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日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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上達するために 2

高校一年生の時にアメリカに行き、右も左もわからぬず少しでも友達が出来れば、ということで入ったのがレスリング部でした。男同士が取っ組みあうこのスポーツは意外にやってみると楽しく、本気で強くなりたいと一生懸命練習をしたものです。その時に出会った映画が「Vision Quest」という映画でした。やっと出来た友達と見に行き、人生で初めて感動した!というぐらい感動しました。内容といえば、よくあるような内容ですが、高校生のレスリング選手が三年の最後の年に何かやろうということで2階級体重を下げ、高校4年間(アメリカの高校は4年生です)無敗の高校州チャンピオンに挑むという内容でした。厳しい練習あり、減量あり、友人との関係、そして年上の女性との恋。ほんとにこの映画にははまり、何回か映画館にも行き、ビデオでも見て、試合前のウォームアップでは必ずこの映画のサントラを聞いてアップしておりました。

残念ながら映画とは違い、私はそれほど強くもなく3年間のレスリング生活を終えましたが、それでもこの映画の事がずーっと気にかかっておりました。

そんな高校時代から20年以上も経った数年前、偶然にもこの映画が大井町でDVDで売られており、即効購入しました。高校時代のほろ苦い思い出を一人でかみしめようと、カミサンもうるさい子供も寝静まってから一人で夜中わくわくしながらDVDをプレーヤーに入れました。

でも、見ていると「???」という感じがするのです。高校時代に見ていた時はその主人公を中心にその映画をみていました。しかし、20年後こうやって家族を持ち3人のガキ共と時を過ごし、曲りなりにも自分の選んだ仕事を十数年続けていると、映画の見方も当時とは全然変化していました。私の目に気になるのはその主人公を取り囲む大人たちです。その年上の彼女、お父さん、おじいさん、学校の先生、バイト先のコックさん。そういったそれこそ私と同年代からそれ以上の大人たちが彼を温かい目で見守り、時には叱咤激励し彼を真剣に育てているという姿の方が気になってしまい、あれだけ感動していたレスリングなんて半分どうでもよくなっておりました。

良い本は時が経ってからまた読むと味わいが違うなんて言葉がありますが、そんなに良い映画ではなくても自分が年を重ねて色々経験したせいか、同じ映画を見ても本当に見方が変わったなぁと映画よりその見かたの変化に感動をしたものです。

来月で開業して13年目を迎えます。何とか上手になりたい、少しでも患者さんを良くしたいと思いながらやってきました。開業当時は10年もやればきっと上手くなってすいすい患者さんを良くしてあげているのではないか、と夢想していました。ところが13年経って感じるのは自分の出来ないことがあまりにも沢山ありすぎるということを真剣に感じております。

そんなこんなで上達するにはどうすれば良いのか、ということについて今この13年目を迎えるにあたって今感じていることをこれから書いていこうと思います。

by kaiondo102 | 2011-06-29 00:44 | Comments(4)

リンパポンプを考える

私の施術は主に誇張法と長野式を応用させていただいたものですが、せっかく初級コースも全部受け、国際セミナーも3回通訳をやらせていただいておりますので、クラシカルオステオパシーも時折その理論も混ぜながら使わせていただいたいます。

そのクラシカルの中で特に効果があるな~と思うのは胸部へのリンパポンプです。11月のイギリスでのweek4の時にこの技法を目にして以来、帰国してから使うようになりました。ちょうど季節も冬でしたので風邪をひいている方に使ってみました。すると咳でが止まったり呼吸が楽になったり、面白いのは喉の痛みもリンパポンプをすると痛みがとれることもしばしばでした。きっと呼吸器系のリンパの排液を促しているのでしょうか、風邪や喘息を始めとする呼吸器系の疾患を持つ患者さんには欠かせない施術法となりました。

