日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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アイルランドに行ってきました。

もう一か月も前のことになってしまいましたが、4月の初旬にイギリスとアイルランドに出張に行ってまいりました。いつものように日本クラシカルオステオパシー協会の通訳としての参加でした。

初日はロンドンでInstitute of Classical Osteopathy主催のカンファレンスがありました。4人のスピーカーが登壇、オステオパシーの生理学的な裏付けについてお話されておりました。そのうちのおひとりはキャロラインストーンという女性の超有名なオステオパスであったそうですが、もう一か月も経ちますと何をお話されていたかさっぱり覚えておりません。ただ、臓器は腹腔の中で浮いていなければならない、とおっしゃっていたことだけは記憶に残っております。

そのカンファレンスは夕方に終わり、日本のチームはそのままヒースロー空港に行き飛行機でアイルランドのダブリンに行きました。その次の日からは協会のアドバイザーであるキャンベル先生の治療院で3日間のワークショップが行われました。

経営形態がどのようになっているのかはっきりと判りませんが、キャンベル先生の治療院はリトルジョンセンターといって、オステオパシー治療だけでなく、看板には理学療法、ヨガ、食事指導、カウンセリングなどの診療科目(?)が書かれておりました。先生の他にあと2人のオステパスがいるようで、キャンベル先生はそこでディレクターをやっているそうです。予約をとるための受付の方も2人いらっしゃって、患者さんがひっきりなしに来院します。

午前中は一応講義、午後はキャンベル先生とあともう一人の女性のオステオパスの治療を患者さんが了解してくれた場合のみ見学、というスケジュールでした。講義があったとはいえ、一日10人弱の治療は見学させていただいたと思います。

キャンベル先生の治療はとても早く、だいたい一人当たり10分から長くても20分くらい、それでも患者さんは十分に満足されているようです。初診の患者さんの治療も二人くらい見学しましたが、さささーっと治療があっという間に終わったにもかかわらず、主訴へのアプローチもほとんどせず、あるいは全くしなかったこともありましたが、お二人とも満足そうに次の予約を入れて帰られました。

ワークショップは講義もありましたがほとんどが感覚のワークのような感じでした。良く覚えておりませんが、皆で一人の身体に手を当て生命力が充実してくる、あるいはその手を置いて部位に満ちてくるのを待つ、というクラシカルオステオパシーっぽくないことを練習しました。ただ、手を当てているのではなく、その感覚を保ちながらルーティンを行うとのこと。あと印象的だったのはある患者さんを実際治療していたとき、キャンベル先生が頭蓋骨を調整しながら、その時見学に来ていたフランスのオステオパスも含め、足や膝、お腹や肩に皆で手を当てるように申し付けられました。私は確か肩に手を当てていたと思いますが、キャンベル先生がふと「左足と左ひざ、もうちょっと治療に参加するように」とのお申し付け。本当に先生はその患者さんの生命力とそれに対応する皆の手の何かも感じているようです。

また講義も先生の感覚的な話が非常に多くて通訳をするのが大変でした。いわゆる脳脊髄液の作り出すといわれている膨張収縮の感触ではなく、その膨張収縮を作り出す根源的なフォースを感じろ、とのこと。通訳をするのも難しかっただけでなく、私にはその感覚がまーったく解りません。他の参加メンバーの多くは理事のI先生の身体呼吸療法という感覚的な治療セミナーに長年出席されているとのことなので、飲み込みは早かったようです。皆様がもういいかな、と目で同意されているのに私は一人全くその感覚がわかりません。あるいはもう手を当てているのに飽きているけど皆様はまだ何か感じて手を放しません。キャンベル先生もそうですが、会長を含め今回の参加メンバーの感覚の鋭さはすごいです。自分だけが落ちこぼれた感じが正直しました。

ここまでずっと症状をとることが治療で、そればっかり追ってきました。しかしいくら技を開発してもモグラたたきのようなもので、患者さんの生命力を感じ取ることが出来なければ、いつまで経ってもモグラたたきのハンマーを増やしているにすぎません。ここ数年、何か自分には足りないものがあるとずっと感じてきましたが、その自分に足りないものを改めて突き付けられたアイルランドでありました。それでもこの一年くらいは患者さんの身体に耳を澄ましているつもりですが、まだまだでありました。

ダブリンはと言いますと、町の真ん中に川が流れこじんまりとしてとても良いところでした。若ければ、家族が居なければ一年くらい住んでみたいなとも思いました。会長や理事をはじめとする参加メンバーには本当に良くしていただきました。ありがたいことであります。そんな先生方にキャンベル先生の感覚話を的確にお伝えすべく、もっと通訳を磨いていかなければとも思わされた、とても濃い3日間でありました。









