日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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80オーバーの施術

数か月前から来院を始めた85才のおじいちゃんがいます。娘さんが私のところに定期的に通って下さっていて、その勧めで来ることになりました。娘さん曰く、そのお母様は大病を患って、半分寝たきりで自宅にいて、そのおじいちゃんがほとんど家の事をしているそうです。しかし、最近足が痛くなったり、何かと切れやすく突然怒り出したり、よく転んだり、していたそうです。またその娘さんの弟さんはERのドクターとのことですが、その生き死にと常に対面しているその彼に「最近おやじの身体が透けて見える、もう長くないかもしれない」と言われ、困った、おじいちゃんまで倒れたら私(娘さん)は面倒見切れないということで来院させることになったそうです。

おじいちゃんの最初の訴えは右足の股関節から膝にかけてのズキッとした痛みと両足のこむら返りでした。右足の痛みの方はそのERの息子さんから坐骨神経痛と言われました、とのこと。そのほかに首を右に回旋したときの痛みと、あとは腎臓の調子が悪く定期的に病院に行っているそうです。

80オーバーの方は久しぶりに見ます。とにかく悪くしないように、刺激をなるだけ軽く施術しました。まずうつ伏せで骨盤と背骨を誇張法で調整、仰向けで骨盤をもう一度施術します。一回目は帯脈をつまんだりお腹を押さえたりしたのですが、あんまり痛みがわからないそうです。経絡の操作は一切なしにして、膝と足関節の誇張法、肩関節の誇張法、頸椎はそーっとあと頭蓋骨で終わりにしました。初回の施術が終わると「いや~すごいソフトですけど気持ち良いですねぇ~」とおっしゃってくださいました。

とりあえず週一回来院してみる、ということなので同じ操作を繰り返しました。するとまず頻繁に起こっていた足のこむら返りがほとんど無くなりました。あったとしてもすぐに収まるそうです。坐骨神経痛、といわれた右足の痛みも3回か4回目のときには無くなったそうです。ご本人から、だんだん動けるようにも歩けるようにもなって買い物や家事が楽になりました、とのご報告。うれしいですねぇ。

さらにその何回か後にいらした時は、腎臓の数値が良くなってきたそうです。確かに足のむくみも無くなった感じがします。病院に行ったとき数値の改善を見たお医者さんから「さっさと帰ってよろしい、と大事にされませんでした」とのこと。娘さんからもそれまでは話し合っていると突然怒り出したりしたことがあったのですが、最近は非常に穏やかになって話が出来るようになってきた、と言って下さいました。

本日いらした時、何日か前に同年代の友人と故人を偲ぶ会を時々行うそうなのですが、その時に回りの友人たちから「なんか顔色が良い、若返ったようだ」といわれた、これはきっと整体に通い始めたお陰だ、ととても嬉しそうに帰りがけにお話ししてくださいました。いやぁ、こっちも気分が良いです。

以前も書きましたが、難しい症状が改善していくのもうれしいですが、高齢化に伴う様々な不調が改善し、こうやって日常生活が少し楽になって本人もまわりの方も喜んでくださるのも大変うれしいです。今まではお年寄りには苦手意識が強かったのですが、このおじいちゃんの施術を通して、施術だけでなく人生についても教えられた感じがします。

明後日から尼崎で日本クラシカルオステオパシー協会の国際セミナーがあります。理事たちベタ惚れのあのクリスキャンベル先生がいらっしゃいます。私も通訳ということで頭を切り替えて参加させていただきます。がその前にとても良い時間をそのおじいちゃんから頂いた気がしますので、これで気持ち良く尼崎に行くことが出来そうです。
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by kaiondo102 | 2015-11-20 00:33 | 臨床雑記 | Trackback | Comments(0)

ランナー対凸凹

一か月前からいらしたのは市民ランナーの50代の女性でした。主訴は左の拇指から足底までがジンジン痛むとのこと。数か月前から痛み始め、だんだん痛みがひどくなり走るのもつらいけど走ってしまうそうです。だいたい一日30キロ走るそうです。

今度5キロの大会があって昨年はぎりぎり入賞したので今度はさらに上を目指したいそうです。何とかなりますか?とのことでしたので、やってみましょう、ということで施術を始めました。

お身体を見ると物凄い胸郭が硬く、キューと締まっている感じがします。足底痛は長野先生によると免疫力の低下、つまり長野式にいうと扁桃の弱化がその理由とのことです。背骨と骨盤を操作し、仰向けで骨盤、帯脈を調整します。肩甲骨周りを操作して頸椎、頭を調整、一度立っていただくと痛い。つま先立ちになるととても痛いそうです。