最近はアトピーの方にも使うようになりました。ある方は首にアトピーが出来ていて誇張法で首を回すと傷が割れそうで痛むとおっしゃります。側頭骨の調整をすると随分傷の痛みが減るそうですが、完全にはなくなりません。そこで肺で大腸で皮膚の関係を考え、胸部へのリンパポンプを行ってみました。すると、十数回ポンプして首を回すとあら不思議、随分らくに回るようになりました。そこでもうちょっとやってみると今度はアトピーの傷の痛みがまったくなくなり首も回るようになりました。また、口の周りにアトピーが出来ている方にも一度ニコッとしてもらい口の周りの引きつれ感を感じてもらい、リンパポンプをやってみました。すると十数回ポンプしたところで、始めより随分らくになり、その十数回を2セットほどやるとまったく痛みなくニコッとできるようになり、顔の赤みも来られた時より随分引きました。

とはいえ、このお二人はかなり重度のアトピーですので治るというところまではいきませんが、施術を受けてから数日間はアトピーの調子も良いとおっしゃって下さり、定期的に来院してくださっています。

スティル博士は著書の「research and practice」で肺が最も重要な臓器だと述べています。その理由は、腸で吸収された栄養素は乳ビ槽を通って胸管から心臓に入ります。そして血液にミックスされ肺に行き、そこで二酸化炭素と酸素を交換してまた心臓を通って今度は再び全身へ動脈血として流れていきます。スティル博士はこの動脈血が非常に大事で、栄養価が高いだけでなくきれいなものでなければならないと考えていたそうです。ところがこの乳ビ槽で集められた栄養素は肝臓を通らず、解毒という処置を受けず直で心臓に行きます。しかし、動脈血はきれいでなければなりません。そうなるとスティル博士は肺で動脈血として全身に行く前に浄化が行われる、とその著書で述べられています。

このスティル博士の考えというのは現代の生理学や解剖学から考えるとどうなんでしょうかね?私の乏しい解剖と生理の知識では肺はガス交換を行うことが主たる働きで、動脈血の浄化なんて確か聞いたことが無い気がするのですが。クラシカルオステオパシーの講義中でもこのことには触れられません。確かにスティル博士はその著書の名でも、こういった事は25年の経験で観察を続けた結果であり、他に自分と同じようなことは言っていない、らしい感じのコメントもその著書で書かれています。

でも、もし肺で動脈血の浄化が行われるのだとしたら、どうしてタバコを吸わない人が肺がんになるのかそこに理由があるのかもしれません。肺が肝臓のような解毒器官ならその解毒処置がその肺のキャパシティーを超えてしまい、リトルジョン曰くガンは毒素によってもたらされるのならその解毒しきれなかったことによって、ガンが発生してしまうのかもしれない、なんてこのスティル博士の文章を読んだ時に思い浮かんだのですが、解剖や生理も学生さん以下のレベルしか私は持っていないので、勘違いかもしれませんが・・・。

しかし、スティル博士はその著書の中で肺の部分だけで3章も費やしていますので、やはり相当重要視していたのは理解できます。そして右と左の肺の働きの違いなんてのも書かれてあり、とても面白いものです。また、「philosophy of osteopathy」には、東洋医学の宗気の循環と似たようなことが書かれてもありました。

このスティル先生曰く最も大事な臓器の肺へのアプローチとして、このリンパポンプというのは大変効果的なのかもしれません。これからもこれは、という方に色々試してみたいと思います。

by kaiondo102 | 2011-06-24 00:01 | オステオパシー | Comments(11)

肉離れに座位の誇張法

以前、テニスボールに乗り上げてしまい足を捻挫した50代の女性がまた、テニスの練習中に今度は肉離れを起こしてしまったとかなり久しぶりに来院されました。伺うと一カ月前に練習中に肉離れを起こし、結構痛かったものの一週間したら痛みが随分引いたためまた、テニスを練習したら今度はもっとひどい肉離れになってしまったとのこと。整形外科に行ってもダメで仕方なく?来院されたそうです。

ちょうど左足のふくらはぎの真ん中あたりの腎経の部分がぼっこりと腫れていて、歩くとき左足が地面に着くと痛いのでゆっくりとびっこを引きながら歩きます。結構軽口をたたける人なので私も「またやったんですか、ドジですね~」と言いながら施術を開始しました。