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by kaiondo102 | 2017-05-18 01:27 | セミナー 海外 通訳 | Trackback | Comments(0)

技(経穴)は効くものでなく効かせるもの 7

均整を学んていたときに良く出ていた言葉は「刺激を入れる」というものでした。これは背中をぐっと押さえるというような刺激の単純な入れ方でなく、例えば足首から頸椎を治療するときには、その足の頸椎対応点をその狙う頸椎に角度を合わせるように技法を行うことによって、その足首から入れた刺激が頸椎へ届きやすい、ということでした。均整の技は基本的にそういった考え方に基づいたものが多く、腕の角度を開いたり、手を置いてから上の手で押すとか色々ありました。

長野式の松本先生は例えば中脘に鍼を入れてそこから右腕を治療したい時は、鍼先を右腕の方向へ向けていくようなつもりで雀啄していくとおっしゃいます。

古典的鍼灸の一流派に積聚治療というのがありますが、その治療法を解説した本を読みますと、意識の使い方を細かく解説してくださっております。私が今まで述べてきたような指標あるいは症状部位の圧痛や可動範囲を鍼をしながら確認する方法や、その場所を触ったりしなくても、その鍼をしたところ経絡線や筋肉や骨を通って気が流れることをイメージしたり、あるいは 水面に模様が広がっていくようにイメージしたり、さらには術者と患者を鍼を介して気が一巡するようなイメージを抱きながらなどなどが書かれておりました。意識を使うと使わないでは治療の効果がまるで違ってくる、ということもその本の中で述べられておりました。

きっと世の治療の達人はこの意識を使うことがとても上手なのかもしれません。元々の素質だけでなく日々の臨床とその果てしなき追求からその意識の力を無意識的かあるいは意識的にか分かりませんが実感し、その力を使い込むことによってさらに高い効果を出せるようになったのでしょう。そしてその意識の力は何も達人だけのものではありません。私のような感覚の鈍い人間でも、患者さんの身体を押して痛い痛くないか聞く、膝を曲げ伸ばししてもらってどこまで曲げれば痛いのか聞くことによって、もしかしたらその達人が使いこなしている意識の力の一部を使うことが出来ているのかもしれません。さらにはそこに患者さんが痛い痛くないを自覚することによって、患者さんの意識の力を借りることが出来ていることも考えられます。そしてその意識の力と私が呼んでいるものは、超能力とか霊能力とかいった一部の人の特殊能力ではなく、誰もが自然に使いこなせるものである気もします。

意識の力、さらには東洋医学とかオステオパシーといった伝統療法はもしかしたら量子力学の観点からのほうが、理解されやすいのかもしれません。また現代医学がぶつかっている問題も、量子力学的な考えを導入することができれば解決可能な事も多い気もしますし、東西医学の距離も短くなってくるのでは、と思います。とはいえ、本当の意味で量子力学を理解するのはその道の物理学者でも難しいようなので、まだまだ先のことになるかもしれません。ただ、ここまで量子力学を学んでみて思ったのが、日本語、そして日本人こそこの量子力学の概念を最も理解しやすい民族であり文化を持っているのではないか、と思いますがこの件については10年後にまた再び書いていきたいと思います。

私がこれまで書き連ねてきたことは中学時代に因数分解と化学方程式と滑車の計算で理数系を挫折した人間の妄想であります。ですから全く出鱈目である可能性の方が高いと思われます。ですが、今まで自分の中で何故、確認するとしないとでは効果の顕れ方が違うのか、本治法と標治法と呼ばれるものの可能性と限界、そして経穴は効くものでなく、効かせるものという深谷先生の言葉がずっとわからないでおりました。その中でここ数年、どうにか上達をしたくて治療と関係ない仏教や物理学の本を分からないながら読み続けていくうちにふと浮かび上がってきた、自分なりの答えであります。もちろん理解が全く足りず、滅茶苦茶こじつけの可能性もありますので、是非ご批判、ご指摘は優しくしていただければ幸いであります。

こんなことを考えたからといって、別に治療の腕が上がったということはさらさらありませんが、これから私は自分の手技をQuantum Osteopathy、日本名は量子力学整体と名付け、その創始者になることにいたしました。

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by kaiondo102 | 2017-05-07 23:26 | 臨床雑記 | Trackback | Comments(0)