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日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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裏攻め

私の個人的な考え方でありますが、誇張法が非常に効果的なのは5gというよわーい圧を使うことで身体が無意識の抵抗が起こらず、それによって椎骨が動いたり、その周辺組織が緩むのでは、とずっと思っております。ということは肝心なのは無意識の抵抗を施術で患者さんの身体に起こさない、ということが種々の技法において重要になるのかもしれません。

痛みというのは筋肉や靭帯、筋膜といった軟部組織の緊張により起きている、と考えられます。ですから腰が痛い人に前屈や後屈などその緊張している筋肉を引き延ばす動きをすると痛みが出ます。また緊張部位を上からぐっと押さえると痛みを患者さんは感じます。もちろん自発痛がある場合もありますが、私が診る痛みを訴える患者さんの多くは安静時には自発痛を訴えません。腰痛であれば痛みが出るのは何かの動作をしている時であり、安静にしていると痛みを感じることはありません(もちろんその姿位によります)。ですが、身体はいくら安静にしていても必ず動きが存在します。その動きの一つは呼吸の動きです。

呼吸をすることによって身体は必ず動きます。息を吸えば身体が膨らみ、吐けば縮みます。ですが呼吸をすることで痛みを感じる事が少ないのは何故なのでしょうか(もちろん息をすると痛いという方もいらっしゃいます)?

その一つは呼吸というのはある意味無意識の運動であります。この無意識の動きには身体は反応しにくいのかもしれません。また身体は外側からの圧迫には過敏に反応しますが、呼吸のような身体の内側からの動きには警戒感が少なく抵抗をしにくい、とも考えられます。ということは内側から何らかの動きが与えられるような操作をすれば、緊張部位はあまり抵抗せずに緩んでくれるのではないでしょうか。

といっても身体の中に手を突っ込んで腰の筋肉を内側から押さえることは出来ません。ということで考えたのが、例えば背中や腰が痛い場合には、その反対側のお腹から軽い圧迫を与えてみたらどうだろう、ということでやってみました。

左の背中から腕の外側にかけての痛みを訴える50代男性。うつ伏せで左の胸椎4~6の2側を押えると「ぎゃっ」とベッドから飛び上がります。これぞ本物のジャンプサイン。いつも通り骨盤と背骨を整えるとジャンプサインは無くなります。ぐっと押さえてみても痛みを訴えません。

仰向けになっていただきます。左の肩甲骨から手をそこに差し込み押さえてみるとまだ痛みます。そこで胸骨に手を当て、その痛い所に向けて軽く反対側から圧迫をかけます。イメージとしては差し込んでいる手が当たっている筋肉の裏側で胸骨からの圧迫の圧が止まる感じです。しばらくその状態でいると背中の緊張が解けていきます。

起き上がっていただくと左の背中は来た時より随分楽になりました。ですがまだ痛みは残っていますので、凸凹をやるとさらに楽になって終わりました。

40代女性、ぎっくり腰。前屈も後屈もダメ。骨盤と背骨を施術、そうすると前屈は楽になりますが後屈は変化なし。仰向けで帯脈、肩甲骨頸椎、頭を操作起き上がってもらうと起き上がれません。左の仙腸関節の所が痛みます。そこで手を差し込んでPSISに指をひっかけ5g牽引、下腹部に手を当て仙骨を裏側から下方(ベッドの面の方)へ動くように圧迫。なんとなくフワッとしたら手を離し起き上がっていただくと、さっきより随分らくです。後屈も随分出来るようになりました。凸凹と腰椎の誇張法をやるとさらに楽になりました。

まだまだこの裏筋攻めは研究の余地がありますが、効果がありそうな感じがします。いかに身体の無意識の抵抗を起こさせず身体を緩めるか、色々な方法が考えられそうです。








by kaiondo102 | 2018-05-28 01:16 | 臨床雑記 | Comments(0)

交感神経の抑制

ここしばらく交感神経をどうやって効率的に抑制するか考えておりました。そんな時、頻脈を訴える50代の患者さんからヒントをいただきました。

この方とは十年弱のお付き合いになりますが、始めはアトピーで来院されました。アトピーは5~6年で落ち着きましたが、ご家庭でのストレスが物凄く、色々な体調不良に悩まされておりました。特にその中で今まで私がなかなか手に負えなかったのが頻脈です。何かあると脈拍が100を超え、しばらくその状態でとても苦しいそうです。ご本人曰く「心臓がバタバタする」とおっしゃいます。病院にも行きましたが、特に何か病気があるということではありませんでした。

そうなれば東洋医学の出番だろう、と思い色々やりましたが今一つでした。横隔膜、胸骨上、肋間、肩甲骨回り、天宗と心臓に関係するところは色々緩めてみましたが、どうも効果は芳しくありません。

先日も施術中に「心臓がバタバタし始めました」と急におっしゃられます。何をやっても今一つバタバタは止まりません。そこでその方が一言「心臓がバタバタする前に必ず喉がキューっとするんですよね」とのこと。確かにこの方はいつも喉が弱く、特に冬になると喉が痛くなります。

