日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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ご飯が食べれる!

夏休み前に来られたのは交通事故にあってムチ打ちになってしまったという40代のご夫婦です。斜め前から車が突っ込んで来たらしく、後になって車を見てみるとよく生きていたというのがご主人の実感だったそうです。

ご主人は奥様といらっしゃる一週間前に一度、ムチ打ちになって首が痛いということでいらっしゃいました。左を向いたり頭を下に向けるとズキッと左の肩や背中、首に痛みが走るそうです。とりあえず、一回目はなんちゃって胃の気、骨盤、背骨、頸椎、頭蓋骨を調整すると2割まで痛みが減ったとのことで、次は奥様を連れて一緒に来られるということでした。ただ、仰向けに首の誇張法の時、左の回旋はその時はまだ痛くてすることが出来ませんでした。

2回目に奥様といらっしゃったときは「あれから好調」ということで座位で左を向くと少し痛みが出る程度だそうです。そこで同じような形で調整、今度は首どうだろう?と思い仰向けで頭を左に回すと、まだ45度ぐらいしか回すことができません。そこで、右の胸鎖乳突筋の側頭骨の付着部を何回か弾くと、すっと左に首を回すことが出来るようになります。そこで側頭骨を調整、もう一度誇張法で頸椎を調整すると、痛みなく左右に回旋することが出来るようになりました。ただ、左に回旋させると右の帯脈がつられるような感じでしたので、一度座位で左に首を回してもらい、ご本人は「ああ、良いです」とおっしゃられましたが、右の帯脈に強い圧痛があったので、そこをゆるめるとさらに首が左に回せるようになりました。

次は奥様の番、上に向くことがつらいそうです。背中を診ると左によけるような体をされています。なんちゃって胃の気、骨盤、脊柱、を調整すると左によけるような体が随分きれいになってきます。側頭骨、頸椎、後頭骨を調整、起き上がって顔を上に向けていただくと、痛み無く向けるようになったので、終わりにしようとすると「昨日の夜から下が口内炎みたいになって痛いんです。痛み止めとか筋弛緩剤とか(看護婦さんです)のせいでしょうか?」と伺われるので「薬のせいかどうかは何とも言えませんが、ちょっと変わるかとうかやってみましょう」ということでもう一度仰向けになってもらいました。

とりあえず、右の肩グウを探ると一か所痛い所があるので、十秒ぐらい刺激して舌の様子をチェックしてもらうと、「まだ痛い」とおっしゃられます。場所が違うのかなと思い、指を外方にずらして押さえるとさっきよりも痛みの強い場所があります。そこをまた十秒ぐらい刺激して「舌どう?」と伺うと、「あれ、さっきよりも痛くない」と嬉しそうに驚かれます。そのまま十秒刺激してどう?ということを3回ぐらい繰り返すと「全然痛くな~い」そして待っておられるご主人の方に向かって「〇―君(ご主人の名前だと思います)、ご飯が食べれる~!!!」とおっしゃられました。ご主人の方は私の所にこの2~3年2月に一度ぐらいいらしていましたが、奥様は始めてでした。またこういった施術を受けるのも初めてだそうです。とっても喜んでいただいて、こちらがうれしくなってしまいました。

まだ気になるようだったら電話下さい、ということでムチ打ちの施術は終わりにさせていただきました。とっても気分の良かった夏休み前の最後の施術でした。
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by kaiondo102 | 2011-08-17 00:26 | 臨床雑記 | Trackback | Comments(2)

上手くいかなかった例 2

今から4年前に40代の女性が調子悪いということで来院されていました。当時の主訴は腰痛でした。調子の悪い間は一週間に一度、段々良くなってからは2週間に一度ぐらいのペースで来院されていました。腰痛はある程度よくなったとはいえ、その後もからだのあちこちが痛くなったり、生理不順に悩まされたり、貧血だったり、お腹が痛かったり、冷えだったりと基本的には何かしら不調をずーっと抱えたままでありました。

