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日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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頭が痛くて学校に行けない 

9月のはじめに来たのは、中2の男の子でした。その子は、私の子供たちも行っていた、幼稚園と小学校、中学校に通っていた顔なじみの子でした。私は幼稚園の時の小さな彼しか知らないのですが、さすが中2になると身体も大きくびっくりさせられました。

お母さんと一緒に来られましたが、お話を伺うと頭が痛いとのこと。2学期のはじめの日から頭が痛くて学校にずっと行けず、一週間休んでいるとのことです。大学病院に行くと偏頭痛と言われたそうです。薬も飲んでいるそうですが、効果がないそうです。「今も頭痛い?」と聞くと、ここが痛い、と手を拡げ側頭部に当てます。

早速身体を見せてもらいました。右側が変な感じです。偏頭痛も右側です。中2の頃には急に身体の調子が悪くなります。問題は肝でしょうか。

うつ伏せになってもらっても、変な身体です。背中をさーっと触ると右の背中に緊張があります。胸椎5~7番の右2側が腫れている感じがします。胸椎10番から腰椎2番の右側も腫れています。右肩がうつ伏せの状態で右耳の方にずり上がっていて、右耳と右肩の間隔が狭くなっています。僧帽筋の緊張が強いのでしょうか?

とりあえず、右の背中の圧痛を左会陽を押さえてとります。骨盤と背中を調整します。すると、右肩と右耳の間隔が広くなってきました。そして仰向けになってもらいます。

仰向けになってもらい、頭の痛みを聞いてみると、「少し軽くなってきた」とのこと。左の瘀血の反応点と右関門、期門に圧痛があります。瘀血は肝経でとり、オッディは脾経、期門は天宗でとりました。また、右の帯脈の圧痛がかなり強かったので、復溜でゆるめます。中学生の割にはこの帯脈が緩むまで時間がかかりました。

この時点で頭の痛みを聞くと、かなり楽とのこと。右の肋骨の一番が跳ね上がっている感じがして、圧痛があるので、そこを緩めます。頸椎2番の圧痛をとり、後頭骨と側頭骨を軽く調整し、その日は終わりにしました。頭の痛みの度合いを聞くと、10から3に減ったそうです。来た時のしぶ~い顔はなくなり、笑顔を見せてくれるようになりました。

一週間後にまた来ました。聞くと、施術したその日は痛みが無くなり、次の日とその次の日に軽い頭痛が出たけど、学校には2学期初めて行けたそうです。4日目からは頭痛がなくなったそうです。

中2になると、色々とあります。こんな中2の頭痛を診たのは今回が初めてですが、アトピーや喘息が一度良くなっていたのが、また出てきたり、腰痛になったり、生理がおかしくなったり、という訴えの子が良く来ます。やはり第二次性徴で生殖器が作られる過程で、肝に負担かかるのかもしれません。

中学生ぐらいの施術は本当に楽しいです。最初は「何このおっさん」と言う感じで警戒感がガンガンに出ていますが、体調が良くなるにつれ警戒感がうすれ、笑顔が出てきてかわいくなってきます。

いま、喘息がひどくなった中2の男の子と、生理の出血の過剰な中1の女の子が来ています。二人ともよくなると良いのですが・・・。

by kaiondo102 | 2013-10-21 00:31 | 臨床雑記 | Comments(4)

クラシカルオステオパシーのススメ 6

本当はこのクラシカルのススメシリーズは、自分の中でのクラシカルオステオパシーに対する考え方を整理するつもりで、9月のWEEK3までに書いて、また臨床報告に戻ろうと思っていました。しかし通訳のお仕事の前は色々あって、終わらせることができませんでした。

とはいえ、WEEK3の通訳をやって、やはりクラシカルはとても素晴らしい、と改めて思わされました

正直、クラシカルのテクニックは少ないです。ルーティンの技法を中心に、あとは四肢のテクニックに毛が生えたぐらいの数しかありません。それぞれの技法は非常にシンプルで、見た感じ、こんなんで効果があるのかな?と思われる方も多いと思います。

また、クラシカルはおしゃれではありません。オステオパシーの中には、脳脊髄液の微妙な波動だけでなく、さらにもっと大きく深いものを読み取り、治療をするというかなり発展形のオステオパシーの流派もある、と聞きます。クラシカルはといえば、そのような複雑な事には一切目を向けず、ただ愚直に手足をくるくるして、身体をゆらゆらさせて、時折モミモミするだけです。それだけで、全ての疾患に対応していこうとしますし、オステオパシーの創世記にはそれだけで多くの人の命を救い、現代でもイスラエルのマービン先生は病院の最後の砦として、数々の難病を改善せしめている、という事実があります。

さらには、シンプルで誰でもが行えるがための難しさもあります。ただ単にルーティンをやれば良い、というものではありません。患者の身体に合わせ、また疾患に合わせ、技法を微調整していかなければいけません。テコと支点の角度や張力、技法を行う時の「間」というものを変化させていきます。その患者にあう最も良い治療を行うためには、単に技術や解剖生理だけを学ぶのではなく、オステオパシーの哲学、スティルやリトルジョン、ワ-ナム先生の研究をも学び、応用し、深めていかなければいけません。

