日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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親和性

最近、誇張法を何人かの先生と真剣に練習をしておりますので、私も時折施術を受けることがあります。先月、背骨を練習して皆さまに施術していただいたら、それから数日、やけに背骨だけすっきりしておりました。また今月は骨盤を練習して、また皆さまにやっていただきましたが、仙骨がかぱっと腸骨の間に正しくはまった感じがするだけでなく、これが耳状面だ~という感じもしばらく続きました。また、それまで動きの悪かった左半身の動きが良くなりました。

また先日は仲間の先生が施術所にいらっしゃって、ちょっと膝の誇張法をやってもらいました。するとしばらく足がとてもすっきりしておりました。

皆さまありがとうございました。

自分が施術しても思いますし、さらに受けるとさらに実感するのですが、この軽い圧の与える身体に対する影響のその大きさです。誇張法では体表に当てた指の爪の色が変わらない5gの圧で、髪の毛一本分だけ関節を動かす、というのが基本的な考えです。でもたったそれだけの圧でどうして身体は変化するのでしょうか。

最近よく頭に浮かぶのは「親和性」という言葉です。この言葉の使い方があっているかどうかは分りませんが、身体に変化を与えていくのはやはり無理やりではなく、身体がそうしたくなる方法が一番負担が少ないだけでなく、変化の度合いも高いのではないでしょうか。では、その変化を与える刺激とはやはり身体に抵抗を起こさせない、身体に馴染みやすいものでなければいけないのでしょう。以前にも書きましたが、強めのマッサージの刺激も痛気持ちよく感じる為、一見悪くなさそうですが、意識では気持ちよくても、皮膚や筋膜、筋肉では目には見えない何らかの防御反応を引き起こしているのかもしれません。その防御反応を引き起こさない「親和性」のある刺激が何か、というとこの誇張法の5g、髪一本の刺激なのではないでしょうか。

では、5gだったら何でも良いか、というとそうでもない感じがします。指を当てた時、骨にダイレクトに当っては「親和性」が出ない感じがします。やはり、術者の指でダイレクトに5gの圧をかけて骨を動かすのではなく、皮膚に軽い圧をかけ、皮膚と骨の間にある体液の水圧を使って骨にアプローチしていく方法、つまり患者さんの身体を使ってアプローチする方法が今のところ一番「親和性」の高い刺激法である感じがします。つまり最も身体の無意識の抵抗を起こさせない方法であるのかもしれない、と最近考えるのです。

となると、今度は皮膚に抵抗感を起こさせないことが必要となってきます。そうなりますと、皮膚に指を当てるところが大事になってきますし、皮膚に手を当てる前の空間の段階も大事になってきます。

とはいえ、ここまで来てしまうと私にはまだ感じることの出来ない世界ですので、おいおいの何か感じれば妄想していくことになると思います。が、現状はいかに身体の水圧を使って親和性の高い手技をしていくか、ということに妄想を膨らませていきたいと思います。

いつも一方的に施術しているだけでなく、人様から色々施術をしていただくと改めて感じることがありますし、自分の方向性の確認をとることも出来るようです。

練習会をやって良かったな、と思うこのごろです。
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by kaiondo102 | 2014-04-21 01:01 | 臨床雑記 | Trackback | Comments(5)

英語が紡いでくれた縁

昨年、オランダで上手く通訳が出来なくて、参加者の皆さまにご迷惑をおかけしてから反省し、毎日少しでも英語を訓練するようにしております。一人だと堕落しそうなので、月に一回、英語道場っぽいところに通っています。

その道場の参加者は基本的には英語のプロばかり。英語の先生や通訳、外資系企業や海外勤務経験が長かった方などで、みな英語がペラペラで、私なんかより英語が上手な人が沢山います。

通って半年以上になりますが、もちろん飲み会も終わってからありますので、色々な方とお話することができます。その中で先日面白いことを伺いました。

たまたま私がお話した方はアメリカでの勤務の経験が10年以上にも渡る方でした。現地にも友達がいらっしゃるらしく、その中の一人が医師とのこと。そしてその御友人の医師の方は、やはり現代医学には限界があり、もうだめだ。東洋医学を我々医師は学ばなければいけないし、自分自身も学びたいとおっしゃっているそうです。そのお医者さんは現在アメリカのペンシルバニア州在住ですが、日本のこと大好きとのことで、本当は今年の2月に行われた東京マラソンに来たかったそうです。

