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日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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ちょっと嬉しい症例

ここ数カ月月一ぐらいでいらっしゃっているのは40代の男性です。そもそも左の肩コリがひどく、ちょうど斜角筋のあたりが一番つらく、仕事で電話をしているとずっと耳につけていられないほど肩から腕にかけて痛くなるそうです。そのためマッサージを週一ぐらいで受けているそうですが、全然良くならないので奥さんに言われて私の施術所にいらっしゃいました。

奥様はいまから4~5年前に帝王切開で出産後お腹の傷が痛かったのでいらっしゃいました。奥さんから、あなたの後ろから歩いている姿を見ていると歪んでいるので、まず歪みを整えてからではないとマッサージは効かないのでは?と言われたそうです。

お身体を見ると左肩がやけに上がって、肩全体が左側にずれている感じがします。あともう一つ、左目が斜視っぽくやや外側を向いているのも気になります。ということで施術を開始しました。

いつも通り骨盤、背骨、仰向けで一度骨盤、帯脈、それから肩関節の誇張法で斜角筋をゆるめ、上腕二頭筋腱にも強い圧痛があるのでゆるめます。C2の凝りをゆるめ首と頭を軽く調整し一度起き上がっていただきました。

座っていただくと肩周りの重苦しい感じはなくなったが、首を思い切り左にひねると左肩甲骨の内側が痛いとおっしゃいます。もう一度仰向けで誇張法の操作で肩甲骨内縁の凝りをとり、座ってもらいます。首をまた思い切り左にひねりますと、「うーん、まだ痛いなぁ」とのこと。上胸椎を誇張法で操作、左の側胸部が凹んでいるので軽く手を当てます。「どう?」とい伺うと、左に首をひねりながら「うーん、まだだなぁ」とのこと。でもこれ以上やっても変わらないな、という気がしたので、その日は終わりにしました。

でも終わり、といってもまだ不満そうです。マッサージみたいにぐいぐい押さないんだ、とか随分時間が短い、的な事をおっしゃられます。相変わらず首を何度も左に向けながら、「う~ん、まだ痛いなぁ」。私もその場で症状を無くせなかったので、ちょっとくやしいなぁと思いながら、何かあったらまた来て、と一応言いとりあえずその日は帰っていただきました。

正直もう二度と来られないかな、と思っておりました。すると約一カ月後のある日、その方から予約の電話がありました。どうしたんだろ、と思いながらお待ちしておりますと、来院してすぐに「いや~楽になりました」とのこと。施術を受けてから何日か経つと肩コリがしないことに気がついて、電話をもっても支障がなくなったそうです。「あれからマッサージに一度も行っていない」ともおっしゃられます。この日は肩は楽になったけど左の肘が痛くなってきたとのことでした。いつも通り施術をしてちょうど大腸経の所が痛むので肩鎖関節を操作すると肘の痛みは軽くなりましたが、ゼロにはなりません。その日も「う~んまだ少し痛いなぁ」とおっしゃられながら帰っていきました。

またその一カ月後来院されました。肩コリも以前ほどではなく、左の肘の痛みは忘れていたそうです。先日またさらに一カ月経って来院されましたが、軽く左の肩コリがするだけであったそうです。左目の斜視っぽい感じは2回目に来られた時には無くなっておりました。

難しい症状を良くしてあげられた時も勿論嬉しいですが、こういう方も結構嬉しいです。このような軽い肩コリや腰痛であれば、施術の時間はお腹をほとんど触ることもありませんので、だいたい20分ぐらいで最近は終わってしまいます。正直マッサージを受け慣れている方には時間は短過ぎますし、ほとんど触っているだけなのでご不満かと思われます。ですが効果を実感していただけると、「こんなんで効くんだ~、不思議だねぇ」と逆に喜んでいただけます。

学生時代、私はある有名なマッサージ屋さんでバイトしておりました。私のマッサージの腕も上手ではありませんでしたので、偉そうなことは言えませんが、こんな揉んでるだけで本当に良いのかなぁと常に思っておりました。当時は佐川急便を止めたばかりなので体力もありましたので、結構強く一時間半とか二時間とか揉んでおりました。ですがその労力の割には効果がありませんでした。

開業するようになってマッサージは嫌だ、と思って色々工夫しておりましたが、「こんなんで終わり?」と言われたり、ポイっとお金をベッドに投げられ、超不満そうに帰られたこともありました。そのほとんどがマッサージによく行っていた、という男性ばかりでした。

開業して16年にしてようやくマッサージを少し超えることが出来たかな、と思うことの出来た症例でした。

by kaiondo102 | 2015-07-27 01:35 | 臨床雑記 | Comments(6)

盲腸なのかな?