仰向けになってもらうとちょうど肉離れの部分がベッドにあたって痛みます。ということで、まずは踁ヒ関節から調整。少し時間をかけ調整するとベッドにあたっても痛みが出ないそうです。右足も調整、骨盤も調整しこれで治ったらいいなと思いながら一度立ってもらうと、全然痛いとのこと。

ダメか、ということでうつ伏せになってもらいS2を押さえて肉離れの部分を押さえると少しだけ痛みが引きます。数分押さえて少し痛みが減るもそれ以降は変化が無いため、今度は松本先生のふくらはぎポイントを押さえると痛みがなくなるそうです。とりあえず、触れるところはこのポイントで痛みを取ろうと思うのですが、この患者さんおしゃべりがとまりません。ベッドに仰向けになったところから今までひたすら喋り倒します。とはいえ、楽しいおしゃべりなので私も乗ってしまい色々話していると、「ここは痛い?」「今はどう?」といちいち聞くのが面倒になってしまい、とりあえず骨盤と背骨を誇張法で調整して仰向けになってもらう前にもう一度立ってもらうと「来た時よりは少しラク」とおっしゃいます。

今度はおしゃべりに付き合わないように上太白を押さえ肉離れ部分の圧痛をとっていきます。しかし、おしゃべりに邪魔をされながら何とか手で押さえた痛みは減るものの、膝を曲げてもらったりしてもう一度同じところを触るとまだ「ぎゃっ」と痛みます。やはりおしゃべりの威力に集中できず、面倒くさいので一度立ってもらうと「また少し楽になった」とのこと。どうしようかな?と思いながらもう座位の誇張法で勝手に喋り続けてもらおうと思い、ベッドに座らせて骨盤を調整、S2からD11まで誇張法で調整、左右の帯脈をゆるめるてまた立ってもらいました。すると、「あれラク」と結構すたすた歩かれます。痛みの度合いを10段階評価で聞くと3ぐらいとおっしゃいます。ならば、と思いもう一度誇張法でS2からD11まで調整して立って、玄関まで歩いてもらい足の具合を伺うと「0.5」ぐらいとおっしゃるので終わりにしました。

施術が終わって着替えをして上着を取ったりしてあちこち私の狭い施術所を歩かれましたが、来た時とは大違いですたすた歩かれます。そうなるとさらにおしゃべりに熱が入り、足が痛かったことなど忘れたように、ひたすら最後まで喋りながらお帰りになりました。

しかし、誇張法の調整は改めて素晴らしいと感じました。こんな肉離れなんて全然離れているのに最後はこれで決めることが出来ました。これならどんなにおしゃべりの人が来ても負けません。

ちなみに本日来られた、膝の痛い50代の女性は今度はなんか「どうですか?」と聞かれるのが嫌そうです。この方もある程度寝た状態で整えて、まだ痛みが残る中で最後に座位で骨盤と帯脈、背骨を調整して立ってもらうと膝が「ぱきん」と大きな音を立て鳴り、痛みが無くなりました。

最近、誇張法を仲間内で練習していますがやはり自分にはぴったり合うし、その効果には今さらながら驚かされます。誇張法と長野式、素晴らしい治療法とご縁をいただき幸せな今日この頃であります。

by kaiondo102 | 2011-06-19 01:21 | 臨床雑記 | Comments(4)

見えてきた胃の気

佐川のセールスドライバーの時代に松本先生や村上先生の長野式の論文を読み、自分自身でも知人や治療院で長野式の治療を受けその効果の凄さを身をもって体験しました。また、鶴崎先生のセミナーに出席させていただくことで、さらに長野式への理解を深めることができ、何とかこの長野式というものを手技に応用しさらにはその効果を手技で体現できないか、と試行錯誤する日々相変わらず続いております。