まるで、空手家が正拳突きを一生磨いていくのと非常に似ている気がします。

私がクラシカルの良さに気がついたのは、ほんの数か月前、6月のオランダのセミナーを受けてからです。6年かかってようやくクラシカルの良さが解りかけてきました。

この間のWEEK3 でも、理事のI先生が「クラシカルはスルメのようなもんだね。」とおっしゃっていました。そう、クラシカルは噛めば噛むほど美味しいのです。

もうすぐ、JACO(日本クラシカルオステオパシー協会)では、新しい基礎コースの募集をするようです。どなたか、スティルの時代からほとんど形を変えず、連綿と続くクラシカルオステオパシーを学ばれたい、と思う方はいらっしゃいませんか?是非、学んでみたいという方は、JACOのホームページあるいはフェイスブックを見て、ご検討されてはいかがでしょうか。

by kaiondo102 | 2013-10-12 00:59 | オステオパシー | Comments(2)

クラシカルオステオパシーのススメ 5 長テコ技法私論

2007年に初めてクラシカルの初級コースに出た時、ゆらゆらさせて気持ち良くさせること以外に印象に残っていたことは、長テコ技法のことです。とにかくクラシカルは技法のそのほとんどが長テコを使うことによって成り立っている、だから効果的だ、というお話を伺った記憶があります。

この時はちょうど誇張法を始めたばかりで、効果が出始めてとても楽しかったので、正直何でわざわざ手足を使って背骨を整えることの方が、効果的であるのか全然理解が出来ませんでした。

しかし昨年、自分の誇張法のやり方に無理があるな~を思い、うつ伏せでの誇張法のやり方を変えてみました。それまでの姿勢では本当に疲れるので、クラシカルのオシレーションみたいに、棘突起の片側に指を当て、仙骨をそーっと押さえながら、ピッと仙骨の動きがその棘突起の指に伝わるのを感じたら、また仙骨を戻すというという方法です。形はオシレーションですが、ほとんど動きがありません。友人たちと集まって練習をしている時に、ふと思い立ってやってみると、やられた仲間からは結構良い、との反応。私もやってもらいましたが、背骨に何かふわっと流れる感じがして、少しするとじわーっという響きが感じられます。

それ以来、うつ伏せでの誇張法のやり方は、このやり方になりました。また、上胸椎も腕を使いながらクラシカルっぽく整えます。座位でも横から軽く身体で動きを与えながら、背骨に当てる手とリズムは、誇張法っぽくやるようになりました。頸椎も頭をテコとして使います。誇張法をクラシカルの形でやる、いわば「そーっとやるクラシカル」のようになってしまいました。

そのやり方に変えて半年位した時に、初めてクラシカルの言うテコの重要性がわかったような気がします。

身体は動く時、一か所だけで動くことはありません。常に他の部位と連動して、そして必ず支点があって動きが可能になります。腕を動かす時は上胸椎、足を動かす時は腰椎が動きの支点となり、背骨は骨盤という基礎があった上で動きます。テコの技法を使うということは、ただ背骨だけ調整しているのではなく、もしかしたらその背骨と腕や足といった部位との関係性まで調整しているかもしれない、という気がするのです。つまり足を回旋させながら、腰椎を調整するクラシカルでよくある技法は、その手を当てている腰椎3番だけ治しているのではなく、L3と股関節、膝関節といった全ての連動性も含めて治療しているような気がします。仙骨を揺さぶりながら背骨を調整する、オシレーション技法は、もちろん背骨の色々を調整しているでしょうし、D4を治しているかもしれません。しかし、それだけでなく仙骨とD4との関係をも再構築しているように私は感じるのです。

今回のWEEK3でも長テコの重要性に対する講義がありました。その中では、安全に効果的に、外力を治療するターゲットに伝えることが出来る、ということで長テコの重要性が語られていた覚えがあります。それも勿論ですが、どうしても私は身体の各部位間の関係性の改善、クラシカルが重要視する「integration(統合)」を作り上げる技法の一つが長テコ技法であるような気がします。そして、クラシカルはそのルーティンほとんどが身体にintegrationを作り上げる長テコ技法によって構成されています。

リトルジョンの文献を翻訳していると、リトルジョンだけでなく、スティルも長テコ技法の達人であったそうです。そんな彼らが愛用していた長テコ技法ですから、きっと何かあるのではと、ずーっと思っておりました。ようやくその理由の一部が垣間見れたような気がします。

注)この長テコ技法に対する私の文章は、あくまでも私個人が感じたことです。クラシカルオステオパシーの公式見解ではありません。全然見当違いかもしれませんので、あまり間に受けないでください。

by kaiondo102 | 2013-10-02 00:33 | オステオパシー | Comments(6)