そういえば、6月上旬にイギリスに一週間JACOのセミナーの為に行ってまいりましたが、その前の週にいらっしゃったのが、お腹が痛いという訴えの40代後半の女性です。

その方は体調不良のオンパレードで以前は定期的に来院されていたのですが、お母様の体調が崩れ、介護生活が始まったため、定期的に来れなくなりました。そのため身体がどうしようもなくなった時のみ施術を受けてなんとかやり過ごす、と言うのがここ半年の感じでした。その方からイギリスに行く前にご予約をいただきました。電話で「なんか、盲腸みたいなんですが・・・」とのこと。

本当に盲腸かどうか解りませんが、そんな方を施術する機会もあまりありません。わくわくしながら来院を待ちました。

来院してお話を伺うと4~5日前から右の下腹部が痛みだした、とのこと。30代のころに一度虫垂炎と診断されその時は「薬で散らした」そうです。その時の右の下腹部と同じ、とおっしゃられます。今は世話で忙しくてゆっくり病院に行ってられないし先生の方が治りそうだから来た、とのこと。

治るかどうかはやってみなければ解りませんが、だめだったらすぐ病院に行ってね、ということで施術を始めました。

右の下腹部を押さえてみるとどこも痛いし気持ち悪いそうです。押さえても痛いし、手を離した時も痛むそうです。これってむか~し均整の学校で習った確かマックバネ-兆候(そんなのあったっけ?)ってやつかな?と思いながらうつ伏せの施術から始めました。

左右の腰方形筋とD11,12の圧痛を手三里で緩めます。骨盤と背骨を誇張法で施術、仰向けになっていただきます。この時点でお腹の嫌な痛みが少し楽になってきたそうです。骨盤、帯脈を整え、瘀血、副腎、中脘、期門の圧痛をとり、膝を立ててまず右と左の骨盤隔膜をゆるめ、右鼠径部の圧痛を陰陵泉でとります。この時点でまたさらに右の下腹部の痛みが楽になってきたそうです。ということで今度は右下腹部にアプローチします。

痛みは楽になってきたと言うも、実際に右の天枢、外陵、大巨を押さえてみるとまだ圧痛はありますし。大巨から腸骨に近い所の下腹部にも圧痛があります。とりあえず免疫ということで手三里を押さえて天枢を押さえるも痛みがすっきりと減りません。手三里の位置を何回か変えてみるも確かに痛みは減りますがゼロにはなりません。そういえば以前、仲間が盲腸っぽい患者さんに欄尾というツボを使ったというのを思い出し、足の胃経を触ってみました。足三里から下に少し降りていくと物凄い凝りの強い所があります。ここをぐっと押さえるとかなり痛み強いそうです。

ここが欄尾穴かな、と思いここかなという所を押さえながら天枢をもう一度押さえるとすっと痛みが消えるそうです。この欄尾穴で右下腹部の圧痛を全部とって、それから右下肢に軽く回旋運動を与えて終わりにしました。

確か施術後は右下腹部の嫌な痛みは無くなってすっきりした、とおっしゃっていました。

それから一カ月後の先週、その方が今度はぎっくり腰で来院されました。あのお腹の痛みどうなりました?と伺ったら、あれっきり痛みは無くなり、今のところ平気です、とのことでした。確かに今回のぎっくり腰では前回胃経にあったあの異常な凝りはありませんでした。

盲腸炎だったかはよく分かりませんが、良くなってくれて良かったです。改めて身体は面白いなぁと思った症例でした。

by kaiondo102 | 2015-07-11 01:04 | 臨床雑記 | Comments(3)

17年目だ!