その方が今年の初めからお子さんの受験もあり来られなくなりました。しかし、四月になって「リウマチになってしまいました」ということでまたご予約をいただきました。来院され伺うと、手首が痛くなって赤く腫れて整形外科に行ったらリウマチと診断されたとのこと(勿論、血液検査あり)。整形外科で治療を受けるも治りそうにない気がしたので、また私の所に来ることにされたそうです。整体で大丈夫ですか?と聞かれたので、治るとはいえませんが痛みはラクにすることは出来るかも知れません、ということでこの数年で来られたリウマチの方たちの施術の事をお話させていただきました。また、その方は不安感の物凄く強い方で、ネットで色々調べるとリウマチも怖いけど薬の方がもっと怖い、だからリウマチの専門医の処に行くのも怖いということでした。とはいえ、専門のお医者さんには診ていただいた方が良いと思ったので、とりあえずは今後の事も含めてお医者さんでありながら今では整体をやっている良い先生がいるので、元日本クラシカルオステオパシー協会の会長である春山先生をご紹介しました。

その方は早速春山先生の所に行かれ、相談に色々のっていただき治療も受け「すごく調子が良くなりました」ということで、春山先生に紹介された大学病院の専門医にも診断を受けられました。

すると、検査の結果やはりリウマチといわれ「薬で治療しましょう。」と言われたそうなのですが、処方される薬がその怖がっていたリウマチの薬であったため、とりあえず「様子を見ます」ということにされたそうです。

私の所には週に2度来られることになり、私も気合いを入れて施術をしました。4月、5月は主に手の痛みが主でした。両方の手首が痛み、腫れていましたが、施術をすると腫れも痛みはかなり減り、何とか日常生活は送れていました。また、左のアゴから左の肩関節まで痛みが出た時もあり、「リウマチがアゴに来た」とおっしゃられていましたが、この部分は以前から何かあると痛みの出るところでありましたので、数回の施術で痛みは大幅に無くなったそうです。

春山先生曰く、急性のリウマチは自然寛解もあるとのことでしたので、何とかこのまま痛みを少しでも和らげそっちの方向に向かせることが出来ればと思って必死に施術しておりました。

5月の終わりになると、今度は手の痛みに加え今度は膝の痛みが激しくなってきたそうです。最初の数回はなんちゃって胃の気を入れると結構足の痛みもその時はラクになっていたそうですが、だんだん6月の後半になると、だんだん具合が思わしく無くなってきました。段々階段の上り下りが難しくなってきて、手も一時期良かったのですが施術後うちに帰るとすぐに痛くなるそうです。夕方からは本当に痛みがひどくなり、鎮痛剤を飲むとなんとかようやく動けるが、日常生活はどんどん不自由になり、このままでは寝たきりになるのではないか、と不安で不安でたまらないとのこと。

この辺りになると施術も本当に大変になってきました。全体を調整後、左右の膝、足首と足の指、左右の手首と指、と操作しなければならない関節が増え、痛みもなかなか取れません。一時間半から下手したら2時間かけて施術をしていました(ある時からその方には2時間枠をとるようにしていました)。患者さんも、4月5月の状態が懐かしいとおっしゃられ、症状は下降線たどるのみでありました。私も坂道を転がり落ちていくような状態のその方に何もしてあげることの出来ない無力感を常に感じ、その方が来られるのが少々おっかない気分になってきました。その方が来られた後は、自分の施術が本当に効果があるのだろうか、と蛇に睨まれた蛙のような気分で次の方を施術するのがとても不安になりました。

私の方もこれ以上悪くなったらお手上げ、という7月半ば、ネットでリウマチを治療するという鍼灸院も見つけたので、そちらで試してみるということで来院されなくなりました。

その後、その鍼灸院に通いながら何度か相談のお電話をいただきました。症状は変わらないとのこと。そして8月の初めに大阪でリウマチを薬を使わず治療してくれるお医者さんがいるので、そちらに行ってみる、帰ってきたらまた連絡する、ということでありました。

ここ数年5人の慢性のリウマチの方を診させていただくことがあり、成績は私も患者さんも満足のいくものでした。急性のリウマチの方を診るのは初めてでしたが、私も最初は少しでも痛みが楽になればと思って施術しておりましたが、どんどん悪くなる一方でした。

