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日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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役得

冬休みに入ったにも関わらず、夜な夜なクラシカルオステオパシーの神様と言われるマービンウオルドマン
先生の講演会のDVDを少しずつ翻訳しています。

最初は嫌々やっていたのですが段々慣れてきてそこまで嫌でもなくなってきました。

しかし、このDVDは面白いです。どうやらBSOというイギリスのオステオパシーの学校での講演の模様でありますが、内容は病気と筋骨格系との関係、オステオパシーの可能性、科学的な研究に基づくオステオパシーの技法の身体に対する影響、感染症へのアプローチなど大変興味深いものがあります。

鍼灸の勉強会に出させてもらった時に鍼灸師の方にこのDVDの話を少しさせていただいたら、我々も欲しいと言われました。

特に先月と今月は大変このDVDにお世話になりました。というのも、今年は年末あまりぎっくり腰のような人は来なくて、帰って風邪が治らない、咳が止まらない、気管支炎、といったマービン先生がDVDの中で話されているオステオパシーに効果がある、といわれる不調の方が大人から子供まで結構来院して下さいました。

基本的にはやっていることは同じですが、特に背部を緩め、経穴で呼吸を改善させ、リンパポンプ技法で〆ると、子供だったら1~2回、大人だったら2~4回ぐらいでかなり改善していただけます。

その効果的なリンパポンプ技法が使えるのもクラシカルの講習会で通訳として使っていただいたり、このようにDVDを翻訳させていただいているお陰であります。

本当に役得だなと感じる今年の年末であります。

by kaiondo102 | 2011-12-31 00:24 | オステオパシー | Comments(5)

病のヒエラルキー

①昨年来られていた50代の女性、その時は両方の手首のリウマチが主訴でした。週に一回の施術を確か5カ月ぐらい続けました。すると可動範囲はあまり拡がらないものの、家事をしていて痛みが無くなりました。遠方から来られている為か、痛みが無くなって数回施術したら、もう治ったからいい(ご家族談)と来られなくなりました。その後、時折娘さんがいらっしゃいますが、「お母さんはどう?」と伺うと「全然平気みたいですよ~」と教えて下さいます。
②一昨年来られていた慢性腎炎の30代の男性。典型的な口呼吸で腎炎の人に良く見られるような超肋骨がいびつな身体をされていました。体重も10キロぐらい落ちて疲れやすくてどうしようもないけど、必死に会社に行っているとのこと。週一回の施術をして1カ月ぐらいで食欲がもどり、数か月すると体重も8キロ増、疲労感も無くなり口呼吸もなくなり、数値も安定しました。やはり半年施術をして昨年のゴールデンウィークの前に忙しいから、ということで来院されなくなりました。先日ご紹介下さった奥さんがいらっしゃり、ご主人の事を伺うと「調子は良いみたいですよ。良いから来ないって言うんです」とのこと。

別に上に書いた症例は自慢話で書いた訳ではありません。

③ここ5年ぐらい週一回来られている現在70代前半の女性。腰痛が主訴で来られていましたが、腰痛は来始めた時とほとんど痛みの具合が変わらず、最近は足まで痛くなってきました。結構一生懸命やっているのですが、その時はある程度良くなるのですがまた次に来られる時は腰痛は5年前とほとんど変わらず、足の痛みも増えましたので全体としては調子が悪くなっています。

④以前ブログで書かせていただいたシェーグレンといわれた70代女性。唾液の量は正常になり足の痛みは無くなりましたが、腰痛はほとんど変化ありません。最近は時折お腹も痛いとおっしゃられています。昨年から約一年間ほとんど週一回来ていただいておりますが、あんまり良くなっておりません。

先日までクラシカルオステオパシーの神様といわれるマービンウオルドマン先生のDVDを翻訳しておりましたが、その中で先生は「どうしてオステオパシーは軽い整形外科疾患しか診られない程度に落ちぶれてしまったのだ!!!」と強く嘆かれ、本当は「もっと難しい病気にも効果的な治療法なのに、命を救うことが出来る治療法なのに・・・」と嘆かれ生徒達を鼓舞しておりました。

そのお気持ちが解らないではないですが、ここで私が疑問に思ったのはいわゆる整形外科的な疾患というのは他の内科的な病気に比べると難度が低いものなのでしょうか?もしその理論から私の先程挙げた症例を見ると、リウマチと慢性腎炎の方が腰痛と足の痛みよりも難しい病気のはずです。しかし、その難しい病気を持たれていたお2人はなぜか改善されその後再発されていません。しかし、③と④の方は週一回を年単位で来られているにも関わらずほとんど改善しておりません。理論的に言えば、簡単であるはずの腰痛と足の痛みの方が早く改善し、リウマチと慢性腎炎はもっと時間がかからなければいけない、あるいは私の手に負えないはずです。