そこで一度唾を飲み込んでもらいました。すると飲み込みずらい感じがするとのこと。土踏まずにある然谷というツボをここ数年の喉の痛みに使っておりますので、とりあえずこの然谷を緩めることにしてみました。

正確な然谷の場所はよくわかりませんので、私は土踏まずを3か所に分け、一か所ずつ緩めます。一か所ずつ緩める度に唾を飲み込んでもらいますと少しずつ楽になります。それと同時に心臓の拍動も少しずつ落ち着いてくるそうです。3か所全部緩めると喉の飲み込みは楽になり、心臓も落ち着いてくれました。

松本先生の教科書には確か然谷は交感神経を抑制すると書いてあった気がします。バセドー病には必須の経穴とのことです。また腎経は吸気に関係します。呼吸筋の腹斜筋は腎経のツボで緩みますし、息が吸えない時は太谿を押さえると吸気が楽になります。深い呼吸が出来るようになる、ということは交感神経を抑制に繋がります。

他にも心臓の調子が今一つで胸が苦しい方に然谷を緩めましたが、呼吸が深くなり胸が開く感じがするそうです。

改めて自分の持っている技術を見つめなおす重要性と、やはり臨床は患者さんから学ぶものだということをこの然谷から実感させられました。


by kaiondo102 | 2018-05-14 19:24 | 経穴 | Comments(2)

帝王切開になりそう!

昨年の12月、久しぶりにお電話をいただいたのは2人目のご出産を控えている30代の女性の方からでした。何年か前に帝王切開後の不調で数か月いらしたことがある方でした。

お話を伺うと、来週の火曜日までに陣痛が来ないと帝王切開になる、前回の経験もあるので帝王切開にはなりたくないので、あと数日しかないけど何とかならないか?とのことでした。勿論絶対に上手くいくかどうかは分からませんが、やってみましょうということで施術を始めることにしました。

私はだいたいお腹を見れば赤ちゃんが男の子か女の子か分かるので、最初そのお腹の形をみて「あれ、男の子ですか!」と言ったところ、実は女の子とのこと。それもそのはず、あと6日後までに生まれなければならないのに、お腹の赤ちゃんが全然下がっておりません。そのせいでお腹が前に前にせり出して男の子のようなお腹をしていたみたいです。

ベッドに座っていただくと下腹部と太腿の間に拳一つ入るくらい開いています。この時期なら座った時点で下腹部が太腿にくっついていなければいけません。仰向けに寝ていただくと、お腹がものすごい変な形です。赤ちゃん全体が右に寄って、お腹の左側には誰もいない感じです。

骨盤と帯脈を調整、鼠径部を緩め、肩甲骨回りを緩めます。横になっていただいて腰方形筋と臀部を盲膏で緩めます。骨盤と背骨を横向きで調整します。副鼻腔炎で右の鼻からほっぺたか痛い、とおっしゃるので、横向きのまま頬のツボと鼻の横の圧痛を手三里でとります。

仰向けになっていただきます。するとさっきより左側に赤ちゃんが寄ってきました。骨盤隔膜を緩め、C2、C3の圧痛をとって、頭蓋骨がめっちゃ歪んでいるので、後頭部に私の手を当て頭の動きについていくと大分左右差が無くなりました。

またベッドに腰かけていただくと先ほどは下腹部と太腿の間が拳一つだったのが拳半分くらいになりました。患者さんも変化を感じてくださっているみたいでした。

確か木曜日の夜に来院したのが初回で、それから金曜日、土曜日と来院、最終期限の火曜日にも朝一で施術しました。副鼻腔炎は一回目の施術でほとんど良くなり、施術することにお腹はどんどん下がり、左右差も無くなってきましたが、どうしても左の下腹部が充実してくれません。陣痛のような張りも無いままでしたが、タイムリミットも来てしまったので火曜日の施術が最後になってしまいました。

どうだったのかな?と頭の片隅で気になっていたところ、4月の始めにまた施術をお願いしたいということでご連絡をいただきました。ご出産の時のお話を伺うと、最後の火曜日の施術の後、これはもう帝王切開だと諦め入院したら、お昼すぎくらいから急に陣痛が始まったそうです。しかし陣痛の間隔が狭くなってもお腹の赤ちゃんの頭が産道に上手く入らないそうです。確か6~7時間頑張っていたそうですが、どうしても赤ちゃんの頭が産道の左側に当たって、ちゃんと出てきませんのでタイムアップということで帝王切開になってしまったそうです。

1人目の出産の時は全然陣痛も来なかったので帝王切開になってしまったそうですが、今回はしっかり陣痛が来てくれたので最終的に帝王切開になってしまったけど、ご本人は満足とのことでした。そしてもっと妊娠中の早い時期から施術を受けていれば良かった、ともおっしゃっていただけました。

帝王切開にはなってしまいましたが、患者さんが今回の体験に満足されているので、私も良しとしましたが、産まれないので何とかして!という施術で初めての黒星となってしまいました。うーんちょっと残念。


by kaiondo102 | 2018-05-07 17:23 | 臨床雑記 | Comments(0)