一応、ボストンのハーバード大学で松本先生が医師の為の鍼灸の継続教育をご担当されていることをお話し、是非日本に来たら私の施術所に来ていただければ喜んで施術をさせていただく、というお話をしました。

その日本の方と帰りにお別れする時に、その方「そういえばその人はM.DではなくD.Oって言ってました。でもD.Oってなんなんですかね?」とおっしゃっていました。

D.O が東洋医学を学びたいってなんか不思議な気分になりました。いったい専門のオステオパシーはどうしたんだい?と思わず突っ込みたくなりました。そして万が一そのD.Oと会えることになって、経絡で圧痛をとる施術をしてあげたら、結構楽しいかもしれいと妄想してしまいました。

英語との付き合いは途中20年のブランクがありますが、中学生の時からです。クラシカルの通訳や翻訳をやるようになってからも、英語が心の底から好きだとは言えません。ですが、この好きでない英語によって色々なチャンスをいただき、海外にまで連れて行っていただき、多くの人と出会うきっかけにもなっています。おまけに本場のD.Oにまで会えることになったら面白いです。

英語が紡いでくれたご縁、感謝しなければいけないです。
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by kaiondo102 | 2014-04-11 02:04 | セミナー 海外 通訳 | Trackback | Comments(0)

こんなところが3

私の先輩の超カリスマ均整師から、もううちは忙しすぎて診れない、ということで紹介されたのは20代のダンスをやっている女性でした。主訴は足首の痛み。何か月か前に右足首をねん挫して、それ以来ずーっと痛むそうです。

どんな時に痛いか伺うと、ダンスでつま先立ちになる時に、アキレス腱から踵の膀胱、腎経の所にズキッと脳天まで響くような痛みがするそうです。実際に施術の前にそのポーズをすると「痛いっ」とのこと。

身体を見ると、右半身が左半身と比べると大きく縮んています。右の骨盤がクラシカルのいう前方回旋のひどい形で、仙腸関節がかたーくなっています。ということでいつものように施術をはじめました。

うつ伏せで骨盤、背骨を整え一度立ってつま先立ちしてもらいます。「痛い」。仰向けの状態で骨盤をみると、とても右側が変です。右ひざも捻じれています。足首を曲げ伸ばししてもらうと、ちょうど痛いところがズキッと痛みます。

そこで骨盤を仰向けの状態で調整、足首を曲げ伸ばししてもらうと「痛い」。捻じれている膝を誇張法で調整すると「痛みが減った、ズキッが無くなった」。膝の捻じれを調整すると右ひざの横ずれが気になるので、また誇張法で調整します。もう一度足首を曲げ伸ばししてもらうと「痛くない」。立ってもらいつま先立ちになってもらうと、痛くないけど「ぼわっとした感じがある」とのこと。

もう一度仰向けになってもらい今度は踝の圧痛点を押さえ、右の骨盤の凹んでいるところに手を当てると、圧痛が無くなります。踵の内側と外側の圧痛点全て右の骨盤の凹みでとり、立ってもらうと痛くない。

初回の調整でつま先立ちになった時の「ズキッ」という痛みはなくなり、違和感は3回目の施術の後に無くなったそうです。

あらためて思いますに、この膝というのは非常に大事な存在なのかもしれません。構造上は非常に不安定であるがために実はものすごく耐久性のある関節で、かなりの歪みをここで吸収できるでしょう。しかしその分、他の関節に問題を引き起こしたり、あるいは他の関節の問題も、ある程度は膝をゆがませることによって吸収できるものの、もし膝の歪みがMaxであったら、その障害を受けた関節(今回は足首)の歪は吸収できないため、ずーっとそこが治らないのかもしれない、と妄想しております。実際、均整でいう足4の字テスト(多分パトリックテスト)で、この女性は痛みを訴えておりましたが、膝を調整すると、足首だけでなく股関節の違和感も無くなりました。

今まで中高生の運動部レベルのいわゆるスポーツ障害みたいなのはよく施術させていただきましたが、世界に挑戦するレベルの方を真剣に施術させていただいたのは初めてでした。さすがダンスをやっているだけ、感覚が鋭く(精神疾患をお持ちの方も感覚は鋭いのですが、違う種類の鋭さです)、私も非常に勉強になりました。

明日その方はロシアにオーディションを受けに行かれます。良い結果が出ることを心よりお祈りしておりますし、このような方を施術するチャンスを下さった私の先輩にも感謝しております。

それにしても膝を調整して足首が良くなるなんて、身体は不思議です。
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by kaiondo102 | 2014-04-07 16:32 | 臨床雑記 | Trackback | Comments(2)