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日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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カーブの頂点

座位での脊椎に対する誇張法は非常に重宝している技法で、ぎっくり腰や寝違い、膝の痛みなど身体のあちこちの痛みにとても効果的で、誇張法を学んで本当に良かったな、と思う技法です。基本は一椎ずつ背骨の動きを整えていくのですが、最近はその一椎ずつがメンドクサイので、ちょっと簡略化した方法で行っておりますが、これもまた効果的であります。目に見える形で効果が現れたので、ちょっと自慢もかねて症例を一つ。

中3の頃から来ている今では高校3年の女の子、以前にもこのブログで書かせていただきました、虚言癖あり、身体のあちこちが痛くなり(これも虚言か本当か解らない時あり)また脊椎側湾症もありで、高校に入ったくらいから週一で来院しています。

側湾症の方は現在コルセットをはめさせられていて、女の子だし見た目もあるからこれ以上ひどくならないように、ということでお母さんからお願いをされています。服を着ていても結構パッと見で側湾、とわかるくらいのレベルです。私が何人かみた側湾症の方でも一番きついレベルです。

一応誇張法をやってここ2年ぐらい来ましたが、半年に一度のチェックでは悪化はしていないということ。でもチェックの度にコルセットはまだ着けるように、とお医者さんからも云われておりました。まあ、私もひどくなっていないから良いかな、と思って施術をしておりました。

6月のイギリスの通訳の旅から帰った後でしょうか、少しキャンベル先生の影響もあって背骨の誇張法に一味加えました。それまでは仙骨と後頭骨をテコっぽく微妙に動かしながら背骨を調整していたのですが、今度は脊椎のカーブしている頂点をテコにしてさらにそのカーブをきつくする感じで微妙に動かしながら脊椎を調整してみました。すると、今までよりも脊椎が早く柔らかくなる感じがして、身体の横の凸凹もそこに直接手を当てているよりもっときれいになる感じがします。

そこでこれを座位でも出来ないかな、と思って手の当て方を色々やってみて、最終的には脊椎のカーブの頂点のもう一方のカーブの頂点をさらに誇張する感じで指を当てて調整してみました。すると座位で後ろから見るとカーブしている脊椎も、これをやると今までより早くもっときれいになる感じがします。当然、側湾症の女の子にもキャンベル誇張法と座位のカーブ誇張法をやってみました。

するとやり始めてから側湾が気のせいでしょうか、今までよりきれいになっている感じがします。それまではS字状だった背骨のカーブが段々Cの字状に変化してきました。それから腰椎から中部胸椎までは結構真っ直ぐになり、それより上は右に傾いて、と云う感じで座位で見た時の背骨の感じがどんどん変わっていきました。立位も以前は「う~ん、曲がっている」という感じでしたが、ここ最近はあまり目立たない感じがしてきました。

そんな昨日のこと、その子のお母さんからメールがありました。いわく、半年に一度の側湾症のチェックに行ったところ、背骨の状態が大変良くなっており、もうコルセットをしなくて良い、普通の生活をして背骨のチェックは一年に一度で良い、とお医者さんから言われた。これも先生のお陰です・・・、とのことでした。

そのお母さんは普段はのーんびりしている方なので、メールをいただいたりすることは一切ありませんでした。が今回このような感じでメールを下さったのは本当にうれしかったのでは、と思います。

カーブの頂点誇張法だと、だいたいS2とL2,3あたり、D4、5あたり、C6あたりとこの4点を操作すれば良いため、手数も少なく非常に楽です。その効果も普段の一椎ずつやる誇張法と変わらないか、少なくともカーブの変化だけではそれ以上な感じがします。

自分の編み出した技の効果が思い込みではなく目に見える形で現れるのはとてもうれしく楽しいものがあります。

by kaiondo102 | 2015-08-26 01:01 | 臨床雑記 | Comments(4)

本日から一応私も夏休みを少し頂くことになりました。ようやく前半戦が終了した、という感じでホッとします。

夏になってからは急激な暑さのせいか、かなり調子の悪い方が次々に来院されました。だいたいはぎっくり腰や寝違い、急な肩の痛み、といった関節の痛みだけでなく、胃痛や生理痛、頭痛、膀胱炎といった不調に悩む方も多く来院されました。

開業して今年で17年目になりましたが、10年目くらいから自分独自の施術スタイルの確立が始まり、ここ一年ぐらいである程度それが確立し、あとはここから自分なりに応用して行けば良いな、と感じがしております。

ここ最近同じ均整の仲間と話したことが「核」を作る、ということでした。人を施術する時にどういう考えに基づくのか、という根本原理をしっかり最初は学ぶ必要がある。その「核」が無いと、色々な技術をそのあとに学んでも基礎の無い建物と同じように、しっかりした建物が出来ない。風が吹いて地震がくれば吹き飛んでしまう。だが核がしっかりしていればどんな技術を学んでも、その核にしっかり新しい技術が肉付けされていく。そしてもし治療に悩んだ時でもまず核に戻れば必ずそこにヒントがある、なんて話を何カ月前かにしたことがあります。

そんな話を酔っぱらいながらか、しておりました時に、では私の「核」は何だろうと思い返しますと、それは長野式でも誇張法でもありません。それは一度自分が捨てたと思っていた「均整法」であります。