左足のつま先を私が掴んで反らせると「痛い」。左の膝がへんに曲がっているのでまず誇張法で操作します。膝の動きが揃ったかな、というところでもう一度つま先を掴んで反らせると「さっきより良い」。左の大転子が凹んでいるのでそこに手を当てながらつま先を反らせると「痛くない」。

一度立っていただいて歩いてもらうと「少し痛い」。では座っていただいて骨盤を調整、脊椎のカーブを調整してもう一度立ってもらうと「痛くない」。ということで一回目は終わりにしました。

2回目にいらしたとき、はじめて施術を受けたその帰りは自宅の渋谷まで走って帰ったが痛くなかったが、翌日30キロ走ったらまた痛くなったとおっしゃいます。が足の裏の腫れがなかったので同じように調整したらその日は痛みが無くなりました。

3回目にいらしたときは一週間痛い日と痛くない日があって、痛くない日の方が多かったそうです。同じように調整しました。

4回目にいらしたときは「先生見てください」と携帯の写真を見せてくれます。そこには「一位」の表彰状の写真がありました。お蔭様で優勝することが出来ましたうれしそうにおっしゃっていただけました。お身体も胸郭がキューとなった感じも随分なくなり、全体的にふわっとしています。この一週間は痛くなることもほとんど無かったそうです。12月には2回レースがあるので、これからもよろしくお願いします、とのことでした。

中高生の部活の子達はちょくちょく診ますが、大人のスポーツマン的な人はほとんどいらっしゃいません。ですから例え市民ランナーといえども毎日30キロ走る人にどれだけ通用するのかな、と思っておりましたが、なんとか無事に改善してくださいました。

膝の誇張法と凸凹を発見して本当によかったと思った症例でした。
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by kaiondo102 | 2015-11-18 01:05 | 臨床雑記 | Trackback | Comments(2)

成績発表

一か月ぐらい前に30代後半の女性がお母様のご紹介でいらっしゃいました。伺うとここ数年仕事が忙しくストレスもきつかったが、数週間前から動悸がひどく疲れやすく身体がおかしすぎるのでお医者さんに行ったら、甲状腺機能亢進症と診断され薬を飲み始めた。2週間経つが甲状腺の数値も高いままだし、それに加え肝機能の数値が高くなってしまった。このままだと手術で甲状腺を取るか、放射線治療をしなければならなくなった。両方とも嫌なので、整体でなんとかなりますか?とのことでした。

とりあえず何回か施術してみて様子を見ましょうということで施術を開始しました。私としてはまずお薬を飲んで数値が下がるように、まず肝機能を調整することを主眼に置きました。肝機能の異常は甲状腺のお医者さんいわく薬の副作用とのことでした。

結構細身で呼吸も浅く、脈拍が100近くあります。交感神経がかなり緊張している感じです(当たり前か)。でも手術か放射線まで猶予が2週間とのことですので、いつも通りこってり施術をしました。

背中の瘀血、腎兪・志室、は築賓で緩め、右の肝の反応店であるD5~11くらいまでは左会陽を押さえて緩めます。ちょっと押さえただけで痛みで「ぎゃっ」となります。そのまま背骨と骨盤を調整、仰向けでもう一度骨盤を調整します。

腹部の瘀血、左の盲兪、帯脈、中脘、は左築賓でゆるめ、左の肩甲骨内縁を緩めます。右の帯脈は築賓でゆるめ、あと免疫と右盲兪、オッディ、右期門は全部右肩グウで緩めます。右肩甲骨内縁を緩め、C2をサン竹で緩めたら、頸椎と頭を調整しました。深呼吸をするとほとんど息が吸えないので太谿を少し押さえると吸気が少しだけやりやすくなりました。施術が終わると、脈拍が80台に下がっていました。

初回は火曜日で本当は金曜日に予約を入れていったのですが、あまりにも疲れて来院できず次の火曜日はお医者さんの後でしたが肝機能の数値は変わりなかったそうです。火曜日と金曜日2回施術をしたら、次の週の火曜日に来たときには肝機能の数値が少し下がったそうです。また金曜日もう一度施術してさらにその次の週にいらしたときは肝機能は正常値ではないが随分下がり、甲状腺の数値も下がってきたそうです。甲状腺のお医者さんからもこのまましばらく薬で様子を見ましょう、といわれ、その方からは「はってでも頑張って来て良かったです」と嬉しそうに言われ、お母さんからも、もーの凄く感謝されました。ありがたやありがたや。

前回のブログではお医者さんに行っていませんので本当に肝臓かどうかはわかりませんが、今回のは検査の結果もありますので、肩グウと築賓が上手く効いてくれたようです。身体の痛みに対しての施術はその場で効果をある程度計ることが出来ますが、こういった内臓の問題の場合には検査の結果を待つしかありません。試験の結果を待っているような気分です。