その中で長野式のやり方をそのまま手技に取り入れるやり方ができる場合もありますが、そうでないケースもありその場合が悩みの種でありました。誇張法とのリンクの中で何とか頭部オ血は頭頂骨リフトで対応できるのではないかということは発見できましたが、まだ胃の気、副腎処置、椎骨脳底動脈処置、指間穴、ネーブル処置、筋緊張緩和処置というものをどう、オステオパシー的な手技で表現できるか不明でした。

その中で長野式の基本である「胃の気」処置というのはオ血、免疫処置とならんで長野式の根本治療の一環をなす大事なものであります。治療はまずは「胃の気」からであり、「胃の気」が無い人は予後が悪く、まずは胃の気を改善することが病気を治すことに繋がると言います。長野先生はこの処置をするだけでなかなか治らない首の痛みを「胃の気」と帯脈だけでものの数分でとるという神業を披露され、それを聞いた私は何とかして胃の気を手技でできないか、とずーっと(多分7~8年)考えておりました。しかし、どうやら胃の気に繋がる手技が最近見えてきた感じがします。

長野式を使う鍼灸師の先生方と一緒に勉強をさせていただいている時、一番「胃の気」のなさそうな人を選んで、脈を診ていただき、私が考えていた手法が脈状や腹部の圧痛に変化を与えるか診ていただきました。その手法とは誇張法でやる踁ヒ関節の調整法と足関節の調整法です。それを行ってみると脈も変化し、腹部の圧痛も随分軽減しました。これはいけそうだ、思い早速臨床で試してみました。

まずはぎっくり腰の方。いつもだったら骨盤と脊柱と帯脈を念入りに行いますが、今回はうつ伏せでまず、骨盤と脊柱を誇張法で整え、踁ヒ関節を整えてみました。長野式では左からですので、踁ヒ関節がスムーズに動くようになるまで、時間をじっくりかけて行います。痛いのは右の腰で、足を仰向けの状態で屈曲してもらうと痛みがでるそうです。左のなんちゃって胃の気を終えると随分右足の屈曲がラクになり、右のなんちゃってを終えると屈曲時の痛みがなくなったそうです。そのまま帯脈をゆるめ、頸椎を調整、座っていただくと随分ラクに動けるようになり、歩くとまだ違和感がありますので、座位で骨盤を腰椎、帯脈をゆるめると、今度は患者さんいわくまったく痛みなくあるけ、動けるようになったとのこと。

また、うつの方がも~の凄く調子が悪くなり、本人は薬も飲みすぎたとのことでろれつが回らず、手が硬直して歩くのもやっとになってしまい、ご家族の方が先日慌てて連れてこられました。この方にもなんちゃって胃の気を少し時間をかけて行ってみました。すると両足の施術を終わるころには「頭がはっきりしてきた」とおっしゃり、ろれつも随分まわる(といってもいつもの半分ぐらい)ようになり、手の動きも少し出てきました。

他にも色々な方にまずはなんちゃって胃の気をやっていますが、もちろんこれだけで症状がきれいに取れることはありませんが、この両足の踁ヒ関節と足関節の調整だけで骨盤が整い、腹部の圧痛も随分なくなり、脊柱起立筋の緊張も随分緩み背骨や骨盤の調整も以前よりも時間が短く終わるような気がします。これはまぐれかもしれませんが、今四苦八苦しながらやっているリウマチの方もなんちゃって胃の気をいれると、結構スムーズに施術を終えることができます。

でもこの下腿への処置がどうして胃を整えるのか考えるとここに東洋医学の大変面白いところがありような気がします。三里の灸はとても有名ですが、深谷先生の本にも「雲助の灸」といって三里、上・下巨虚の三点とると足の疲れがとれると書いてありました。場所はその通りではありませんが、胃の気ではやはり前踁骨筋と踁骨がくっついていいるところをだいたい3点選び鍼をします。これだけみれば、足の疲労を取る処置でしかありません。しかしこの足の疲労を取ることがとうして「胃の気」に関係するのでしょうか?