松本先生の症例報告を読んでも難しい病気のオンパレードで、長野先生に至っては「腰痛などの良く見られる症状は割愛する」とまでその著書に書かれています。そんなぁ~。

この業界に入りたての頃、松本先生の症例報告を読みながら、いつかは自分も難しい名前のつく内科的な病気を治してみたいと思っており、からだの痛みなんて何年か経験を積めば簡単に治せるようになるのでは、と夢想しておりました。私の頭の中には身体の中の方の病気の方が身体の痛み的な症状より格が上と考えておりました。いってみれば病気にもヒエラルキーがあると思っておりました。でも本当に病にヒエラルキーなんてあるのでしょうか?内科的疾患と整形外科的疾患に身分の差なんて本当にあるのでしょうか?

13年やっておりますがその最下層のヒエラルキーに属する簡単な整形外科的疾患に未だに悩まされております。アメリカのお父さんとお母さんのからだの痛みは全然変化せず、一時期は産後の女性の腱鞘炎にまったく太刀打ちできなかったこともあります。ぎっくり腰をやったと予約が入ると今でもドキドキします。なかなか腰痛も良くしてあげることができません。

そんなわけでやはり足元を固めよう、ということでこれから数年はトリガーポイントなどの本を読みながら、じっくり身体の痛みに取り組まねば、と思っているクリスマスの夜でした。

by kaiondo102 | 2011-12-25 01:27 | 臨床雑記 | Comments(5)

ものもらい

先週、初めてきた20代の女性は産後の不調でいらっしゃいました。症状は肩から背中の凝り、胃もたれ、おっぱいがつまり易い、風邪ひきやすい、口内炎が治らない、眠れない、だけど疲労困憊と訴えも沢山ありました。

施術はいつも通りやったのですが、今回面白かったのはその方のものもらいでした。左の目にものもらいが出来て、この2週間ずっと治らなかったそうです。おっ、これはニ間でしょ、と思い施術の終わりにやってみました。

鍼灸だとここは確かお灸をするところかもしれませんが、無資格者の私はお灸が出来ません。とりあえず目をギュっと閉じてもらい違和感を覚えていただき、大腸経のニ間を押さえ数秒間指で刺激してもう一度ギュッと目を閉じてもらいました。するとあら不思議、痛みが随分無くなったそうです。そう、経穴は上手くとれると痛みが瞬間に劇的に減ります。

そのまま数十秒刺激してもう一度目を強く閉じてもらうと「痛くない」。指で押さえてもらっても痛みはなくなったのでもう数十秒刺激して終わりにしました。

施術を終わると目が二重に戻っていて、その方も大喜びしておりました。

2回目に来られた今週、ものもらいはすっかりきれいになっておりました。あと、随分眠れるようになって凝り感も格段に減ったとおっしゃられました。一回の施術でお腹にも力が出て以外と早く回復しそうです。

それでも面白いのが2週間も治らなかったものもらいが、一回の施術でそれも人差し指をいじっただけで良くなりました。本当に経穴面白いです。

やはり、鍼灸はすごいと思いました。そして先日ある精神科の先生とお話させていただいたのですが、実は厚労省も鍼灸には大きな期待を寄せている、伝統のある先進医療になるのでは、と期待しているとのことでした。

長野式や深谷灸、澤田流には色々助けていただいておりますが、鍼灸には負けられない!と思った今週のある一日でした。

by kaiondo102 | 2011-12-18 01:07 | 経穴 | Comments(4)

ああ、疲れる

来年の1月後半にまたクラシカルのセミナーでイスラエルに行かせていただきます。その為に現在、オステオパシーの神様といわれるマービン先生のDVDを翻訳しておりますが、これが疲れます。なんとかして年内に終わらせて参加者の皆さまにお配りするよう毎晩少しずつやっておりますが、正直めんどくさいです。

でも、内容は大変面白い事をおっしゃっております。心臓疾患、糖尿病、肺炎、中耳炎などの疾患に対してオステオパシーが現代医学と比べてもいかに効果的か、ではどのようなテクニックを実際そういった患者さんに使うかということをマービン先生が説明されています。

