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日々、治療雑感


均整法、長野式、オステオパシーを学び開業している一治療家の雑感
by kaiondo102
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嬉しかったこと

数か月前、あるアメリカのDOから直接のメールがありました。そのDOというのはアメリカでも高名なアンソニーチラというオステオパシー医科大学のとても偉い教授先生だそうです。その先生から、あなたがジョーダン先生にメールした内容を論文に載せてもよいか?という論文掲載の許可でありました。

昨年の11月、私はベルリンのオステオパシーコングレスに出張しました。その時に受けたワークショップの一つがジョーダン先生というロバートフルフォードのお弟子さんでもあり、そのメールの差し出し人でもあるチラ先生の学生でもあった、アメリカでは珍しい手技のみで治療しているDOです。ワークショップの中で現在のアメリカのオステオパシーでは教えていないRRR(Rectul Respiratoty Reflex)という話になりました。直訳しますと直腸-呼吸反射というものになります。ジョーダン先生の話によりますと、フルフォード先生はこの反射に非常に興味をもっていたそうですが、それが実際何であるかは解剖学的にも生理学的にも分からなかったそうです。そこで、私が東洋医学の大腸経と肺経の話を簡単にさせていただくと、非常に興味をもってくださり、後にもっと詳しい事をメールすることになりました。

東洋医学では直腸は大腸経に属し、呼吸器は肺経に属します。肺経と大腸経は表裏の関係にあり、肺は魄を司り、肛門は魄門と呼ばれているといます。松本先生はこのことから尾骨の歪みを非常に重視しておりますし、また野口整体には尾骨によって呼吸器の疾患を治す治療法があるそうです。そんなことをジョーダン先生にメールしましたところ、ちょうどチラ先生もご自身の病気をフルフォード先生に治療してもらった時に、フルフォード先生からこのRRRを知っているか?と聞かれてそれを知らなかったチラ先生はご自身でもずっと興味をもっていたそうなので、それを知っていたジョーダン先生は私のメールをチラ先生に送ったそうです。

そんなことをメールしてから数か月後、チラ先生から論文掲載の許可を求めるメールをいただき、数週間前ようやくその論文が完成したとのことで、早速送ってくださいました。文体は読みづらいのですが面白いです。チラ先生が病気になり、フルフォード先生に治療してもらったエピソードやフルフォード先生のそのまた先生であったコンリーDOという昔の先生の論文をひっぱりだし、私のメールの内容と対比させておられました。

聞くところによりますと、このアンソニーチラ先生というのは滅茶苦茶凄い先生であるようです。そんな先生の論文に私の名前とその内容がそっくりそのまま使われたのは非常に嬉しい事でありました。その内にもう一度論文を精査したら、発表されるとのことです。

個人的には悲しい事が多かった今年ではありますが、そんな中でとても嬉しくなった出来事でありました。






by kaiondo102 | 2018-09-27 23:10 | Comments(2)

ありがとう、クラシカル

私事ではありますが、2010年からやらせていただいていた日本クラシカルオステオパシー協会の通訳を正式に辞めることとなりました。

思い起こせば2010年の猛暑の板橋で初めてウィーク2の通訳を前会長と交代でさせていただいたのが初めての通訳でした。始まる前は膝がガクガクして滅茶苦茶緊張していたこと、昨日の事のように覚えております。ですが意外とその時の通訳が好評だったようで、その年の11月に初めてイギリスでのセミナー、また翌年は東日本大震災の後、余震でまだグラグラしている時にもイギリスへ行きました。

それから数々のイギリスのセミナーだけでなく、イスラエルやオランダ、アイルランドからドイツベルリンまで通訳として連れて行っていただきました。

国内でも尼崎や京都でクラシカルの通訳だけでなく、フォッサム先生というモダンオステオパシーの先生の通訳もさせていただきました。

いやあ、本当に楽しかったです。個性豊かで素晴らしい先生に囲まれ通訳の仕事をさせていただきました。イギリスの床がきしみシャワーがちょろちょろしか出ないホワイトホースホテル、セミナー会場近くのパブ、イスラエルの美しい風景と女性、オランダでの怪しい煙と裸に近いお姉さんが沢山いる街、アイルランドの落ち着いた街並み、などなど通訳の仕事の合間に触れる外国の香りは一生の思い出です。