本当に肉体的にも精神的にもきつい症例でした。少々白髪が増えた気がします。
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by kaiondo102 | 2011-08-08 01:48 | 臨床雑記 | Trackback | Comments(4)

方向転換

数か月前に来られたのは首の痛みを訴える60代の女性でした。来られる約一カ月前に急に首が痛くなり、整形外科などに行くも特に変化なし。時間が経てば治るかと思いきや、全然その気配なく今度は方から腕までしびれまで出てくる、とのことで紹介でしぶしぶ来院されました。

首の痛みは顔を上に向けた時と、左に向けた時にズキッという痛みが左の首にあり、特に上に向いた時に左肩から左腕までしびれが走るそうです。寝違いみたいなものかな、と思い施術を開始しました。

踁ヒ関節から骨盤、脊柱を調整、肩周りと頸椎、頭蓋骨を調整して座っていただくと痛みなく上に向けるようになりましたので、その日はそれで終わり念のため、また来週いらしていただくことになりました。

次の予約の日、私はきっともう痛みもなく今日で終わりかなと思っておりました。しかし、実際来られると、まだ左の肩から腕にかけては痛みもありしびれもある、とおっしゃいます。顔を上に向けていただくとこの状態では痛みはまったく無くなったそうですが、それによって左の腕の感覚が変化することはありません。その日は前回の調整に加え、左の肩甲骨回りの圧痛を消し、左の中府に圧痛があるので経渠を操作してその圧痛を消しました。すると、施術後は左腕の痛みもしびれも無くなったと喜ばれ、また念のため次の週に来ていただくことにしてその日もお帰りになりました。

次の週、私は今度こそすっかり良くなりました、という言葉を期待していたのですが、期待に反し施術後帰宅してからまた痛みが戻り、3日ばかり悩まされ今は少し軽くなったとおっしゃいます。首を動かしてもらっても左腕の違和感に変化はなく、となると五臓と関係あるのかなと思ってお腹を押さえてみるも、全然圧痛がありません。カルテをもう一度見ると、お母さんに心臓病ありとのこと。私もご本人に最近受けた健康診断の事を伺うと「心臓が弱い」?と言われたとおっしゃいます。

解らないながら脈を診てみると、リウマチの方の脈に似ているような似ていないような。ダン中を押さえるとぎゃっとなります。そこで左天宗を押さえるとここも強い圧痛が、また確か首藤先生の著書にかかれていた乳頭腋下線て名前でしょうか、左のその部分にも強い圧痛がありました。ということは「心臓関係なの?」と思い、左腕のしびれるところを伺うと、心包経のラインを指します。

ということで心臓を考慮にいれながら調整することにしました。全体を調整後、横隔膜の圧痛、ダン中、左天宗、乳頭腋下線をゆるめ、「どう?」と伺うと左腕の痛みはなくなり、しびれもかすかに残る程度とおっしゃいます。労宮に圧痛がありましたのでその部分もゆるめるとしびれも無くなりましたので、また来週ということでその日は終わりにしました。

次の週に来られた時には痛みはなくしびれもほとんど感じない、とのこと。同じような調整をするとしびれも全く無くなったので、何かあったらまた、ということで終了としました。「どうして痛くなったんでしょうか?」と伺われたので、からだ中で圧痛があったのは心臓の反応点だけですし、お母さんにも心臓病があり、ご自身でも健康診断で心臓の事を指摘された事を考えると、夏ですし、多分心臓が疲れちゃってこういう風になったのかもしれません、ということをお話しました。

すると、その方は(結構こんな訳の解らないところに来院するのは疲れる的な事を臭わせていた)「水をしっかり飲んで、良く歩きます(そして二度と来院しなくても良いように)。」ということで帰っていかれました。

もうちょっと上手く患者さんのからだを把握できるようになりたい、と少々複雑な思いの残った症例でした。
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by kaiondo102 | 2011-08-03 00:33 | 臨床雑記 | Trackback | Comments(2)