でも、こういう仕事をしていると通訳にならなくて本当に良かったと心から思います。治療している方がよっぽど楽しいです。

ちなみにそのマービン先生の講演会のタイトルは「骨抜きにされたイギリスのオステオパシー」というものです。本来であればオステオパシーは重い病気に非常に効果的なのに、整形外科疾患しか診れないものにイギリスでは落ちぶれている、と先生はおっしゃられます。

そんな~整形外科疾患でも難しい今日この頃なのに・・・と聞きながら凹む最近の夜であります。

by kaiondo102 | 2011-12-06 23:53 | セミナー 海外 通訳 | Comments(3)

もう一度、自慢話

今から7~8年前に来られた現在40代半ばの女性は当初、アトピー性皮膚炎とからだ中の凝り、ということでいらっしゃいました。何が何だか解りませんが、2週間に一度ぐらいのペースで来ていただきアトピーの方は時折薬を使うぐらいで、随分らくになりました。

それからコンスタントには来られることなく、気になることがあるたびに来られるようになりました。

しかし、一年まえぐらいからでしょうか首が痛い、ということで来られることになりました。普通は痛くないのですが、うがいをする時なんかに頭を上に向けると左の首の「ズキッ」とかなり強い痛みが走るそうです。ちょうど、肩甲挙筋のラインに痛みが走ります。当時は首の痛みに対する成績も良かったので、これも楽勝でしょと思い施術を開始しました。

しかし、全然よくなりません。普通だったら、いくらしつこい痛みでも施術が終わればある程度軽減するはずですが、この方の場合は施術前と施術後の首の伸展痛がまったく変化ありません。知っている限りのありとあらゆることをやりました。座位の誇張法、横突起の押し込み、C6もめちゃくちゃ歪んでおりましたし、痛みのあるラインが胃経と大腸経のラインでしたので、2時間かけて圧痛を全部とってみました。斜角筋、SCM,首の名前の知らない前の筋肉、帯脈、側ワン、筋緊張緩和と知りえることは全部やったつもりです。

しかし、施術の後首を上に向けていただくと相変わらず「ぎゃっ」とズキッと言う痛みが走るのです。

基本的に2~3週間に一度来て下さいました。そして夏前くらいでしょうか、お中元を持ってきて下さいました。私は内心「今日が最後なのかも」と思い、気合いを入れて施術をしましたが全然変化なく、帰っていかれました。

もう、お会いできないかな、上手くいかなかった例としてブログに書こうかなと思っていた夏の終わり、その方からまた予約の電話がありました。今度こそと思い、来られた9月の初め気合いを入れて待ち構えておりました。

症状は全然変化せず、同じところに相変わらずズキッと痛みが走ります。気合いをいれて施術をしたのですが座位になって上を向いていただくと、痛みは減りません。またダメか~凹みそうになりふと、斜角筋を触ってみました。すると痛みのある左の方の斜角筋に物凄く強い圧痛があります。そこを軽く押さえてゆっくり上を向いてもらいました。すると少しラクに上を向けるそうです。

「えっ???」と思いカウンターストレインとスティルテクニックのあいのこみたいな感じで、その斜角筋の圧痛が消える角度に頭を曲げてもらい、少し緩んだら反対にぐーっと向けてもらう操作を数回、圧痛が無くなった時点で顔を上に向けていただきました。すると随分上を向ける角度が大きくなっています。

10月にまたいらした時は痛みは4割ぐらいに減ったそうです。もう一度同じように座位で斜角筋の圧痛をとると2割ぐらいになったそうです。

そして今日、またいらっしゃいました。首の痛みは10月の施術のあと何日かしたら痛みが無くなったことに気づいて、今では自由に上に向けるようになったと大変喜ばれていました。そして「良くなると間隔があきますね~」とおっしゃっておりましたが、良くなって来なくなるのはこちらも大歓迎であります。

ところで斜角筋、確かに仰向けの状態では圧痛をとっておりました。しかし、それでは首の痛みは変化ありませんでした。しかし、座位で圧痛をとることによって何カ月もとれなかった首の痛みが2回で改善しました。あらためて、痛みがでる姿勢での調整の大切さを教えられました。

今度、こんな感じの人が来たら斜角筋が呼吸と関わる筋肉という関係から、経穴によって呼吸を改善させることによって首の痛みをとって見れたらカッコ良いかも・・・なんて夢想しております。

まだまだ学ばなければいけないし考えなければいけないことが山ほどありますが、それでも少し上達したかなと思うことのできた症例でした。

by kaiondo102 | 2011-12-01 23:31 | 臨床雑記 | Comments(4)