セミナーが終わり、参加された皆さんとお腹がよじれるほど大笑いしながら飲んだビールも忘れられません。大人の修学旅行にぴったりの旅でした。

そんな素晴らしい先生に囲まれ、素晴らしい旅をしながらさらに有難かったのは海外のオステオパシーに触れる事が出来たことです。クラシカルを通訳をしながら学べたことは大変幸運なことでありましたし、イスラエルでは病院の中で実際マービンウォルドマン先生が、アイルランドのリトルジョンセンターではキャンベル先生がどのように治療するのか見学することも出来ました。ベルリンではクラシカルではなく、フォッサム先生やクチェラ先生、デバイン先生やジョーダン先生といった一流の先生のモダンなオステオパシーにも触れる機会もいただきました。

また何度も一緒に海外に行った会長を始めとする理事と古参メンバーの先生方のクラシカルに対する真剣な学びの姿勢、そしてクリスキャンベル先生の出会いから、クラシカルは素晴らしいと私自身が見直せたことも、私の治療家人生には大きくプラスしました。

ちょうど私の40代のほとんどをクラシカルの皆様とご一緒させていただけたこと、心より感謝しております。あっという間の8年でありました。

今年で私は50才になり、開業して20年目を迎えることになりました。そんな節目の年に通訳の仕事が終わりを迎えたのもとても不思議なご縁を感じてしまいます。

本当にありがとうございました!!!あ~楽しかった!!


by kaiondo102 | 2018-09-20 23:06 | セミナー 海外 通訳 | Comments(2)

根本治療で効果を出すために 8

私は今でも身体の根本を治療すれば、出ている症状は自ずから消えていく、という根本治療に憧れを持ち、何とかそれを体現したくもがいております。そういった点では、この根本治療であるクラシカルオステオパシーとの出会いは本当に幸運なことでありました。クラシカルを知ることで、これまで自分が学んできた均整、長野式、誇張法を一つに統合することが出来ました。クラシカルの理論から東洋医学の理論を生理学的に理解することも出来ました。またそのルーティンは身体を治す全ての要素が入っていることを理解したことによって、自身の治療に対する考え方も確固としたものになってきました。個々の技法も非常に効果的であり、日々の臨床で非常に良く使わせていただいております。また、海外講師の臨床力の低さとやる気の無さに通訳しながら少々がっかりしていたところ、キャンベル先生という超尊敬でき臨床力抜群の先生に出会うことも出来ました。もしクラシカルを知らなければ、自分の治療はどうなっていたのだろうか?とたまに思うこともあります。

しかしこのクラシカルオステオパシーはこれまで失伝、あるいは失伝の危機にある根本治療の幾つかの流派と同じく、日本では存続の危機に瀕している感じがします。

それはまず日本国内において、クラシカルを学ぼうとする治療家が激減していることです。私も東京でのクラシカルの基礎コースの開催のお手伝いを昨年末と今年の前半にさせていただきましたが、そのコースへの申し来みはゼロでありました。関西でも基礎コースの募集をしたそうですが、こちらも申込者はいなかったそうです。学びたい!と熱望する治療家のいない治療法に未来はありません。

またクラシカルの団体は私が通訳をさせていただいた団体の他に、もう一つありました。しかしそちらの団体はクラシカルは効果が無い、ということで見切りをつけ、現在は他の流派のオステオパシーを学んでいると聞きます。

ATスティルによってオステオパシーは1800年代の半ばアメリカの大地で産声を上げました。そのオステオパシーはイギリスからやってきた超天才、JMリトルジョンによってスティルの教えと技術に忠実な形でヨーロッパにもたらされました。リトルジョンは多くの患者を治療し、教育機関を立ち上げ、ワーナム先生を始めとする優秀なオステオパスを育て、今日ではヨーロッパで大きく花咲いたオステオパシーの礎を築き上げました。

そのクラシカルオステパシーは広大なユーラシア大陸を越え、この極東の島国の日本にやってきました。源流に近いクラシカルがこの日本で花咲くか?と思われましたが、一旦は咲き掛けたクラシカルのその花は今や、しおれ始めているように感じます。これまでクラシカルを多くの先生が学びましたが、その学びを続けている先生はどんどん減っています。十年以上クラシカルに賭けてきた先生方も今では違う学びをされていると聞きます。また学びたい先生もおりません。残念な気もしますが、それも仕方ないのかもしれません。レベルの高い日本の治療家にはすでにクラシカルオステオパシーは必要のないものだったのでしょう。

一つの治療法が生き残っていくのは難しいものです。それが根本治療的な物なら尚更です。改めてクラシカルの日本での盛衰を見るに、その事が強く実感されたこの8年間でした。





by kaiondo102 | 2018-09-13 23:10 | Comments(2)