先月の終わり、私の施術所の9回目の更新の契約をしてまいりました。この7月で17年目を迎えることになりました。あっという間の16年でありました。ここまで続けてこれたのも多くの方々のお陰であります。皆さまどうもありがとうございました。

今でも良く覚えていることがあります。私は九州福岡の出身でありますが、父の仕事の都合で横浜のある辺鄙な所に4才の頃に引っ越してまいりました。当時は雑木林と畑がまだ点在し、池もあってアメンボやゲンゴロウもとれました。

確かまだ幼稚園に入る前のことだったと思います。母と買い物からの帰りでしょうか、歩いているとふと気になる看板がありました。その看板は○○はりきゅう院と書いてありました。その時まだ4才ぐらいであったと思いますが、幼い私はそのはりきゅうという名前に惹かれ、一体それがなんであるか母に尋ねた覚えがあります。またもう一軒ありますがこちらも○○鍼灸院と云う名前で、バスの停留所のアナウンスでもその名前が流れますが、そこも気になってしょうがありませんでした。また、バスで最寄りの駅まで行く途中にマンションに看板がかかっていて、そこには脊椎矯正の文字もありました。幼かった私はこの4つの漢字の妖しさに惹かれ、一体あそこで何が行われるのか知りたくてたまりませんでした。

それから中学の頃、お隣に住んでるおばさんが母に本を貸してくれたことがありました。その本は五○式の骨盤調整の本でした。母より私の方が夢中になって読み、その中に出てきた「オステオパシー」という文字を見た時に、おしっこをちびりそうになるほど不思議な魅力を感じました。カイロの文字もありましたが、こちらにはあんまり興味を覚えなかったことも覚えております。

そしてアメリカの高校に通っていた時ですが、友達とぷらぷら高校の近所を歩いていた時なんとCHIROPRACTIC OFFICEの看板がありました。腰も肩も痛くはありませんでしたが、思わず入って治療を受けたい、と思ったこともありました。そして高校にFIRST AID
といって人工呼吸とか心臓マッサージを教える科目がありますが、カイロの本場はアメリカですから、その授業をとればもしかしたらカイロの技術も学べるかもしれない、と思い選択しましたが、まったくそんなこともあるわけはなく、がっかりした思い出もあります。

そして大学1年になった時、私の前に座った女の子と仲良くなりました。色々話をしていると、その子は「私は風邪をひいたり調子が悪くなったら鍼灸に行くんだよ」と教えてくれました。その時、私もレスリングの練習で膝が少し痛かったため、その先生を紹介してもらい、わくわくしながら予約をして治療を受けに行きました。19歳の時、それまで自分の人生にちらちらとその姿を見せる東洋医学の治療を始めて受けました。その先生はまだお若いながらも(当時)本格的な経絡治療を行っている先生でした。ようやく東洋医学童貞をその時捨てることとなりました。

私の父母も現代医学の信奉者でありましたから、私が子供の時に風邪をひいたりした時はすぐに近所のお医者さんに連れていかれ、薬を飲まされました。アトピーもステロイドでした。父母とも東洋医学の治療なんぞ受けたことも興味もまたその存在も知りません。まったくそんな東洋医学に接する環境になかった4才の私ははりきゅう、鍼灸、脊椎矯正の文字に物凄い惹かれました。どうしてでしょうか?

輪廻転生あるいは前世というものがあるのでしょうか?そして、人間は生まれる前に人生の青写真を作って生まれるという考えもありますが、もしかしたらそうなのでしょうか?そのせいで全く東洋医学とは無縁の家族に生まれながらも、幼い時からおぼろげな興味があったのでしょうか?今まで47年の人生を考えますと、色々な折に自分の人生は治療の道に進むように風が吹いていたような気がします。

こんなことを考えますと、改めて多くの方々のお世話になってここまで来ることが出来たな、とつくづく実感させられます。自分一人では何も出来ません。そしてそのような方々に巡り合わせてくれる人生に吹く不思議な風の存在を感じずにはいられません。

皆さま、本当にありがとうございました。そしてこれからもどうぞよろしくお願い申し上げます!

by kaiondo102 | 2015-07-04 00:52 | Comments(4)