁寧にゆるめます。昔、食えなかった時に蒲田で夜中、マッサージのバイトをしていましたが、そんなやり方をしていた人がいたな、と思い出されるいわゆる慰安的なやり方でした。そんな感じのやり方で背中全体を肘で押さえたあと、足や首、腕を操作して終わり、という流れでした。肘の痛い私にもやり方は全体的な流れとしてはほとんど同じような感じで治療が終わって行きました。

正直、最初聞いていたイメージとは全然違いました。均整法の講習会でよく見られるようなトンとかパタンとか手足を落としたりするいわゆる見てくれのよい、名人的な技法は私が見た限り出てはきませんでした。受けた感じも、マッサージと変わんないなぁていう感じでした。こんなんで良くなるのかな?という感じでした。

しかし、次の日仕事をしてみるとそういえば今まで気になっていた肘がいつもより軽い感じがします。そしてそのまた次の日はもっとラクになっていて年末も全然問題なく動いてくれました。治療を受けに行ってから一カ月以上経つ今頃になって、だんだん痛みが出てくるようになりました。一緒に行った仲間とその一週間後に会いましたが、一緒に治療を受けたときはまだ咳をしていましたが、その時はもう咳をしておりませんでした。

この達人先生の娘さんの治療は私にとって驚きでした。それこそサウナやその辺のマッサージ屋さんのやり方とほとんど変わらないやり方です。結構強く押され、悲鳴を上げたくなる強めの治療でした。そしてそのやり方は私が今まで内心、そんなやり方では人は治んないじゃないか、と思っていたタイプの施術方法でした。しかし、高校時代にアマレスで痛め先日も道場で現役の全日本レベルの大学生レスラーと取っ組みあってまたさらに痛めた肘を一回治療しただけで、一カ月以上ラクにして下さいました。その一緒に行った仲間のしつこい咳も2回の治療でほとんど改善しました。

ビタミンCの例ではありませんが、この体験も自分のとても狭かった価値観というものをあっけなく崩してくれた昨年の出来ごとでした。
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by kaiondo102 | 2011-01-18 23:23 | Trackback | Comments(6)

何でもアリ 2

先日来られた患者さん。正月にご主人の実家に行かねならないことを考えていたら、手にアトピーが出てきたとのこと。しかし、実際に実家に行きこの一日を乗り越えればラク(家に帰れる)と考えていたら今度は手のアトピーがさーっと引いていった。その間食べていたものはハムやかまぼこ、伊達巻といった砂糖や添加物のいっぱい入ったもの。しかし、そういう身体、特にアトピーに悪いものを食べながらも手のアトピーが引いていって、自宅に戻ったらアトピーが良くなったことを考えると、今まで考えていたほど食べ物はアトピーには関係がないのかもしれない、とその方はおっしゃっていました。

ビタミンCの効果を体験してから、いわゆる良いとされている食事は本当にからだに良いのだろうか?とよく考えてしまいます。例えば私のアトピーには玄米がよいとか粗食や少食が良いとか、乳製品はダメ、動物性タンパク質もだめ、砂糖やお酒などはもってのほかといわれています。また、現代においてこれだけアトピーの人が増えてきたのは今まで日本人が食べていなかった非和食を食べることや、また野菜や果物に使われる農薬、そして加工品に含まれる添加物というような有害なものが原因で、それを排毒するためにアトピーとして皮膚に症状があらわれる、とまことしとやかに語られ、私もきっとそうだと信じておりました。

しかし、私がアメリカに高校時代3年間住んでいたときはアトピーとはまったく無縁でした。あちらの食事は昼はハンバーガーにフライドポテトにコーラ、夜は肉でお腹をいっぱいにして牛乳で喉をうるおし、野菜はあんまり食べておりませんでした。甘いものは徹底的に甘いですが、それでも美味しくアイスクリームをしょっちゅう食べたりして、それはアトピーにはかなり良くない食生活を送っておりました。しかし、アメリカでの滞在中は自分がアトピーということを忘れることができるほど快適なからだをしておりました。しかし、一年が終わり夏の間に日本に帰るたびにだんだんからだのあちこちがかゆくなり始め、やはり自分はアトピーなんだと必ず思わされておりました。

その患者さんの話を伺って、たしかに自分も高校時代は絶対にアトピーになりそうな食事をしながらも全然そんなことなかったなぁとふと思い出してしまいました。

今まで私は一昔の日本人が食べていたような、いわゆる粗食といわれるものこそ最も健康的と信じてそういう食生活を送ってきておりましたが、アトピーは良くなるわけでもなく、冬はあかぎれと冷えに悩まされ、風邪を引いたら一カ月ぐらい平気で治らないというものがビタミンCをとるだけでがらっと変わりました。その経験から食事というものは健康にとって確かに大切なものでしょうが、何か一つの食事法が正しいということは無いし、食事が健康の度合いを決定する割合は私が考えていたよりもずっと低いではないか?とビタミンCと自分のアメリカでの経験を含め思うようになってきました。

そして、「これが正しい」というのは食事だけでなく、治療法でも同じと昨年やはり経験することが出来ました。
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by kaiondo102 | 2011-01-14 00:13 | Trackback | Comments(2)