均整の学校に入った時に均整法慨論、という云わば均整の哲学を教えてくれる授業がありました。今から考えますと、この慨論をしっかり学んだのが私の「核」を作ってくれました。具体的な事はもうはっきりと覚えてはおりませんが、人の見かた、症状のとらえ方、それに対してのアプローチ、具体的な技術ではなく「人を治す」というのはどういうことか考え方を教えてくれた気がします。

この慨論を一応しっかり頭に叩き込んだせいでしょうか、そのあとに長野式で経絡理論を学んでも、誇張法を学んでも、あるいはクラシカルオステオパシーでもスムーズに頭に入ってくる感じがします。また直接は関係ありませんが、漢方やホメオパシーの文献を読んでも、何となく理解ができます。

開業して始めの3年、一生懸命均整法で施術していました。しかしある時、治らない患者さんが続き、均整の本や資料に治すヒントをいくら探しても見つからず、あれだけ惚れていた均整に裏切られた感じがしたことがありました。均整に失望し自分の施術所の屋号からは均整の文字も外しました。そして長野式や誇張法を学ぶことになりました。

一度は均整を捨て、自分で施術スタイルを作り上げてきた気がしておりましたが、実はその根底には均整がいつでも居てくれて、そのお陰で自分なりのスタイルが確立出来たことをあらためて今になって気が付きました。親に養ってもらっているのに自分はいっぱしのつもりになっているクソガキのようでもありました。

あらためて大事な事を教えてくれた均整に今更ながら感謝をしなければ、と思わされた今年のお盆でした。

by kaiondo102 | 2015-08-13 18:30 | 臨床雑記 | Comments(4)

血尿のち生理痛

来院されているお母さんが、「膀胱炎で血尿も出てるんですが治りますか?」と就職活動真っ盛りの娘さんの事を相談されました。「なんとかなると思いますから、どうぞ」と云うと、では早速ということでその日の夜にリクルートスーツで来院されました。

話を聞くと膀胱炎は高校生くらいから時々なるのだけれど、ここまでひどいのは初めてです、とのこと。血尿はさっきも出ていたらしく、お医者さんに行って薬をいつももらうのだが、だいたい飲んでも良くならないし、今回はまったく変わらない、下腹部が痛気持ち悪くてどうしようもない、と云います。

ということで早速施術を始めます。腎兪、志室、脾兪、胞盲、と軽く押さえるだけで強い圧痛があります。とりあえずこれらを手三里で緩めます。骨盤、背骨を調整、仰向けになってもらいます。この時点でどう?と聞くとなんかさっきより楽、とのこと。もう一度骨盤、瘀血、副腎、免疫、中脘、帯脈、どれも圧痛がひどいので、全部ゆるめていきます。この時点で下腹部の痛みはなくなり不快感だけになってきたそうです。肩周りと首、頭を軽く調整、本当は実験してみたかったのですが、初診ですし確実に行こう、ということでレイ溝を押さえます。

レイ溝の圧痛もかなり強いので、痛くならないように押さえていきます。十数秒して「どう?」と聞くと不快感度合いが減っている、とのこと。それから少しするとさらに不快感は減ってきます。十段階評価すると今は、というと4ぐらいかなと云います。どこまで減るかやってみよう、ということでレイ溝を数分押さえましたが、2から先は今回は減りません。ま、いいかということで座っていただくと膀胱炎の不快感が4に上がる、とのこと。

そこで座位で骨盤と腰椎から胸椎のカーブを軽く調整すると、また2に不快感が減ったのでその日は終わりにしました。2日後の夜にまた来れる、というので来てもらいました。

2日後、「どう?」と聞くと、あの日は随分楽になって、血尿も出無くなった、だけど今度は生理が始まって生理痛がひどい、と云います。

相変わらず圧痛が強いので前回と同じ施術をしました。長野式の子宮の反応点である気穴も三陰交でゆるめましたが、生理痛の痛みはまだ3ぐらい残っているそうです。そこで中極を軽く押さえますと「うわっ」とかなり痛がります。ですが、旋機を押さえながらもう一度中極を押さえると「あっ、痛くない」と云います。その瞬間に生理痛の痛みも無くなったそうです。しばらく旋機を操作してもう一度中極の圧痛を確認すると「痛くない」。生理痛は?と聞くと「無い」とのこと。

座ってもらうとまた内臓の位置が変化するのでしょうか、1~2ぐらい痛みが戻ってくるそうです。そこでもう一度骨盤と腰椎から胸椎のカーブを調整すると「痛くない」。

次の週にまた来院されましたが、あれから生理痛も膀胱炎も血尿もないそうです。

キー子先生のご著書ですと、気穴が子宮、水道が卵巣の反応点となっています。生理痛や婦人科の不調を訴えている方は確かにここに圧痛が出ますが、何回か施術するとこれらの反応は消えます。が、生理の問題がありながらこの2点に圧痛の無い方も沢山いらっしゃいました。

一方キー子先生の御本では中極は膀胱の反応点だけとしか出ておりませんが、うーんやはり中極は子宮の反応点でもあるのではないのか、と思いを強くさせられた症例でありました。

でも若い子は反応が良くてやり易いです。

by kaiondo102 | 2015-08-04 01:48 | 臨床雑記 | Comments(4)