とりあえず、ここまで上手くいって良かった症例でした。
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by kaiondo102 | 2015-11-14 00:33 | 臨床雑記 | Trackback | Comments(3)

最近の症例から

10月の終わりの土曜日に「先生これから見てもらえる?」との予約の電話がありました。この日は忙しいかったので次の週にしてもらいたかったのですが、「旦那から目が黄色いといわれ、身体もだるい、肝臓かもしれない、お医者さんに診てもらうも明日は日曜日なので・・・」とおっしゃいます。ちょっと面白そうなので来院していただきました。

来院されてお顔を拝見させていただくと、確かに白目が黄色いです。身体もだるく、まっすぐに立っていられないそうです。以前に肝臓の調子を悪くしたことがあるか、と伺うもそれはない、とのこと。

ということで早速施術を始めました。背部の瘀血を左会陽で、脾兪と志室、腎兪を膀胱系で、D5~10ぐらいの右の背部の左会陽で、脾兪と腎兪を膀胱系でゆるめます。背中を緩めていると途端におなかの方からぐるぐるいう音が聞こえてきます。そのまま骨盤と背中を調整し、仰向けになってもらいます。

骨盤を調整、腹部瘀血(左中封)、盲兪と帯脈(左復溜)中脘(左三里)、免疫(手三里)、右関門(手三里)で緩め、右期門にいきます。押さえるとかなりの圧痛があります。長野式的には復溜、漏谷、少海、ゲキ門が肝炎処置ですが、ちょうどこの方は50歳過ぎたあたりで、以前帝王切開でおなかを切ったこともありますので、サン竹を押さえながら右期門をおさえると半分くらいに圧痛が減るそうです。そこでしばらくサン竹を押さえながらまた期門を押さえると、また楽になります。2~3分押さえると期門の圧痛は無くなりました。この間、おなかからはずーっとぐる音が聞こえておりました。

肩甲骨内縁の圧痛をとり、C2の圧痛もサン竹でとり頸椎と頭を軽く調整して終わりにしました。目を見せていただくと来院されたときよりも黄色がほとんどわからない感じになっています。まっすぐ立てない感じもなくなり、おなかがすっきりして、身体も軽くなったそうです。

月曜日には必ずお医者さんに行くように伝えて、また来週どこかで来てください、としました。

すると文化の日があけてすぐにお電話があり、お医者さんに行ったけど、見ただけでお医者さんは「黄色くないですよ、平気です」と言われたけで帰された、とのこと。自分でも前回の施術前より調子が良いです、とのこと。その週の土曜日にもう一度来てくださいましたが、おなかより足の魚の目が痛い、とおっしゃるので凸凹で痛みをとって終わりになりました。もしかしたら、施術の効果があったのかも。

その週にずーっと前に肉芽腫性乳腺炎の症例を書きましたが、その方が久しぶりにおっぱいが痛いということでいらっしゃいました。この方も全体的に調整して、最後はそのおっぱいの痛いところを触ってもらいながら、足の肝経の橋本先生の目のポイントを押さえながらもう一度おっぱいの痛いところを触ってもらうと「あれ、痛くない」とのこと、しこりもどんどん小さくなるそうです。これまた目のポイントをしばらく押さえていると1~2分後にはまったくしこりも痛みも無くなりました。

いやぁ、あたらめてツボは面白いです。もし骨格の調整しか私が知らなかったら、どれだけこういった方たちのお役に立つことが出来たのでしょうか?甚だ心もとない感じがします。

そもそも東洋医学の道に入ったのは鍼灸の治療を受けたことがきっかけでした。そして最初は鍼灸の学校に行こうと思い、ある鍼灸学校を受験しましたが、当時は倍率も大学行くよりも難しい、なんて言われていた時代ですのであえなく落とされてしまいました。また、鍼灸の治療をしてくださっていた先生には「君は鍼灸より手技の方が似合う」といわれたこともありました。確かに整理整頓の出来ない私に針やもぐさの管理は無理ですし、針を刺している手間がメンドクサイとも感じます。ですから均整の学校に行って、手技をやることになって自分にはこちらの方が本当に合っている、と思います。ですが、鍼灸にはずっと憧れがありますし、経穴の不思議には今でも魅了されています。このような形で本来鍼灸の技法である長野式や経穴の操作を松本先生や鶴崎先生を始めとする長野式の先生方お蔭で自分の手技の施術の中に取り込むことができているのは本当に幸せです。

ツボをやっていて良かったな、と思わされた症例でした。
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by kaiondo102 | 2015-11-09 00:03 | 経穴 | Trackback | Comments(0)