ある本で読んだところ人間は自分の行動範囲のものを食べるのが一番良いとされていました。幼児の時は身の周りのもの、青年期は行動範囲も広く様々な食べ物を食べ、そして老年期にはまた身の周りの物に戻るというもの。いってみれば食べ物を得ることはどれだけ足で歩けるか、ということにかかってきているとのこと。と、なれば足の強く健康であればそれだけ、採ってきたきた食べ物も消化する胃を始めとする消化器系、つまり生命力が強いと考えられるのかもしれません。ですから、東洋医学では直接胃に処置をすることは出来ませんが、足を使って、足を強くすることで胃を整え、生命力を増進させているのでしょう。また、足関節が重要なのは勿論ですが、この踁ヒ関節というものはいってみれば、サスペンションにあたる重要な存在のではないでしょうか。サスペンションが十分に働けば、乗り心地も良いように、人のからだも動きやすくなるのかもしれません。

とはいえ、なんちゃって胃の気はまだやり始めて一週間しか経ちません。胃の気の脈の診方もわかりませんので、これからもっと色々試してたいと思っております。今月で開業12年目が終わりますが少しずつ、誇張法と長野式が統合出来始めた感じがします。

次は副腎処置をどう体現するかです。

by kaiondo102 | 2011-06-12 16:11 | 長野式とオステオパシー | Comments(6)

本番の前に一勝

私の休みは本来日、月、祝ですが、どうしても練習が休みなのが月曜日しかないため、今はだいたい週一のペースで来ている高校2年生の女子高生がいます。主訴は顔のチック。お母さんの話だと剣道部に所属している彼女(それも中学時代は全日本レベルとのこと)、試合の前になると顔面にチックの症状が出てしまうそうです。段々その症状はひどくなり、人の試合でスコアをつけていたりする時にも出てしますようになり、女の子なので心配なので何とかなりませんか?とのことで来院されることになりました。

そもそも彼女が来たのはいまから数年前、やはり剣道の試合になるとその前にお腹が痛くなるということで来ました。何回かの施術の後で剣道の遠征でお腹が痛くならなかった、ということがありました。その時は精神的な緊張から横隔膜が緊張して痛むのかなと思い、全体を調整して横隔膜を緩める施術をしましたので、今回も同じような感じで調整をすればよいかなと思いながら施術を開始しました。

施術はだいたい背骨と骨盤を調整、横隔膜を緩め頭蓋骨を調整する、というやり方でした。途中肘が尺骨の疲労骨折の為竹刀をふると痛むのでその調整をいれながらの施術でした。

4月ぐらいに一度試合があったのですが、その時にはお母さんが「まだチックがでている」とおっしゃっていました。うーんこのままではだめかなと思い、色々本を見ていると深谷先生の本にそういった精神的な症状は上胸椎の棘間の圧痛に灸をすると書いてあったのでまず、棘間の圧痛を消し、松本先生の本には自律神経の異常はSCMを緩めると良いと書いてあるため、側頭骨の調整に時間をかけることを加えました。

そんな感じで調整をしていて、段々棘間の圧痛が減ってきたなと先日、ちょっと勉強会の後にビールを飲んで良い気分になっている時にそのお母さんから電話がありました。「土、日と試合があったのですが、チックは出ませんでした」とのことでした。

以前、小学校低学年の男の子のチックを診たことがありました。彼の場合はチックが出る場所は右の頬のところ。上顎骨の調整をしてみたらとても動きが悪く結構時間をかけてゆるめると2回ぐらいの調整でチックはでなくなったということがありました。今回の女子高生の場合はおでこにチックの症状が出るそうですが、前頭骨の動きがとても悪い感じがしました。チックを診たのは今のところこの2例だけなのでなんとも言えませんが、なんかチックの症状の出る場所の緊張がもしかしたら強いのかもしれません。それが故にその部分の緊張を緩めるためにどうしても無意識に動かざろうえなくなってしまうのかも、と考えているのですがどんなもんなのでしょうか?

とはいえ、今回は練習試合だったとのこと。3年生が引退していよいよ本番の大会が夏以降にはじまるそうです。とりあえず、前哨戦で私の一勝というところでしょうか。

by kaiondo102 | 2011-06-07 00:01 | 臨床雑記 | Comments(4)